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監査法人で出世できる会計士って、どんなタイプ?
2018/07/20
転職活動
監査法人で出世できる会計士って、どんなタイプ?

誰もが気にしないそぶりをしながらも、実はとても気になっているのが「出世」について、ではないでしょうか?

自分は出世できるのか? はたまたライバルのほうが早く出世していくのか? 声には出さないものの、勤め人でまったく気にしていない人のほうが少ないものだと思います。

そこで今回は「監査法人で出世できる会計士のタイプ」について考察してみます。

一般的な出世コース

大手監査法人における一般的な出世コースを考えると、スタッフ、シニアスタッフ、マネージャー、シニアマネージャー、パートナー、シニアパートナーというコースがあります。

それぞれの役職における年数は人それぞれですが、順当にいけば、だいたい3~5年程度で次のステップに進むチャンスがあるのではないでしょうか。早く出世する会計士の場合、新卒で監査法人に入社して、30代後半でパートナーになっているという人もいます。

各役職での年収の目安は、スタッフが約500万円、シニアスタッフが約650万円、マネージャーが約900万円、シニアマネージャーが約1,200万円、パートナーが約1,500万円ほど。30代後半でパートナー=約1,500万円の収入をつかむことがあると考えると、会計士の世界はやはり高収入の世界といえるのではないでしょうか。

ただ、高収入ということは、それだけの実力・実績が求められる世界であることを示しています。監査法人に入社した全員が順当に出世できるわけではなく、当然ながらそこには「出世競争」があります。

では、どのような人が順当に出世していくのでしょうか? 「仕事がデキる人」ということはわかるのですが、それだけではちょっと漠然としていますよね。そこで、具体的に出世していく会計士を考えてみたいと思います。

<ココまでのまとめ>

・大手監査法人では30代後半でパートナー(年収約1,500万円)に出世する会計士もいる。
・ただし、全員が順当に出世するわけではない。出世競争がある。

出世するタイプ

監査法人の中でも出世していくのは、一般企業と同様に「仕事のデキる人」です。では、監査法人における「仕事のデキる人」とはどのようなタイプなのでしょうか?

大きく分けて、2つのタイプに分類することができます。

<知識と経験タイプ>

クライアントから相談を受けたとき、冷静に現状を分析して、的確な提案をできる会計士は頼もしいものです。これをするためには、豊富な知識と経験が不可欠です。頭の中にたくさんの情報があるからこそ、関連する情報を引っ張り出して、的確な提案へと結びつけることができるからです。

経験は年数がものをいいますが、知識は若手でも努力で培うことが可能です。クライアントに対応する際に、曖昧な自分の考えではなく、「そのケースでは過去にこういう事例があって……」と、根拠を提示しながら説明をすることができれば、クライアントからの信頼は増していくでしょう。

これは対外だけではなく、社内に対しても同じことがいえます。上司が資料作成を依頼する際も、たくさんの知識をもっている勉強家の若手に依頼したいと思うのは当然のことですよね。

<コミュニケーション型>

仕事をスムーズに回すためには潤滑油ともいえる「コミュニケーション力」が求められます。日本語が話せればコミュニケーションはとれそうに思いますが、気持ちよくコミュニケーションがとれるかどうかには、個人差が大きく現れるものです。

クライアントからしても、「この方と話すと何だか気持ちいい」という人のほうが好印象になるものです。こう思われる人は、ただお世辞がうまいのではなく、相手の好みや家族構成などをつぶさに調べていて「かゆいところに手が届く」対応をしていたりします。

そういう意味では「知識と経験タイプ」と似た“勉強家”の一面をもっているといえるかもしれません。

人と人の関係で成り立っている仕事の世界では、コミュニケーションも大きな評価のポイントになるのです。

<ココまでのまとめ>

・監査法人における「仕事ができる会計士」は、主に2つのタイプがいる。
・「知識と経験」と「コミュニケーション」。それぞれ“勉強家”の一面をもつ。

 

出世できないタイプ

では逆に、監査法人で「出世できないタイプ」はどのような人でしょうか?

単純に考えると、「出世できるタイプ」の逆なので、知識と経験が乏しい会計士、コミュニケーション能力が足りない会計士ということになるでしょう。

これがそのとおりで、「会計のプロフェッショナル」として仕事を受けて、報酬を受け取っているのに、自分の専門分野(会計)の知識を深掘りしていない、仕事をスムーズに回すためにクライアントや社内と円滑にコミュニケーションをとろうとしない会計士が出世できるわけがないのは明らかです。

さらにもう1つ、大きなポイントがあります。

それは「こだわりが強すぎる会計士」は要注意ということです。たくさん勉強して、国家試験である公認会計士試験を突破し、会計士になった人は、自分の努力と知識に自信をもっているものです。それはすばらしいことだと思いますが、「自分が正しいと考えていること」をクライアントに一方的に押し付けると嫌われてしまうので気を付けたいところです。

クライアントごとに、仕事ごとに、それぞれ状況と要求は違うのが当たり前なので、そこに対して柔軟に対応して、最適の結果を出すことが求められています。

知識と経験は深掘りしつつも、“こだわり”をもちすぎないようにしたいですね!

<ココまでのまとめ>

・出世できないタイプは、知識と経験、コミュニケーションが不足しているタイプ。
・あとは自分のこだわりが強すぎる会計士もうとまれるので注意が必要。

           
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