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「IPO一筋」の会計士が辿り着いた仕事の流儀

「IPO一筋」の会計士が辿り着いた仕事の流儀

この記事を執筆している時点で、日本における年間の新規上場(IPO)件数はおよそ100件ほどである。この数字を見ると、3万人もいる公認会計士の中で、IPOに関わる経験をする人は意外と少ないことがわかる。その中でも三井さんは大手監査法人にいながら一貫してIPOに強い会計士を目指してきた。彼の仕事哲学を伺った。

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プロフィール

三井 陽(仮名)40代男性 公認会計士

2006年公認会計士試験に合格したのち、大手監査法人に就職。IPO支援業務に4年、監査業務に2年従事したのち、うつ病を患い一時休職。その後復職し、IPOに関する情報収集やコーディネイトを行う立場として独自のポジションを築き、間接的に国内IPO案件のアシストを行っている。

専門学校の販促グッズでIPOに興味

眞山:三井さんはIPOに関する知識が非常に豊富とお聞きしましたが、もともとIPOに興味を持たれたのはいつ頃なんでしょうか?

三井(敬称略):恥ずかしいのですが、マンガを読んだからなんですよ(笑)。大学の生協に置いてあった会計専門学校の販促用のマンガを読みました。そのマンガは新規上場を目指すストーリーの中で公認会計士がどう活躍していくか?を描いていたものだったのですが、それが面白くって、よし俺もやるか、と。

眞山:その後公認会計士試験に合格されて大手監査法人に就職されましたよね。やはりそこでもIPOを手掛けようと思っていたのですか?

三井:もちろんです。だから配属の希望も迷わずにIPOに強い部署を選びました。幸いそこに選んでもらうことができて、基本的に今までずっと同じ部署で仕事を続けています。

眞山:基本的に、と仰いましたが、そうでもない時期があったのですか?

三井:はい。一つにはリーマンショック以降、IPO案件自体が非常に少なくなってしまって、普通の監査の仕事を並行してやる時期があったということ。もう一つには、その頃に体調を崩してしばらく休職していたことがあります。

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IPO=ブラックという常識を変えたい

眞山:確かに、IPO案件に配属されるとかなり大変ですよね。

三井:はい。ご存知の通り、IPOというのは期日というか目標とすべきゴールの日付が決まっていて、それまでに会社の方が色々な書類を作成したり、業務プロセスを整流化したり…とにかくやることが多い。それと並行して通常の監査をしていたのですが、これも宿命として決まった時期に必ず忙しくなる。そうなると「高潮」のように仕事のボリュームが一気に増えるタイミングが出てきてしまって、体調を崩してしまいました。

眞山:すごいな、と思うのは、その後もIPOの仕事に精力的に関わられていることです。

三井さん:復職してからしばらくは、ひたすら後方支援をする側の仕事をしていました。IPOに関するデータを整理したものや、その月の新規上場案件について詳細に解説をするような記事を作成して配信するような仕事です。もちろん体がきつかったというのも確かなのですが、それ以上にIPOを通じて社会により大きな規模で貢献したいという経営者の皆さんの心意気に触れることは自分の励みにもなっていました。

もう一つ気づいたのは、実は監査人という立場はIPOで担うべき役割のごく一部に過ぎないということです。これって、知識としては当たり前なんですよ。IPOをするためには経営者・証券会社・監査法人以外にも、関わる人が沢山出てくる。でも監査法人にいるとつい「俺たちが中心だ」という勘違いをしがちです。一歩引いたところからIPOを分析するようになって、そのことを思い知りました。

あ、まだ話していいですか?(笑)そういったIPOの全体像をしっかりと皆に理解してもらうことによって、実は僕のように仕事のボリューム感が読み切れずに体調を崩すケースを減らしていきたいという思いもあるんです。計画的に動くことができれば、IPOはそれほど負荷を増さずに済みます。ファンドなどが関わっていてスピードが求められる面も当然あるのですが、だからこそ早めにスタートを切るなどの工夫をしてほしいと思っています。

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これからもIPO一筋でいきたい

眞山:ここ数年、久しぶりに年間IPO件数も100件を超えるようになりました。2022年には市場の再編もありますが、そんな中で三井さんは何をしていきたいですか?

三井:私などはあくまで監査法人のいちメンバーですし、今も比較的後方支援的な仕事が多いので、CFOとして新規上場を果たす会計士の方とか、直接監査をしているスタッフの人たちのように偉い立場ではないのですが、たとえ監査法人のIPO専門の部署にいたとしても、ちゃんと新規上場を最初から最後まで見届けられるのって、個人レベルで言えばキャリア全体でも2~3回くらいじゃないかと思うんですよね。でも、私は一歩引いた立場だからこそ、年間数十件という法人全体の案件に少しずつかかわることができています。広く浅く、というやつですね。

そして、実はそれって結構レアな立場なんじゃないかということが最近分かってきました。せっかくだからこの立場を全うしていきたいと思っています。今眞山さんが言ってくれた通り、近々に市場再編が起こったりもしますけど、経営者が上場を通して果たしたいことには大きな違いがあるわけでもないですし、基本的には今まで通りのスタンスを保って、IPO一筋で行きたいと思っています。

眞山:最後にこの記事をお読みの方にメッセージをお願いします。

三井:あまりキャリアの話じゃないですが、自分のことをちゃんといたわって仕事をしてほしいということですかね。僕の今の立場って、ひょんなことから体調を崩したりして結果として落ち着いたポジションなんですよね。でも、実はそれがオンリーワン…とまではいわないけどけっこう貴重な立ち位置につながっていたりもします。さらに逆説的な話をすると、しょせん僕は組織人なので、この立ち位置もきっと、僕がいなくなれば誰かが代わりにやってくれるはずのポジションのはずです。

そういう意味でも、もし辛いと思ったり、今はここにいるべきじゃないと思った時はしっかりと休息をとったり方向転換をしてみてほしいな、と思います。

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眞山徳人

眞山 徳人

合同会社フォルケCEO

2005年12月公認会計士第2次試験合格後、大手監査法人にて国内監査業務、各種コンサルティング業務等に従事。2016年3月に退職、独立。現在は公認会計士としてコンサルティング、執筆、講演等を行いつつ、人材育成企業のCEOとして小中学生から経営者層までを対象に様々な教育コンテンツを開発・提供している。2019年4月にはフリースクール「フォルケ学園」を開校予定。著書に「江戸商人勘助と学ぶ 一番やさしい儲けと会計の基本」「スピーチ・ツリー どんな場面でもブレずに話せる技術」などがある。

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