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公認会計士が活躍できる転職先、選択できる転職先とは?

公認会計士が活躍できる転職先、選択できる転職先とは?

公認会計士の需要は大きく、資格の価値も高いため、転職市場においても大きな可能性を秘めています。転職先には、それまでの経験によってFAS、コンサルティングファームなどのいわゆるコンサル系、税理士法人やPEファンド、一般事業会社など幅広い選択ができます。転職市場の状況や転職先の選択肢、選び方などについて紹介していきます。

マイナビ会計士編集部

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現在の公認会計士の転職市場の状況は

公認会計士の転職先をご紹介する前に、まずは現在の公認会計士の転職市場の状況について見ていきましょう。

転職市場は基本的には売り手市場

コロナ禍で求人数が減少し、心配された公認会計士の転職市場。しかし、もともと財務のプロである公認会計士は需要が非常に高い職種で、コロナが収束しつつある現在の状況においては需要が高まっています。一方、資格を取得しているわけですから安定志向が強く、積極的に転職を求めている人はそこまで増加していないのが現状です。そのため、公認会計士の転職市場は売り手が強い市場になっています。

転職先によってハードルは異なる

公認会計士の転職市場は売り手市場ですが、一方で領域によっては採用のハードルは高くなっています。転職市場全体の流れかもしれませんが、採用できれば誰でも良いという状況ではなく、採用の条件については絞られているのです。そのため、すべての職種においてはハードルが下がっているのではなく、職種によってはハードルが上がっています。こうした中では、状況や職種を見極めながら活動すること、そして転職を見据えて必要なスキルを身につけておくことが重要です。

公認会計士の転職先は

それでは公認会計士について、代表的な転職先をご紹介します。

■監査法人(大手・中小)

公認会計士として一般的な転職先が監査法人です。監査法人は公認会計士のスキルをもっとも活かせる転職先で、中小監査法人から大手、いわゆるBig4の監査法人へ転職、あるいは逆のケースもあります。中小監査法人は若手も多く、新興市場を対象にしているケースもあく、勢いがある監査法人は少なくありません。一方、Big4の監査法人は大企業が監査先となっており、公認会計士の資格を取得した人であれば憧れの監査法人でもあるでしょう。それぞれメリットやデメリットは異なるので個々次第ですが、公認会計士の転職先として多く選ばれています。

■FAS(M&A関連)

M&A関連を取り扱う、FASも公認会計士の転職先の一つです。FASでは会計や内部統制などの監査経験を活かしやすい分野も多く、転職しやすい先でもあります。また、Big 4の監査法人はグループ内にFASを持っており、異動しやすいということも転職先に選びやすい理由です。監査法人から少し異なった経験もできるので、他の公認会計士に差をつけるため転職先として選ばれています。

■各種コンサルティングファーム

公認会計士の転職先として、各種コンサルティングファームがあります。中でも財務系のコンサルティングファームで公認会計士の経験を活かせますが、それ以外に戦略系のコンサルティングファームを選ぶ人もいます。コンサルティングファームで経験を積めば、その先のキャリアに選択肢の幅が広がるでしょう。

■税理士法人

税理士法人は、税務を経験したい公認会計士が選ぶ転職先です。公認会計士として監査法人で働いているのでは、税務の経験をすることがでません。そのため、将来的に独立を目指す人などにとっては、税理士法人が選択肢となってきます。ただし、税務が未経験の場合は年収が下がる可能性が高いので、あらかじめ留意が必要です。

■事業会社(経理)

公認会計士の転職市場で人気のある転職先が、事業会社の経理です。求人数も多く、未経験でも選択できる転職先でもあります。また、監査対応をすることは会社にとって大変な業務であるため、公認会計士は重宝されるでしょう。有価証券報告書の作成など、これまでの公認会計士の経験を活かすことができる上に、ワークライフバランスをとりやすいメリットもある転職先です。

■ベンチャーCFO

ベンチャー企業はCFOとして公認会計士を探しているケースが多く、若手の会計士を求めているケースが多いでしょう。なぜなら経営者自体も若く、同年代の公認会計士を求めるためです。また、IPOした経験があれば、さらにベンチャー企業のCFOとして求められる可能性が高まります。IPOは手続き的にも難しく、知識がある方が有利であることから、経験者が求められるケースは少なくありません。なお、ストックオプションをもらえること経営やファイナンスなども経験できることから、ベンチャー企業のCFOは魅力の多い転職先と言えます。

■事業会社(内部監査)

上場前の企業では、上場するために内部統制を構築する必要があります。上場前の企業にとってJ-SOXは馴染みの薄い業務であるため、J-SOXの経験などがある公認会計士が求められます。ただし、業務内容に詳しい生え抜き社員が内部監査に配属されていることも多く、求人数としては多くありません。経理などに転職した上で経験を積み、同じ会社の内部監査を希望するのも一つの方法となります。

■事業会社(経営企画)

経営企画も公認会計士の人気の転職先の一つですが、なかなか求人数が少ない先でもあります。経営企画ではM&Aの経験や予実管理、ファイナンスなどの経験が活きることになりますが、監査法人の経験だけだと難しいことも多いでしょう。そのため、コンサルなどの経験を挟むと転職しやすくなります。あるいは、経理などで事業会社に入り、会社の内情に詳しくなってから、経営企画に異動するというのも選択肢です。

■投資銀行

投資銀行では、主にはM&Aのアドバイザリーに従事することになります。FASではDDなどをメインにしますが、投資銀行ではファイナンシャルアドバイザリーとして、交渉や案件のコントロールなどを担うことになるでしょう。国内案件でも、案件の最終段階に近づけばクライアント同士のやり取りが深夜にも及ぶことも多く、激務になりやすい業務となっています。そのため、バイタリティも必要です。20代で転職しないと厳しい転職先ではありますが、年収が高いというメリットもあります

■PEファンド

PEファンドは公認会計士のスキルの一部を活かせる職種で、転職先としても選ばれています。PEファンドでは、対象企業を買収して成長させた後、売却あるいは上場させるなどして利益を得ることを目的としています。会計知識を活かすことができますが、経営全般の視点も必要で、会社をどう成長させていくかなど考えることが多々あるでしょう。監査法人よりも幅広く経営に関する知識なども得られるため、やりがいを感じやすい転職先です。

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公認会計士の転職先の選び方は

転職を考えた際、転職先の選び方は人それぞれです。以下で代表的な選び方をご紹介しますので、参考にしながらご自身に合った方法を考えてみてください。

年収で選ぶ

まずは、求人情報を見て年収で選ぶという方法があります。選び方もわかりやすく、生涯年収も含めて高くできるという点がメリットです。一方、希少価値がなければ、それだけ高い年収とはなりません。希少価値については、例えば英語力やM&Aの知識など、他の公認会計士と差別化ができるかというところがポイントとなります。また、年収が高い仕事では激務であったり、職場環境が厳しかったりすることもある点に留意しておきましょう。年収は重要な要素ではあるものの、その他の条件などを見て転職先を選んでください。

やりたいことで選ぶ

転職を選ぶ際にはやりたいことで選ぶということも重要な要素となります。
働き続けていくにはその仕事がやりたいことかということは重要な要素となっており、自分のやりたいことを考え、転職先を選ぶことは重要です。そうすることで、中途半端な気持ちで働くことがなく、長期間働くことができます。

将来のキャリアプランに合わせて選ぶ

将来のキャリアプランを考えて転職先を選ぶこともできます。例えば独立するのであれば、税務の知識を得るために税理士法人へ転職するなど、先を見据えて転職先を選ぶことができるでしょう。将来のキャリアに向けて、自分が必要な経験を得るために転職先を選び、そこでスキルを得た上で、さらなるステップアップするというのも一つです。ステップアップに転職先を使うことは、よくないと思うかもしれません。しかし、たとえ最初はステップアップのためでも、自分がその環境に合えば、そこで継続して働けばいいのです。

専門性を求めて選ぶ

将来のキャリアプランと近いですが、専門性を求めて転職先を選ぶのも一つの方法です。例えば経営企画に行きたい場合、M&Aの専門知識を得るためにFASに行くなどというケースが考えられます。つまり、専門的なスキルを身につけるために転職先を選ぶという方法です。他の公認会計士との差別化という意味でも、独自の専門性を磨くことは将来的に役立つでしょう。

働きやすさなど環境で選ぶ

やりたいこと、あるいは専門性など、仕事の中身を求めて転職先を選ぶのもいいでしょう。しかし、働きやすさを求めるということも、転職先を選ぶ上では重要です。例えば、事業会社などは働き方改革が進んでおり、働きやすい会社も少なくありません。自分で何を重視するのかが重要ですので、優先度をつけて転職先を選んでいくのがよいでしょう。

まとめ

公認会計士の転職先についてご紹介しました。すべての公認会計士が同じではなく、それぞれやりたいこと、求める年収、環境など求めるものは異なります。また、将来に何を見据えているかによっても異なるため、それぞれの選択肢のメリットやデメリット、その先に何ができるのかなどを考えて転職先を選ぶことが重要です。自分で優先すべきものを決めて、適した転職先を決めていきましょう。

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