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<公認会計士 特別インタビュー>答えのない世界で「先生」でいたい

<公認会計士 特別インタビュー>答えのない世界で「先生」でいたい

公認会計士試験に合格する前と後での違いは何か。いずれも難解な数字や論点に立ち向かわなければならないのは同じだが、試験には正解があるが、現場にはそれがない。いや、その正解を示す役割を担うのが、まさに公認会計士の監査と言う仕事なのかもしれない。もともと学校という場で仕事をしていた桜井さんの話は、「先生」という言葉の意味を考えさせてくれる興味深いものだった。

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プロフィール

桜井 加奈子(仮名)20代女性 公認会計士

東京の大学を卒業後、地元の中学校で教師として3年間教鞭をとったのち、退職。2017年に公認会計士試験に合格し、大手監査法人に就職。現在国内監査部門にて上場企業等を中心に監査業務に従事。

教師時代の思い

眞山:「学校の先生になる前に、社会経験を積みたい」といって会計士になったあげく、独立して事務所をもってしまった先輩がいるのですが、桜井さんの場合は逆ですね。

桜井(敬称略):へぇ、そういう人もいらっしゃるんですか(笑)はい、仰る通り、私はもともと学校で教師をしていて、そこから転身して3年ほど前に会計士になりました。

眞山:私も学校で教えることがあるので、教師の仕事がどれだけ大変かは知っているつもりなのですが、教師は何年ほどやっていらしたんですか?

桜井:3年だけです。教師になった瞬間から、色々疑問を持つようになってしまって。

眞山:疑問と言うと、よく言われる「教師は社会経験がない」という、アレですか?

桜井:大きい意味ではそれと同じかもしれないですが、私の場合は、むしろあまりにも狭い世界で自分の進路を決めてしまった…という想いが強いですね。小学生くらいから、学校の先生になりたいとずっと思っていました。両親もそれを賛成してくれて、だからまじめに勉強して受験も頑張って、入った大学では教職課程をとって…傍から見ればすごく真っ直ぐに夢をかなえた人みたいに見えているのかもしれないです。

でも、自分がふと思い出すと、教室で「将来の夢」みたいなものを考えたときに、たまたま目の前に立っている先生を見て「先生でいいや」と書いていたな…と(笑)学校の職員室に教員として座るようになって、いわば子ども時代を思い出すためのリセットボタンが押されたような感じでした。

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教師から公認会計士へ

眞山:結局学校を退職されたわけですが、そこから公認会計士を目指そうと思ったのはどういう経緯ですか?

桜井:先ほど冒頭で言われていた方と同じかもしれないんですが、手っ取り早く社会人経験をつもうと思ったら、たくさんの会社と向き合える仕事が良いな、と思ったんです。すでに3年も働いてしまっていたので新卒扱いでは就職できないし、キャリアと呼べる経験も学校では積めなかったので、中途採用も厳しい。じゃあ、資格を取らないと…ということで、公認会計士にしました。

眞山:公認会計士になってみて、仕事の内容の違いのもっとも大きなところはどこにあると思いましたか?

桜井:それはもう、パソコンです(笑)学校の仕事って、基本的に紙をつかったアナログなものばかりだったので、PCは自宅でネットサーフィンするくらいで、全然使えなくて…でも、監査法人はその辺の研修が手厚いので、最初の現場に行くころにはそれほど不安はありませんでした。

眞山:それ以外は、あまり大差ないですか?

桜井:むしろ、似ているなぁ、と思ったのは年間計画があることですね。私は中学教諭だったので、科目ごとに主任の先生がいらして、その先生が中心となって年間の学習計画を立てるんです。そして基本的にそれに沿って授業を進めていくのですが、学校行事が天候の影響で延期になったり、子どもたちの理解度が低かったりといったことで微調整を加えていったりするのですが、基本的に「どの学年の、何月か」でやるべきことや忙しさが読めるのは、監査法人の「何月決算の会社を見ていて、今何月か」という感覚にすごく似ていると思います。

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「先生」の違い

眞山:なるほど…非常に興味深い指摘ですね。もう一つ共通項をあげるとしたら「先生」というキーワードがあると思うのですが、どうでしょう?

桜井:たしかに、公認会計士もいまだに「先生」と呼ばれやすい職業のひとつですよね。違いを上げるとするなら、学校の先生は、決まった正解にたどり着くための考え方とか、もっと根本的に学びを進めるうえでの読み書きを含めた基本動作とか、そういうことを担当しているわけですが、公認会計士を始めとした士業の人は、そういう答えがどこにもないところで答えを出すのが仕事、という感じがありますね。

眞山:その点からくる仕事の質の違いとかは感じたことはありますか?

桜井:ああ…言われてみると、子どもたちと接している時と、クライアントの型と接している時とではその姿勢に大きな違いがあります。子どもたちに対する姿勢は主に「しつけ」というか「指導」というか、こちらがちゃんと導かないとこの子たちはちゃんとした大人になれないんだ…という責任感がありましたけど、クライアントの方と接するときは、いわゆる職業的懐疑心もしっかり持ちつつ、それでもクライアントを一人の人間として尊重する姿勢で接しないといけないと思っています。

特に業務フローをヒアリングするときなどは、こちらは会社の業務の流れと言う「答え」を知らない状態なので、その時はこちらが教わる側として聞かなければいけないですし。

眞山:確かに、公認会計士は「教わる側」に回ることは多いですね。ご自身は教えることと教わること、どちらが得意だと思いますか?

桜井:すごく面白い質問だなーと思います。今それを聞かれてまさに気づいたことなんですが、正直、私は教えるよりも教わるほうが好きですね(笑)。まだ公認会計士としてしっかりクライアントを指導できるほどの経験値がないから、ということもあるかもしれませんが、いろいろな会社を見る中で、日々いろいろな発見をできているので、今の仕事はその辺が面白いのかな、と思ったりします。

名実ともに「先生」にふさわしい人に

眞山:ありがとうございます。最後にこれからの展望について教えてください。

桜井:先ほど「先生」という言葉が出てきてすごく思っていたことがあって。それは、公認会計士って、特に若手はあまり先生と呼ばれなくなっている気がするんですよね。新人研修などで「先生と呼ばれても図に乗らないように」って言われたことが何度かあるのですが、今の職業になってからは「先生」って呼ばれたことのほうが少ないくらいです。

逆に言うと、学校の「先生」というのは職業を示すものなんだけど、公認会計士が「先生」と呼ばれる時は、クライアントが何か敬意を払っているからこそそう呼んでもらえるんじゃないかな、と思っています。名実ともに「先生」にふさわしい人になれたらいいな、というのが今の私の想いです。

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