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~「CPA TALKs 2018」 イベントレポート~ 第2回 変化する経済社会において、 会計士はどのような可能性を秘めているのか!?

~「CPA TALKs 2018」 イベントレポート~ 第2回 変化する経済社会において、 会計士はどのような可能性を秘めているのか!?

「CPA TALKs 2018」 イベントレポートの第2回目は、後半のパネルディスカッションの模様をご紹介します。「新しい分野に挑戦する時、不安はなかったか?」「会計士の専門性を活かせているか?」など、参加者から寄せられた質問にパネリストが回答。ディスカッション中も参加者からの質問がリアルタイムで届くなど、終始、活気に満ちたイベントとなりました。

マイナビ会計士編集部

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テーマ①:リスクを取ってでも大きな挑戦をするか。低いリスクで穏便に生きていくか。

テーマ①:リスクを取ってでも大きな挑戦をするか。低いリスクで穏便に生きていくか。

最初の質問は「未来への不安とリスク」。「新しいことへの挑戦は常にリスクを伴うが、リスクを考えなかったのか。不安はなかったのか」という若手ならではの不安に対して、パネリストの皆さんは「リスクについては気にしなかった」と即答しました。

緒方さん:穏便にリスクのない人生を送るなんてもったいない。若い価値のある時期に、大きなチャレンジをした方が良いと思います。

太田さん:一歩踏み出せば、良いことも悪いことも起こります。それが大きな目標になると、ボラリティリティが高くなってきます。楽しければリスクなんて気にならないし、大きなリターンが返ってくると思いますよ。

宇賀さん:不安やリスクは一切考えなかったですね。海外放浪時代、テントを持って自転車で世界一周したのですが、使ったお金はわずか25万円。あの時の経験が自分を強くしてくれたし、「何があっても生きていける」という自信が生まれましたね。

続いて、「新たな一歩をスタートする時期やタイミングをどう決めるのか?」という話題になり、宇賀さんと青島さんがご自身の経験から意見を語りました。

宇賀さん:やりたいと思った時がタイミングだと思います。私は大学でアメフトをしたくて、合格発表の日に入部希望をしたくらい。海外に行きたいと思ったら日本を飛び立ったし、監査法人に入社したのは31歳と遅めでしたが、これが私のタイミングだったのだと思います。監査チームの先輩全員が年下でしたが、自分だからできることがあると思っていたので、年齢はまったく気になりませんでしたね。

青島さん:監査法人時代、若くして独立した同期もいますが、私自身は7年勤務し、“自分でやりきった”と感じてからの独立でした。人生にはさまざまな選択肢がありますが、その都度、ベストな“解”を選ぶのは難しいと思います。「これがベター」だと選択し続けた結果、ベストにつながるのではないでしょうか。

今の職場・環境で何を達成したいのかを自ら設定することが、次のキャリアを考えるヒントとなり、さらには新たな一歩を踏み出すタイミングを見極める決め手になることが、パネリストの皆様のお話から感じられました。

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テーマ②:監査以外の道を選んだ時、監査経験をどこまで活かせるのか。

パネルディスカッションのテーマは「会計士のスキル」にも及び、「監査以外の業務をする時、会計士の力はどう活かせるのか」という質問に2名のパネリストが答えました。

緒方さん:監査法人時代の経験で生きているのは、チームで動く力が身についたこと。そして、さまざまな事業会社のあるべき姿を見られたことでしょうか。

宇賀さん:緒方さんに同感です。自ら手を挙げて、やりたいと望む企業の監査をさせてもらいましたし、さまざまな企業を見られたのはとても良い経験でした。監査法人を離れてみて感じるのは、数字を理解できるのは大きな強みとなること。決算書を見れば費用の構造がすぐに把握できる。海外機関投資家の質問にもパッと答えられるくらいです。

太田さん:大手監査法人は監査のプロセスが体系化されているので、後に海外で会社を立ち上げた時に参考になりました。経営者は日々、意思決定を繰り返しながら最終決断を下していくので、経営者の気持ちが理解できると、監査担当の会計士はクライアントとより良いコミュニケーションが取れると思いますよ。

青島さんはパネリストの中で、唯一、公認会計士の資格を活かした業務を担っています。Cenxus Groupを運営する立場から発言してくれました。

青島さん:会計監査で税務を見る機会もありますが、監査法人時代にベースとなる知識と経験を築いていれば十分に対応可能です。あとは「勇気」をもって案件に取り組めば、クライアントの要求にはほぼ応えられると思います。

テーマ③:先行きが不透明な時代、専門家としてどのようなバリューを持つべきか。

その後、「海外滞在中に得られたものは?」「今後、ビジネス的に伸びる国は?」「休みは十分に取れている?」など、質問の内容は広範囲にわたり、それぞれが経験を踏まえて回答。

後半では、「会計士のバリュー」に関する話題が上りました。AIの台頭を始め、技術革新により時代がすさまじく変化を遂げていく中で、会計の専門家としてどのようなバリューを持つべきか。それぞれの考えを披露してくれました。

緒方さん:社会の流れを見極め、会計士としてどう生き残っていくのか。その判断と選択は、人によって異なるでしょう。個人的には、どんな状況であっても、楽しく生きることが大事だと思います。

太田さん:AIを活用していくのは人間であり、どう使うか判断を下すのも人間です。AIを使う側の人間になることが、専門家としての価値となるのではないでしょうか。

宇賀さんと青島さんは、「監査法人に勤務する会計士のバリュー」に対して、厳しい意見を述べました。

宇賀さん:将来的には、監査の多くの業務がAIで自動化されると思います。会計士の業務で残るのは、評価の部分。事業を評価できるスキルがなければ、監査法人にいても生き残れないこともあり得ます。

青島さん:AIで代替可能な業務だけに従事していたら、会計士のバリューは瞬く間に下がってしまうでしょう。自分の価値を見極め、自分だからできることを常に模索し、提供していく姿勢が大切です。

若き会計士一人ひとりの挑戦が、会計士の可能性を切り拓く。

若き会計士一人ひとりの挑戦が、会計士の可能性を切り拓く。

最後に、パネリスト4名から若手会計士の皆さんにメッセージが送られました。

青島さん:今日、たまたま皆さんの隣に座っていた会計士と近い将来、仕事の場で出会う日が来るかもしれません。会計士の絆は、これから皆さんがキャリアを築く上で必ず助けてなることでしょう。ぜひ若き会計士の皆さんも、出会いを大切にしてください。

緒方さん:誰かに勝ちたいとか、こんな風に見られたくないとか、そういう周りばかりを意識した価値観をまずは捨ててほしいですね。自分が本当に幸せだと思うこと以外の“要素”を減らしていくと、意外と自由に生きることができますよ。

太田さん:繰り返しになりますが、一歩でもいいので小さなアクションを起こして欲しい。やっていくうちに好きになり、得意になり、誰かが助けてくれるようになりますよ。

宇賀さん:会計士が事業マインドを持って活躍の範囲を広げていけば、日本はもっと強い経済になるはず。日本の未来を背負っていく若い皆さんに期待しています。

パネルディスカッション終了後、今回のイベントを企画・運営した日本会計士協会東京会青年部 部長の泉貫太郎さんからあいさつがありました。泉さんは冒頭で参加者全員に向けて「会計士の可能性とは何でしょうか」と問いかけた上で、泉さんの同期がそれぞれやりたいことを見つけ、夢を叶えている事実について話しました。「会計士は資格であり、その前に皆さんは一人の人間です。まずは「自分は何がしたいのか」と問いかけ、その上で「会計士の専門性を社会にどう生かしていけるか」を考えてみてください。皆さんが目標となる“何か”を見つけた時、きっと、会計士の資格が皆さんの目標を応援してくれることでしょう――泉さんの言葉を、多くの参加者が真剣な表情で受け止めていました。

今回のイベントでは、4名の公認会計士がそれぞれのキャリアを紹介し、未来に向けた思いを語ってくれました。日本会計士協会東京会青年部は、「イベントに参加した方々が何か一つでも参考になることを学び取り、今後のキャリアに活かしてもらえたら」と願っています。若き会計士の皆さん一人ひとりの挑戦がきっと、会計士の可能性そのものを広げていくことでしょう。

泉貫太郎さん 日本公認会計士協会東京会 青年部部長

パネルディスカッション終了後、今回のイベントを企画・運営した日本会計士協会東京会青年部 部長の泉貫太郎さんからあいさつがありました。泉さんは冒頭で参加者全員に向けて「会計士の可能性とは何でしょうか」と問いかけた上で、泉さんの同期がそれぞれやりたいことを見つけ、夢を叶えている事実について話しました。「会計士は資格であり、その前に皆さんは一人の人間です。まずは「自分は何がしたいのか」と問いかけ、その上で「会計士の専門性を社会にどう生かしていけるか」を考えてみてください。皆さんが目標となる“何か”を見つけた時、きっと、会計士の資格が皆さんの目標を応援してくれることでしょう――泉さんの言葉を、多くの参加者が真剣な表情で受け止めていました。

今回のイベントでは、4名の公認会計士がそれぞれのキャリアを紹介し、未来に向けた思いを語ってくれました。日本会計士協会東京会青年部は、「イベントに参加した方々が何か一つでも参考になることを学び取り、今後のキャリアに活かしてもらえたら」と願っています。若き会計士の皆さん一人ひとりの挑戦がきっと、会計士の可能性そのものを広げていくことでしょう。

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