マイナビ会計士

【イベント告知】第1回若手会計人サミット開催!
2018/11/29
イベント
【イベント告知】第1回若手会計人サミット開催!

2018年9月4日火曜日に予定されていた第1回若手会計人サミットであったが、台風により延期。日程をあらため、2019年1月22日に開催される運びだ。

ゼロから事務所を立ち上げ中堅規模まで成長させた、前川研吾氏(汐留パートナーズ代表、公認会計士、税理士)、渋佐寿彦氏(虎ノ門会計グループ代表、公認会計士、税理士)、福留正明氏(税理士法人チェスター代表、公認会計士、税理士)、荒巻善宏氏(税理士法人チェスター代表、公認会計士、税理士)の4名が発起人となり、このサミットを企画。業界活性化のために自らの体験を語るという。

監査法人を卒業し、事務所を立ち上げ、100名を超えるスタッフを抱えるに至った道のりや、会計業界のこれからについて、現場の最前線にいる彼らの本音のトークが展開されることだろう。発起人4名は、全員が1981年生まれ。これからの会計業界を牽引する世代だ。参加費無料という点からも、彼らの強い決意を感じる。そこで、今回は発起人の1人である福留正明氏(税理士法人チェスター代表、公認会計士、税理士)にこれからの会計業界に対しての見解を聞かせてもらった。

〜AIで仕事がなくなるなんて嘘!むしろ、これからが熱い会計業界〜

 
【イベント告知】第1回若手会計人サミット開催!

編集部:会計といえば「10年後になくなる仕事」としてリストに上がることで、昨今、大きな話題になっています。その上、税理士試験や公認会計士試験の受験生も年々減少しているようです。会計業界の将来にとって、暗いニュースばかりですが、ホントに会計業界の将来は暗いのでしょうか!?

福留:私はそうは思いません!なぜなら、会計業界が社会的で果たしている役割は非常に重要かつ大きなものだからです。
表面的に見れば、会計業務は
「単に、企業の決算が間違ってないかチェックしてるだけ」
「単に、税金の計算をしているだけ」
と言えるかもしれません。

でも、この役割を担う人間がいなくなれば、今日の経済社会は確実に成り立ちません。そして、チェックをしているだけ、計算をしているだけ、とは言っても、実際には、そのために沢山の判断をしており、その判断のためには知識や経験の蓄積が必要になります。単純にAIに仕事をとって変わられるというものではないのです。

ただ、ここで誤解のないように申し上げると、「会計に関する仕事はなくならない」とは思いますが、「激減」することは避けられないと思っています。なぜなら、会計業界の仕事の中には、人間がやらなくても良い仕事もいっぱいあるからです。

監査で言えば、会社からもらったデータを転記・集計する作業。税務会計で言えば、いわゆる記帳代行業務。こうした、複雑な判断が絡まない仕事が占める割合は時間的な視点ではかなりのボリュームになると思います。これらは、何らかのシステムに頼った方が、人間が作業するよりも短時間かつミスも少なくなるでしょう。事実、監査においてもシステム監査、税務会計においてもシステムによる自動仕訳など、まだまだAIとは呼べるものではないですが、システムによって人間がすべき仕事は徐々に減ってきています。

こうした仕事は10年後と言わず、もっと近い将来に激減することでしょう。それは誰もが容易に想像できることだと思います。

編集部:それでも、なお「会計業界は、これからが熱い」とおっしゃるのは何故ですか?

福留:それは、一言で言うと「現時点の会計業界の全体的なレベルが低すぎる」からです。

これから会計業界には、こんなことが起こるでしょう。

いわゆる単純作業の業務はシステムにより実施されるようになりますが、判断が必要な高度な業務は確実に残ります。そうなれば、高度な業務を行う優秀な会計人は、新しい革新的な技術を使いこなすことで、より効率的に業務をこなすことができるようになります。つまり、仕事のできる人間のところに、より多くの仕事が集まるようになります。

一方で、単純作業をメイン業務にするような会計人の仕事は激減する。いわば、2極化が進みます。これは、当然、年収に直結するでしょう。高度な業務ができる人間の年収は今よりもどんどん上がり、高度な業務ができない人間は年収が下がるかもしくは仕事がなくなっていくというわけです。

そう考えると、まだまだたくさんのチャンスがある業界であると言えるわけです。

編集部:いやいや、その世界についていけない会計人にとっては、「そんな状況にもかかわらず、何が熱いんだ!?」と思われる方もいらっしゃるように思いますが。

福留:これは、資格で守られている会計業界に限らず、社会一般で起こってくる現象です。そういった意味では、資格で守られている会計業界は、社会一般に比べてまだ緩やかにこの現象が進んでいくことが想定されます。

お叱りをいただくことを覚悟で正直に申し上げますと、今の会計業界の中には資格をとってから「努力をしない」「仕事のできない人間」があまりにも多いと感じています。裏を返せば「よし、仕事を頑張るぞ!」という情熱を持った人にとっては、チャンスだらけの世界だということです。なにせ、周りに「頑張ってない人」が多いのですから。

そう考えると、やっぱりこれからがなお一層熱い業界だと思いませんか?

そして、こういう環境の中で、あらためて、
「いやいや、俺だって私だって頑張ってるぞ」
と気合を入れている方は多いと思います。

ただ、実際に仕事の能力を磨こうと思っても、闇雲に仕事をしたり勉強したりするだけでは足りないこともあります。試験勉強の際、闇雲に計算問題演習ばかりに取り組んでも実力がつかないのと同じです。勉強の仕方があるのと同じように、ビジンスにおいても、自己鍛錬の仕方があります。気合を入れて頑張りたいのに、その頑張り方に悩んでいる人たちに、ぜひ、お伝えしたい。

もし、お勤めの会計事務所や監査法人で限界を感じているとしたら、少し外の世界に触れてみませんか?そして「これからの会計業界を俺が、私が盛り上げてやる」というような気概をもって、わたしたちといっしょに「なにか」やってみませんか!?

そういう切磋琢磨の中で、AIに負けない会計人としての高度な力をつけられるものだと、私は信じています。

<編集後記>

会計人を牽引するリーダー的存在として熱い言葉を語ってくれた福留氏。彼も登壇する『第1回若手会計人サミット』後半のトークショーは、彼らの少し先輩にあたる公認会計士の平林亮子氏をファシリテーターに迎えて行われ、普段は聞くことができない話も飛び出すものと期待される。

その後の、懇親会(要会費)では、彼らと直接話をすることもできる。 会計士や税理士の受験生も参加可能だ。会計人としての将来を考えるきっかけに、会場に足を運んでみてはどうだろうか。

           
簡単3分で完了無料転職サポートに登録する