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会計士の転職とキャリアパス

会計士の転職とキャリアパス

会計士の専門性を活かせる転職先は、「監査法人」「コンサルティングファーム」「一般事業会社」の3つに大別できます。転職によって理想のキャリアを実現したいのであれば、将来のビジョンを明確にするだけでなく、前職の経験や本人の適性・強みを活かせるフィールドを探すことも大切です。

監査法人、コンサルティングファーム、一般事業会社、それぞれに転職した場合の業務内容と、キャリアパスを形成するうえでのメリットをご説明します。

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公認会計士の資格が活かせる転職先3つのパターン

公認会計士のおもな就職先・転職先は、大きく分けて、監査法人、コンサルティングファーム、一般事業会社の3つに分類されます。

監査法人

公認会計士の就職先の代表格ともいえるのが、監査法人です。会計士試験に合格後、監査法人に就職し、公認会計士になるために必要な2年間の実務経験と実務補習所での単位取得を経て、最終試験(修了考査)の合格を目指すのが一般的なキャリアパスです。

監査法人には、「上場会社を概ね100社以上監査し、常勤の監査実施者が1,000名以上の監査法人」という定義を満たした大手監査法人(BIG4)と、準大手を含む中小の監査法人があります。

BIG4とは、アーンスト&ヤング(EY)、デロイト・トウシュ・トーマツ、KPMG、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)のことで、4大会計事務所とも呼ばれています。クライアントには大企業やグローバル企業が多いことから、海外で活躍できるチャンスも広がっています。公認会計士も数千人規模で在籍しており、給与水準も一般企業と比較して高い傾向があります。

中小の監査法人の場合は、財務諸表のチェックだけではなく、非監査業務に従事する場面も多く、若いうちから幅広い業務経験を身に付けることができます。そのため、その後のキャリアパスを形成する上で大きなメリットになる場合もあります。

コンサルティングファーム

公認会計士のセカンドキャリアとして人気が高いのが、コンサルティングファームです。公認会計士が持つ財務や会計、経営管理などに関する専門知識を活かせるフィールドが用意されているからです。

コンサルティングファームにおける公認会計士の代表的な業務は、資金繰りや財務諸表の分析に代表される会計・財務・税務系のコンサルティング、M&A戦略につながる企業評価、企業の再生支援、海外進出のためのサポート企業の経営戦略立案などです。監査法人とは業態こそ異なるものの、業務の内容としては共通する部分も多いため、転職後は比較的スムーズに仕事に慣れることができるといわれています。

一流のコンサルタントになると、年収数千万円も夢ではありません。しかし、完全実力主義で競争が激しいことでも知られており、期待された結果を出せなければ、プロジェクトにアサインされないなど、厳しい業界でもあります。さらに、公認会計士の専門知識だけでは通用しない場面も多いため、日々の勉強が大切となります。

一般事業会社

一般事業会社でも、公認会計士の需要は増大しています。経済のグローバル化に伴う会計基準の統一や、海外進出する企業の増加、資金調達方法の多様化といった背景から、経営戦略の中枢を担うポジションが増えているためです。財務分析など、企業の現状を数値化して適切な診断ができることが求められます。さらに近年は、内部監査の重要性が叫ばれており、公認会計士が企業内で内部監査業務に従事するケースも増えています。また、一般事業会社のほかに自治体や公益法人においても、公認会計士のニーズは高まっています。

一般事業会社においては、公認会計士は決算や有価証券報告書の作成など、まさに会計のエキスパートとしてのスキルが求められるほか、内部監査やM&Aプロジェクトなどでも活躍の場があります。また、ベンチャー企業では、経営企画を担当するなど、CFOとなる道もあります。

このほかに、独立開業を目指す道もありますが、監査法人を立ち上げるには公認会計士5名以上が在籍する必要があるため、単独で監査法人を立ち上げることはできません。そのため、独立開業の際には会計事務所を立ち上げるケースが多くなりますが、その場合には税理士登録を行ない、税理士資格を取得した上で、税務業務に関する経験も必要になってきます。

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スムーズな転職を成功させるためには

転職にも就職にも共通していえることですが、入社後に「こんなはずではなかった」と思わないようにするためにも、以下のような点を事前に整理しておくことがポイントになります。

自分の適性を見極める

監査法人における公認会計士の役割は、一般的にはクライアント企業の財務諸表に誤りはないか、不正経理が発生していないかといったチェック業務が中心です。コンサルティング系の場合は、財務を軸として経営戦略を立てる能力や、コミュニケーション能力も必要になってきます。自分の適性がどこにあるのかを見極め、より最適なフィールドを探すことが成功する転職への第一歩となります。

長いスパンでのライフプランを考える

公認会計士の業務は幅が広く、いろいろな働き方を選ぶことが可能です。それだけに転職をする際には、しっかりとライフプランを立て、それに合った転職先を探すことが重要です。

安定性を求めるのであれば、大手一般企業に入って、将来的にCFO(最高財務責任者)を目指すという選択肢もいいでしょう。また、最終的に独立開業を目指すのなら、まずは株式上場を目指すベンチャー企業で、IPO(新規上場株)業務や内部統制監査など、幅広い業務経験ができて知見を深められる職場も魅力的です。選択肢が多いだけに、転職に際しては公認会計士としてのキャリアパスやライフプランに合わない選択をして時間を無駄にすることがないようにしましょう。

転職経験者の話を参考にする

10人の転職経験者がいれば、まさに10通りの転職経験談があります。実際に経験した人にしかわからない話も多くありますので、転職準備をする前にできるだけ数多くの転職経験者の話を参考にすることも、きっと役立つはずです。マイナビ会計士には、紹介実績を多数持つキャリアアドバイザーが転職活動をサポートします。キャリアパスについてのご相談もお気軽にお問い合わせください。

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