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公認会計士は独立すると後悔する?3つの失敗理由と対策

公認会計士は独立すると後悔する?3つの失敗理由と対策

公認会計士として独立することは、多くの方にとって大きなチャレンジです。しかし、独立することによって失敗や後悔を経験する可能性もあるのは事実です。では、公認会計士が失敗や後悔をする場合、どのようなケースが考えられるでしょうか。

まず、公認会計士として独立すると、競争が激しくライバルも多くなります。これまでの安定した職場環境から一転し、自らの能力や人脈の活用などの努力によって仕事を獲得しなければなりません。また、会計・税務などの業務で発生したミスに対する個人の責任も大きくなります。このような状況下で、思ったような成果を上げられずに失敗や後悔を感じることもあるでしょう。

しかし、公認会計士の独立には、魅力的なメリットもあります。たとえば、努力次第で年収を上限なく高めることができるだけでなく、自分のライフスタイルに合わせた自由な働き方も可能です。また、公認会計士としての信頼性や専門知識は、独立後も健在です。そのため、独立することで自分のビジョンを追求し、自己成長の機会を得ることもできます。
つまり、公認会計士の独立は、失敗や後悔のリスクもありますが、それ以上にチャンスや成長の可能性も秘めているものだということです。

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公認会計士は独立したほうが楽?

公認会計士にとって「独立したほうが楽か」という問いには、明確な答えはありません。なぜなら、個人によって選択肢や答えが異なるからです。
たとえば、会計士事務所や監査法人などで働く場合、給与や待遇は高く、安定した収入を得られるという利点があります。また、勤続年数によっては、スタッフからスタッフ・シニア、そしてマネージャーといったキャリアアップも可能です。しかし、会計士事務所や監査法人などに「雇われている」という性質上、長時間労働や上司との人間関係の問題、自分のやりたい仕事ができないといった課題も生じることがあります。

一方、独立すれば自分の知識や技術を活かして仕事を獲得し、その対価として報酬を得ることができます。また、一度フリーランスとして独立してからまた転職活動をはじめる選択肢もあり、時間や心の余裕も生まれるでしょう。しかし、公認会計士として独立後、収入が途絶える可能性や、自らが背負う責任に不安を感じる方などは、独立で発生するリスクを考慮した上での決断を迫られます。

このように、公認会計士の働き方は、「雇われている状態」と「独立」のどちらも決して楽なことばかりではありません。つまり、どちらの働き方を選んでも苦労はありますが、その分のやりがいと報酬も大きいということです。

会計士として独立して失敗・後悔する3つの理由

では、公認会計士として独立した際に失敗や後悔を経験する理由は、何が挙げられるのでしょうか。ここからは、公認会計士として独立する際に、よくある失敗や後悔の理由を下記の3つに分けて紹介します。

  • ライバルが多い
  • 人脈勝負
  • より責任が重くなる

ライバルが多い

まず、公認会計士が独立する際には、多くの人が競合となるライバルの存在に悩み、後悔することがあります。特に、個人で独立する場合は、一般的なコンサルティングや会計税務サービスを提供することが一般的です。しかし、これらの分野は参入しやすく競争も激しいため、多くのライバルが存在します。また、これまで勤めていた会計事務所と同じ分野に参入する場合も、独立した時点でライバルとなるでしょう

そのため、公認会計士として独立した後、ライバルに負けないように個人の税務申告なども担当して幅広い仕事を得る必要があります。また、提供する会計や税務などのサービスを広く知ってもらうためには、広告やホームページなどの宣伝活動や営業も必要です。

しかし、広告を出すだけでは仕事が入ってくるとは限らず、宣伝活動や営業にも費用がかかります。また、ノウハウのない状態で広告を出すと、ライバルとなる強い個人などに遅れをとることもあります。このように、公認会計士として独立する場合、ライバルが多いことによる多くの課題と競争に直面する可能性が高くなります。

人脈勝負

次に、公認会計士が独立する際、人脈が仕事を得るために必要となり、うまく成功しない場合も挙げられます。なぜなら、独立後も人脈があれば、すぐにクライアントから仕事を受けることができる可能性があるためです。
たとえば、人脈をうまく活用できる場合、下記の方法で仕事を受けられます。

  • 辞めた会計事務所・監査法人から外部人材として仕事を受ける
  • 先輩・知人が保有する仕事のアルバイトを受ける
  • 顧客から紹介してもらう

しかし、人脈がない状態で独立すると、自ら営業やマーケティングを行い、クライアントを獲得しなければなりません。また、人脈を広げるためには、セミナーや交流会に参加することも考えられますが、費用と時間がかかります。加えて、独立する際には、会計事務所などに所属していないため、自分の実力や名前の価値を示すこともできません。そのため、新しい人との関係を築く際には、信頼関係を構築するまでに時間と労力が必要です。

このように、公認会計士として独立する際には、人脈があると仕事を獲得しやすく、生活も安定しやすい「人脈勝負」になりやすい状態です。その結果、独立した後に、人脈を築いておくことが重要であるということに気づき、失敗や後悔をするケースがあります。

より責任が重くなる

最後に、公認会計士として独立すると、組織ではなく自分一人の仕事となり、より責任が重くなることも1つの理由です。また、独立すると、自分で税金や保険などの手続きや支払いを行わなければなりません。
たとえば、会計や税務などの業務は、1つのミスで大きな被害をもたらす性質を持つものです。そのため、ミスによって背負う責任も重くなり、プレッシャーも高まることになります。

もちろん、個人の性格や精神力によって、そのプレッシャーに耐えられるかどうかは異なりますが、パフォーマンスが低下したりミスをしたりすることもあるでしょう。ミスの結果として、自分自身やクライアントに損害が生じる可能性もあります。
このように、公認会計士として独立すると、仕事の質やスピードに対する責任がより重くなり、煩雑な手続きにも追われることで、失敗・後悔したと感じることがあります。

失敗から中途採用という選択肢もある

ここまで読んだ方の中には、失敗や後悔をしたくないという理由から、独立に二の足を踏む方もいるはずです。しかし、公認会計士は需要の高い資格であり、独立できるほどすでに経験も豊富なため、失敗しても次に活かすことができます。そのため、失敗や後悔を経験した際には「中途採用」を狙うことも考えてみましょう。

確かに、中途採用で入った会計事務所や監査法人で満足できるかどうかは別の問題ですが、少なくとも無職になることは避けられます。むしろ、自分の強みや知識・技術を活かして新たなキャリアプランを考えることができれば、新しいスタートを切るチャンスにもなるでしょう。失敗しても大変なことには変わりありませんが、働ける道は確保されているため、まずは就職活動をはじめることが大切です。

マイナビ会計士では、独立後に中途採用を目指したキャリアプランのご提案にも対応しています。まずは、お気軽にキャリアアドバイザーまでお問い合わせください。

公認会計士が独立したときの年収

ここまで、公認会計士として独立することは、競争が激しく人脈も重要であり、責任も大きくなるため、楽なことではないことをお伝えしました。しかし、独立にはデメリットだけでなく、自分が望む働き方を実現できるメリットもあります。特に、公認会計士が独立すると年収は個人の能力や努力次第で大きく変わります。

たとえば、公認会計士が独立して成功した場合の平均年収は、一般的に1,000万円ほどです。この水準は、キャリアを積んで転職に成功した場合と同程度です。また、事業が大きく成功した場合には、年収が3,000万円ほどになることもあります。
このように、公認会計士として独立すると、会計事務所や監査法人で働く場合と比べて年収に上限はありません。自らの専門性や価値を高め、多くのクライアントから信頼されるようになれば、年収も上がる可能性があります。

1年目は年収が下がるケースが多い

ただし、公認会計士が独立してすぐは、実績がなく専門性をアピールできないため、最初の1年目は年収が減ることが多いです。また、会計事務所や監査法人などで働いていたときよりも収入が下がり、400万円以下になることもあります。
しかし、信頼関係を築いて顧客を増やし、高品質なサービスを提供することで徐々に収入は増えていきます。独立した会計士にとって、最初の1年は厳しいかもしれませんが、自由な働き方や自己のブランドを築く機会も得られるため、将来的には充実したキャリアを築くことができるでしょう。

独立で後悔する前に対策を

公認会計士の独立には、失敗や後悔をしてしまうケースがある一方で、それを補うほどのメリットがあります。そのため、公認会計士が独立する際には、失敗や後悔の可能性もあることを念頭に置いて、事前に準備をすることが大切です。特に、独立を考えている方は、転職のキャリアプランも考えておくこともおすすめします。

転職は、独立しない場合でも役に立ち、失敗した場合の保険にもなります。また、転職を通じて自分の市場価値を知ることができ、ほかの企業や業界の動向やニーズを理解することもできるでしょう。加えて、転職によって得た人脈やノウハウは、独立後に活かすことも可能です。
ただし、独立に失敗しないためには、自分の強みや得意分野を明確にすることが重要です。そのため、公認会計士としての専門性だけでなく、顧客にどのような価値を提供できるのか、ビジョンやミッションには何が挙げられるのかを考えましょう。

マイナビ会計士では、業界に特化したキャリアアドバイザーが、あなたの得意な分野や強みを見つけるお手伝いをします。また、最適なキャリアプランを提案し、条件に合った転職先をご紹介いたします。まずは、お気軽にお問い合わせください。

独立した会計士の後悔が気になる人向けFAQ

最後に、独立した会計士の後悔が気になる方に向けて、よくある質問と回答を紹介します。

  • 監査法人を辞めたいと感じたら?
  • 公認会計士は独立しやすいですか?
  • 会計士として独立すると年収はどのくらいになりますか?
  • 公認会計士の年収はbig4でいくらですか?
  • 公認会計士は何年で独立しますか?

監査法人を辞めたいと感じたら?

監査法人を辞めたいと感じたら、後悔する前に次の5つの事前準備を行うことをおすすめします。

  1. 自分の経験やスキルを整理する
  2. 自分のキャリアプランを明確にする
  3. 転職のタイミングを冷静に考える
  4. 英語力を証明できる資格(例:TOEIC)を取得する
  5. 転職エージェントに相談する

事前準備を行うことで、監査法人を辞める際の後悔を最小限に抑えることができます。自分のキャリアを見つめ直し、次に進むための準備をしっかりと行いましょう。事前準備について詳しくは、下記ページをご覧ください。

公認会計士は独立しやすいですか?

公認会計士は、ほかの業種・職種に比べて独立しやすいとされています。しかし、そのためには下記に挙げた2つの準備が必要です。

  • 自分の目指すスタイルが学べる事務所での経験を積んでおく
  • クライアントや事務所の先輩・後輩などの人脈を作る

公認会計士として独立するためには、専門知識を磨いたり、経験を積んだりする必要があります。そのためには、自分の目指すスタイルに合った事務所で働くことが大切です。また、幅広い人脈を持つことで、独立後の仕事の幅も広がります。詳しくは、下記ページをご覧ください。

会計士として独立すると年収はどのくらいになりますか?

会計士として独立すると、年収は個人によって大きく異なることがあります。年収は、クライアントの数や契約内容、提供するサービスや価格設定によって変動します。
一般的に、独立した公認会計士の年収は、以前会計事務所や監査法人で働いていた場合よりも低くなる可能性が高いです。また、独立したばかりの場合は、実績がなく専門性をアピールできないため、400万円以下の年収になることもあります。

公認会計士の年収はbig4でいくらですか?

公認会計士の年収は、勤務先や経験年数、役職などによって異なります。しかし、一般的には、監査法人の中でもbig4と呼ばれる4つの法人(PwCあらた、トーマツ、EY新日本、あずさ)で働く公認会計士の年収が高いと言われています。
以下の表は、マイナビ会計士の転職サービスに登録している現役会計士の情報から、平均年収と平均年齢を示したものです。

順位 法人名 平均年収 平均年齢
1位 PwCあらた有限責任監査法人 810万円 32歳
2位 有限責任監査法人トーマツ 806万円 35歳
3位 EY新日本有限責任監査法人 770万円 34歳
4位 有限責任あずさ監査法人 763万円 33歳

この表を見ると、big4で働く公認会計士の平均年収は約800万円前後であり、平均年齢は30代前半であることがわかります。ただし、これらの数字は平均値であり、実際には個々の状況によって異なる場合もあるため、参考程度に考えてください。監査法人勤務の会計士の年収について詳しくは、下記ページもご覧ください。

公認会計士は何年で独立しますか?

公認会計士になってからは、5年から10年程度で独立する人が多いです。独立までの期間は、公認会計士として必要な経験や知識を積み、クライアントや人脈を作るための時間です。
自らの強みや市場ニーズを分析し、事業計画や資金調達などをしっかり考えておきましょう。また、独立した後も自分で営業やマーケティングを行い、クライアントを獲得しなければなりません。そのため、独立する前に自分の目標や能力を見極めることが大切です。

まとめ

公認会計士として独立することは、ライバルが多いことで競争も激しく、ミスに対する個人の責任も大きくなるため、決して楽なことではありません。しかし、自らの強みや知識・技術を活かして新たなキャリアプランを考えることができれば、新しいスタートを切るチャンスにもなります。

公認会計士として独立に興味を持っている方は、事前準備や転職のキャリアプランを考えてみることをおすすめします。また、自分の強みや得意分野を見つけるためには、キャリアアドバイザーに相談することも選択肢の1つです。この記事を参考にして自分のキャリアを見つめ直し、次に進むための準備をしっかりと行いましょう。

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