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なぜ僕が公認会計士登録もせず、監査法人も1 年で退所したのか

なぜ僕が公認会計士登録もせず、監査法人も1 年で退所したのか
こんにちは。マイネットというスマートフォンゲーム系の会社で主に投資/M&A/アライアンスをやっている小出孝雄と申します。公認会計士登録をせず、監査法人も入所1年ちょっとで辞めているという、線路のレールから外れ気味な自分ですが、そんなキャリアが少しでも皆様の参考になれば幸いです。

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プロフィール

小出孝雄

小出孝雄株式会社マイネット 社長直轄 企業戦略室長
株式会社マイネット・ストラテジック・パートナーズ 取締役

2013年慶應義塾大学在学中3年生時に公認会計士試験合格。
合格後デロイトトーマツベンチャーサポートにて、ベンチャー企業や業界のリサーチ、資料作成業務等を担当。大学卒業後、有限責任監査法人トーマツにて、会計監査やIPO支援業務に従事。その後、当時6000千万PVのメディアを運営していたスタートアップ企業に参画。コーポレート本部長として経営管理、経営企画領域を管掌。上場準備、投資家、証券等の金融機関対応、事業計画策定、予実管理等を担当。その後、フリーランスでの資金調達/経営管理コンサルティングを経て、2017年マイネットに入社。現在は投資/M&Aの推進及び、中期経営計画の策定等の全社戦略立案/推進を担当。

Facebook:https://www.facebook.com/kddde
Twitter:https://twitter.com/keeeeeede

学生インターン時代

学生インターン時代

会計士の勉強を始めたのが早かった事もあり、幸いなことに大学3年時に公認会計士試験を合格したため、就職までに約1年の猶予がありました。
そんな人生のモラトリアム期間となるべき時間に選択したのが学生インターン。当時既に内定をもらっていた監査法人の傘下にスタートアップ・ベンチャー支援/イノベーション創出を目的としたファームがあったため、そこで働かせていただくことに。

そしてそこで待ち受けていたのは圧倒的無能の烙印。公認会計士試験も受かったしなんとかなるだろうという自己過信が完全に崩壊させられました。
今考えるとそれも当然。当時は大学のゼミも入らず、試験勉強しかしていなかったため、「PowerPointってなに?どういう意味?力の点?点の力?」的状態。
呪文一つ放つ事のできないLv1のスライムの如き状態でした。

そして、そこからは毎日慣れないExcel、PowerPointと格闘しつつ、ひたすら何かをリサーチし、まとめ続けるという日々。少しでも無能、暗愚、凡才から卒業しようと、ひたすら資料作成を続けました。

それを繰り返していると経験値は当然貯まるもので、次第に「ショートカットキー」「パワポのデザインスキル」等といった基礎呪文の熟練度が上がっていきました。自分の成長を一番感じられたのはこの頃だったかもしれません。

そんな、「あれ、これオレやばいな」から始まった学生インターン時代でしたが、当時会得した呪文の数々がなければ今の自分はないだろうなと思える結果的に良い環境でした。ベンチャー/スタートアップで働いている人がイキイキしているのを見て、ベンチャー/スタートアップに行きたいと思ったのもこの頃でした。

監査法人時代

インターン卒業後はそのまま、監査法人に就職しました。ただ、今思うと非常に不遜な話ですが、当時既に監査・会計への興味を失ってしまっており、入社から1年or 2年で辞める事を決意していました。
そのため、課外活動に精を出し、繁忙期以外は極力定時で退社し、定時後や休日はスタートアップの立ち上げを手伝ったり、友達と起業に向けたビジネスモデルを考えたりしていました。完全にイキった新卒の典型例でした。

当時何をトチ狂ったか、「オンラインチャットベースの恋愛版RIZAP」というビジネスプランをまとめ、VC主催のビジコンに提出したりもしました。

もう少しその話を続けると、そのプランはなぜか最終選考まで残り、他候補はすべて登記済みの会社で、それが9社。
「”起業前の若者を応援”とかそういうのじゃないのかよ」とか思いつつ、恋愛版RIZAPという謎のビジネスプランを引っさげ、我々だけほぼ徒手空拳の状態で人生初のピッチをすることになりました。

当時良くしてくれた賢い大人の方からは「真っ向勝負じゃまず無理だからパッション押しで行け!!」という、至極真っ当なアドバイスを頂きました。

僕も「それもそうだな」と思い、ピッチ中に審査員の方々の前で「皆さん、モテたくないですか!?」とまあまあの大声で叫んだのは、そこそこ良い思い出です。

ちなみにダダ滑りした上、最終選考は落ちました。

キュレーションメディア系スタートアップ時代

監査法人の後、起業するかしないか悩んでいたものの、結果当時割とイケイケだったキュレーションメディア系スタートアップにジョインしました。起業に踏ん切りつかなかったというのももちろんありますが、当時平均年齢24歳という非常に若い組織で上場を目指しているというのが、自分の中で持っていた想いにヒットし入社を決めました。

入社後の担当領域は経営企画/経営管理部の立ち上げ、管掌でした。具体的には事業計画策定、予実管理、ピッチブック作成、投資家/銀行/証券/監査法人対応、経理業務の内製化などなど行いました。

この時代については語れない事ばかりですが、6ヶ月という短い期間でスタートアップの盛衰を一気に経験しました。

入社当初から売上単月4桁万円で月次黒字、そこから更に毎月110-120%成長という絶好調状態。 しかしその状態も長く続かず。人間関係の悪化からはじまったいくつかの負の内的要因、さらに、他社の某メディアの炎上を契機に「キュレーションメディア」という存在が世間から非難、否定されるという負の外的要因によって、企業体が一気に機能不全状態に陥りました。

そして、結果として実質半解散状態になり、社員もほぼ全員退職。自分もそのタイミングで組織を抜ける事になりました。

若さに希望を抱き入社したものの、若さが一つの要因となり目的半ばで躓くという、言葉にできない空虚感、喪失感、虚無感を味わった訳ですが、それでもこの6ヶ月は充足した思い出の方が圧倒的に記憶に残っています。
日々、日が変わる頃まで仕事して、その後オフィスで卓球をするという典型的スタートアップの毎日でした。

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フリーランス時代

スタートアップを辞めた直後は、半年間の波が激しすぎた反動で、当分会社で働く気が一切なくなり、一旦自分がやりたかったことやろうという事でプログラミングを勉強したり海外に行ったりしました。

仕事については、お金も不安だしなんか外注/業務委託でちょっと貰えたらいいな、程度の感覚でしたが、案外引き合いが多く、知り合いやtwitter経由で、そこそこ依頼を受けることができました。結果的に、短い期間の中でスタートアップ企業をメインに、3社から資金調達や、グチャグチャになった経営管理の整理等の業務を請け負いました。

100人に1人しか持たない付加価値を3つ持てば100万分の1のレアカード人材になれる、みたいな話がありますが、当時の自分にとってのそれが「会計士」×「スタートアップ」×「若い」だったんだろうなと。当然とても「100万分の1」ではないですが。

というわけでこの2度目のモラトリアム期間は、やりたいことはやりつつも、結果的にフリーランスとして毎日働く期間となりました。フリーランスは提供した仕事、役務に対し、明確に報酬と感謝の声を頂けたので、非常にやりがいはありましたが、再度就職を選ぶことにしました。

理由としては一つが、フリーランスは自分のやれる業務/スキルを時間に換算し売るビジネスなので、自分の新たな方向のスキルのタグ付けがなかなか困難だったため。そしてもう一つが、基本一人なのでめちゃめちゃ寂しい、という端的な理由でした。

マイネット時代 (現職)

マイネット時代 (現職)

そういうわけで今はマイネットという会社で働いています。ざっくり下記のようなビジネスをやっている会社です。

少し珍しいタイプのビジネスモデルですが、旅館を買い取って再生するという星野リゾートのビジネスモデルのスマホゲーム版というのが、ちょっと分かりやすいかもしれないですね。

自分の担当職種は、個別のゲームタイトルの買取から始まり、現在では比較的広範なM&A、投資、アライアンスを中心に担当しながら、中期経営計画、数年の事業計画、KPI策定などのいわゆる経営企画的業務の何でも屋的な感じもやっています。

前述の通り、これまで自分はミドルオフィス、バックオフィス中心のキャリアだったため、今回の就職時にはフロント業務、事業開発スキルのタグ付けをしたいと思っていました。そういう意味では、元々の目的に沿った仕事は出来ていますし、充実した毎日を送れています。

そういう訳で、「監査法人を1年ちょっとで辞めて入ったスタートアップが半年で崩壊する」という、客観的に見て一見ワーストケースな転職をした私ですが、今もなんだかんだ楽しくやっています。

さてここまでキャリアを記載して、最後になにか良いこと言えないかな、と家のソファーで考えていたところ、丁度マリナーズのイチロー選手が引退会見でこんな事を言っていました。

「成功すると思うからやる、成功しないと思うからやらない、そういう判断基準では、後悔を生むだろう。やりたいならばやってみればいい。できると思うから挑戦するんじゃなく、やりたいと思えば挑戦すればいい。どんな結果でも後悔はないと思う。」

素敵な言葉ですね。というわけで、転職についても同じように「成功する、できると思うから転職をする」ではなく、「やってみたいから転職をする」ということをもっと考えてみても良いのかも知れません!

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