USCPAのスコアリリースはいつ?何時から?確認方法や結果発表までにしたいこと
USCPAのスコアリリース(結果発表)は、必須科目で年16回、選択科目で年4回のスケジュールで実施となります。ただし、2024年1月の新制度への変更によって受験タイミングは変化し、それに応じてスコアリリースの日程も変更となっています。
そこで今回は、USCPAのスコアリリース(結果発表)の時期と日本時間を解説します。結果待ちの間を有効活用する方法にも触れますので、ぜひ最後までご一読ください。
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目次
USCPA(米国公認会計士)のスコアリリースとは
USCPAのスコアリリースとは、受験者の試験結果を正式に通知する一連の仕組みのことです。スコアはNASBAポータルや一部の州では州会計委員会のサイトで確認できます。
通常、AICPA(米国公認会計士協会)が受験者の解答を採点し、その結果をNASBA(全米州別会計委員会)に送付します。NASBAは各州の要件と照合のうえ、スコアを確定し、受験者に公開する流れとなります。
なお、USCPAの概要や難易度等は以下のページをご覧ください。
USCPAのスコアリリースのタイミングは2種類
USCPAのスコアリリースのタイミングは、以下の2種類です。
- 通年方式(必須科目)
- 四半期制(選択科目)
2023年には通年方式によって年間を通して受験でき、試験日から数週間程度で確認できていました。しかし、CPA Evolutionの移行に伴い、2024年は必須科目(Core)・選択科目(Discipline)のどちらも四半期制に戻っています(年4枠)。
その後、2025年には必須科目のみが通年に「再度変更」となりました。では、より詳しくどのようなタイミングになるのかを以下で解説します。
参照:CPA Exam update: Core sections to offer more testing windows in 2025|AICPA & CIMA
通年方式(必須科目)
必須科目(FAR、AUD、REG)のスコアリリース日は、2025年通年で継続試験となり、計16回のタイミングがあります。平たくいえば、「年中いつでも受験できる制度」で、AICPAがデータを受領する日付に応じて、リリース予定日のスケジュールが組まれています。
スコアリリース日は確定ではなく、変更となる、または遅れるケースもあります。とはいえ、特定の試験日を待たずに次の試験にチャレンジできる仕組みによって、まず合格を目指しやすい科目です。
四半期制(選択科目)
選択科目(BAR、ISC、TCP)のリリース日は四半期制で、年間の基本枠は1・4・7・10月の計4回のタイミングです。簡単にいえば、「受験できる月が限られている制度」となり、受験後は約6〜7週間後に結果のリリースとなります。
通年方式と同様に、あくまでもスコアリリース日は目安です。スコアは各試験期間の終了後に一括してリリースするため、通年方式に比べると結果確認までに時間を要する可能性があります。
USCPAのスコアリリース(結果発表)はいつ?
スコアリリース日の日付は米国東部時間基準で表示となっており、日本時間に換算する際は、時差により日付が前後する場合があります。夏時間(3初中旬〜11月初旬)であれば13時間、それ以外の標準時間であれば14時間の時差です。
ここからは、必須・選択科目の2つにわけて2025年を例により具体的に「いつリリースとなるのか」を紹介します。なお、最新の情報は「AICPAの公式サイト」より閲覧できます。
必須科目(AUD・FAR・REG)
USCPA試験の必須科目におけるスコアリリース(結果発表)の予定日は、以下のとおりです。AICPAがデータ受領する約3週間(22〜23日)間隔で組まれ、受領後は9〜15日後にスコアをリリースするスケジュールとなっています。
| AICPAのデータ受領期限 | スコアリリース日 |
|---|---|
| 1月23日 | 2月7日 |
| 2月14日 | 2月25日 |
| 3月9日 | 3月18日 |
| 3月31日 | 4月9日 |
| 4月23日 | 5月8日 |
| 5月16日 | 5月28日 |
| 6月8日 | 6月17日 |
| 6月30日 | 7月10日 |
| 7月23日 | 8月7日 |
| 8月15日 | 8月26日 |
| 9月7日 | 9月16日 |
| 10月23日 | 11月7日 |
| 11月15日 | 11月25日 |
| 12月8日 | 12月16日 |
| 12月31日 | 1月13日 (2026) |
参照:Find out when you'll get your CPA Exam score|AICPA & CIMA
年間16回のリリース予定日をスケジュールしていますが、AICPAがデータを受領する期限を1日でもすぎると、次のリリース回に繰り越しとなります。期限ギリギリの受験で発生しやすいため、余裕を持った計画を立ててください。
選択科目(BAR・ISC・TCP)
USCPA試験の選択科目におけるスコアリリース(結果発表)の予定日は、以下のとおりです。指定の4回、1月・4月・7月・10月となりますが、2025年の第2四半期のみ例外的に6月枠(リリース日は17日)が以下の日程に加わります。
| 試験期間(受験可能日) | スコアリリース日 |
|---|---|
| 1月1日〜1月31日 | 3月14日 |
| 4月1日〜4月30日 | 5月16日 |
| 7月1日〜7月31日 | 9月11日 |
| 10月1日〜10月31日 | 12月16日 |
参照:Find out when you'll get your CPA Exam score|AICPA & CIMA
なお、10月のみは10〜11週間とリリース日がやや遅いスケジュールです。スコアリリースを少しでも素早く知りたいという方は、10月での受験を避ける計画をおすすめします。
USCPAのスコアリリースの確認方法
USCPAのスコアリリース日に結果を確認する方法は、以下のとおりです。
- NASBAにログイン
- 「CPA Portal」を選ぶ
- スコアを確認する
PASS(合格)、FAIL(不合格)の表示はありませんので、スコアを確認して「75点以上」であれば合格です。また、72時間以内であれば同サイトにて「目」のアイコンをクリックすると「Score Notice」をチェックできます。
Score Noticeには、PASS(合格)、FAIL(不合格)の表示に加えて、受験日といった詳細な情報を確認できますし、不合格の場合には「Candidate Performance Report」と呼ばれる合格者と比較したパフォーマンスが2ページ目から閲覧可能です。
なお、Score Noticeのページから「統一公認会計士試験成績通知書(Uniform CPA Examination Score Notice )および成績通知書(performance report)」のダウンロードもできます。
Score Notice(スコアレポート)の保存は必須
USCPA試験のスコアリリースと同時にチェックできる「Score Available Until〜」の表示は、スコアレポートが閲覧できる最終日です。期限を過ぎると、スコアレポート(PDF)はダウンロード不可になり、画面からも消えてしまいます。
USCPAの試験後には、合格証明・雇用時などでダウンロードできるScore Noticeの提出を求められます。再発行となればNASBAだと各科目で25ドル、最大で100ドルの支払いです。期限切れとなる前に、必ずPDF保存をおすすめします。
USCPAのスコアリリースは日本時間で何時?
USCPAのスコアリリース(結果発表)を確認できる「日本時間」は、明確にNASBA等の公式には記載されていません。スコアリリース日の翌朝、9:00〜12:00にポータルを見るのを基本としてください。
AICPAが「スコアを出す」と決めているのは 米国東部時間(ET)のカレンダーに準じた日付となります。AICPAからスコアを受け取ったNASBAが、各受験生のNASBA Candidate Portal(受験者ポータル)に翌々日の午後(48時間後=14:00頃まで)には表示予定です。
また、スコアリリースの発表前にツイートするため、「NASBAの公式Twitter」をフォローしておくと便利です。
繰り返しとなりますが、スコアリリース日の日付は米国東部時間基準で、日本とは13〜14時間の時差があります。日本時間に換算する際は、時差により日付が前後するのは知っておいてください。
参照:Score Release Process - How it Works|NASBA
参照:AICPA Announces 2019 CPA Exam Score Release Dates|AICPA &CIMA
USCPAのスコアリリースで注意したい3つのポイント
USCPAの結果で注意すべきポイントは、以下の3つが挙げられます。
- 期間ギリギリの受験を避ける
- 結果を早く確認できる術はない
- 合格期限は州ごとに異なる
期間ギリギリの受験を避ける
USCPAのスコアリリース(結果発表)を、予定している合格発表日の「当日」に確認したい場合には、カットオフ(締切)のギリギリでの受験を避けてください。
通常、試験の完了後に試験データを含むファイルを送付し、そこからチェックを受けてスコアリリースとなる流れです。期限の1日前といったタイミングでの受験では、スコアが1リリース分だけ遅れやすいです。
なかでもUSCPAの選択科目は四半期制で、受け取れる結果が遅れると約4〜5か月の待機期間が生まれます。
なお、合格発表日にスコアを確認できない場合には、以下の情報をNASBAに送付すると対応してもらえることがあるので検討してみてください。
- 宛先:NASBA(cbtcpa@nasba.org)
- 氏名
- 生年月日
- Jurisdiction ID
- 出願州
- 受験日
- 受験した試験のSection ID
結果を早く確認できる術はない
USCPAの結果発表(スコアリリース)において、「結果を早く知る方法」はありません。過去にはEyeball Trick(アイボール・トリック)と呼ばれるシステムによって、本来の日付より早く確認できました。
Eyeball Trick(アイボール・トリック)とは、結果を発表する前に最新情報を反映する「Score Notice」を利用し、数時間だけ合否だけをすぐ確認できるシステムです。しかし、2022年2月8日にNASBAが機能しないことをツイートし、利用できなくなりました。
合格期限は州ごとに異なる
USCPAの試験は、各科目で約18〜30か月の"独立した合格期限"を設けています。この期限は「スコアリリース日」ではなく、「受験日」を基準にカウントするため、合否結果リポート(Score report)に記載の失効期日(Expires MM/DD/YY)を必ず確認してください。
なお、一部では新試験制度への移行期間の特別措置として期限を延長している州も含みます。不安な方は、出願州の公式サイトも併せて確認しておくと安心です。
USCPAのスコアリリースを待っている間に就活や準備はすべき?
USCPAのスコアリリースを待っている間には、就活や準備をしておくと今後のキャリアプランを明確化できますし、失敗を減らして内定までの道のりを短くすることもできます。
確かに、「結果が気になってソワソワと落ち着かない」ときほど、何も手につかないと感じるかもしれません。しかし、新しい資格を取得して別のキャリアを考えたときこそ、以下に挙げる3つのポイントは押さえておく必要があります。
- ご自身と志望企業のミスマッチを情報収集で予防する
- USCPAを踏まえたアピールで応募書類を作成する
- 面接対策として評価ポイントに沿ったアピールや理由を決める
もちろん結果待ちの過ごし方は人それぞれですから、「勉強を続けて待っていた」「必要な書類を用意していた」「万が一に備えてスケジュールを考えていた」などでも問題ないでしょう。
もし、資格取得後のキャリアプランが明確に決められない、どのような職種があるのか相談したい、ということでしたら、マイナビ会計士へご相談ください。これまでの経験と合わせてどのような求人があるかに加えて、あなたにあったキャリアプランをご提案いたします。
USCPAのスコアリリースまでにしたいこと
USCPAのスコアリリースまでにしたいことは、以下の3つです。
- 自分の強み・スキルを棚卸しする
- 就職活動をスタートする
- IFRSの知識をつける
自分の強み・スキルを棚卸しする
USCPAのスコアリリースを待っている間に、自分の強みやスキルを棚卸しするのがおすすめです。US-GAAP(米国会計基準)に準拠した財務諸表を公開するために必要な資格ではあるものの、日本国内では付加価値的な位置付けに留まるためです。
- 売りとなる強みはどこか
- 強みの根拠となる経験はあるか
- 積み上げてきた知識・スキルは何があるか など
自己分析前に、ご自身についてしっかりと調べておき、価値が生まれるものはないか考えます。これまでの実務経験をUSCPAと組み合わせると、未経験分野への挑戦やキャリアアップを目指せるといった形で伝えられるものだと良いです。
結果待ちであるとはいえ、ポテンシャルを評価してもらうためにも裏付けできる強み・スキルを見つけておきましょう。
就職活動をスタートする
USCPAのスコアリリースを待っている間からでも、就職活動はスタートできます。人気のある監査法人や会計事務所は応募者がすぐに集まりますし、人気の募集は早期打ち切りも意外に多い業界です。
公認会計士の修了考査を受ける前から就活をスタートするのと同様に、USCPAの結果待ちの間から市場のリサーチや求人動向をチェックしてください。詳しくは、以下のページで解説しています。
IFRSの知識をつける
USCPAの結果待ちの間に、IFRS(国際会計基準)の知識がない状態であれば、勉強をスタートしておくと就活において大きな武器となります。IFRSを導入する企業は年々増え続けており、導入を検討している事業会社も求人に含まれているためです。
IFRSは、実務経験と組み合わせるとさらに多くのキャリアプランを考えられる知識です。セミナーを筆頭として自らにマッチした方法で知識の習得を目指してください。IFRSがよくわからないという方は、以下のページが参考になります。
USCPAのスコアリリースに関するFAQ
最後に、USCPAのスコアリリース(結果発表)に関するよくある質問へ回答します。
USCPAのスコアリリースが表示されないときは?
USCPAのスコアリリースが表示されない場合は、基本的に待つしか選択肢がありません。翌日、または最大でも48〜72時間ほど待って表示がない場合は公式へのお問い合わせも検討してください。
結果発表(スコアリリース)の発表日は、AICPAの公式サイトより閲覧できます。もし、いつまでもスコアリリースを確認できないのであれば、以下の情報をNASBAに送付すると対応してもらえることがあります。
- 宛先:NASBA(cbtcpa@nasba.org)
- 氏名
- 生年月日
- Jurisdiction ID
- 出願州
- 受験日
- 受験した試験のSection ID
USCPAの合格実績はいつ消えますか?
USCPAの合格実績の失効は、「受験中」、「全科目合格後」の2段階で扱いが異なります。
受験中(科目合格段階)では、各科目で受験日から18~30ヶ月で失効となります。期限内に全科目合格しないと、古い科目から再受験が必要です。
一方で全科目合格後は、合格実績の失効は基本的にありません。ただし、一部の州では3〜4年という失効期間を設けているケースも見られるため、受験した州の最新情報をご確認ください。
USCPAの合格スコア・ラインは?
USCPAの合格スコア・ラインをわかりやすくするなら、各科目において75点以上です。「点」という単位を用いていますが、正答数ではなく「0から99」までのスケールを用いた「独自のスコア」で判断されています。
USCPAの合格スコアの計算は、「正答率に加えて各問題における難易度」を考慮して決められており、正答率ではなく一定のライン(スコア75)を超えてさえいれば合格できる仕組みです。
USCPAと公認会計士はどっちが難しい?
USCPAと公認会計士を合格率だけで比較すると、公認会計士試験のほうが難しいといえます。ただし、USCPAは学位と単位に関する要件のハードルが高い一方で、公認会計士には受験要件が定められていません。難しさだけに限らず別の要素にも目を向けて、しっかりとした準備を実施しましょう。
USCPAの合格率は?
USCPAの合格率は、以下のとおりとなります。2024年1月の新制度がスタートしてからの合格率の平均は、約53%と選択科目によって高めの数値です。
| Section | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | Cumulative |
|---|---|---|---|---|---|
| AUD | 44.63% | 46.58% | 47.80% | 43.54% | 45.79% |
| FAR | 41.92% | 40.58% | 39.82% | 36.80% | 39.59% |
| REG | 63.43% | 63.45% | 62.97% | 60.52% | 62.61% |
| BAR | 42.94% | 40.26% | 40.11% | 33.68% | 38.08% |
| ISC | 50.93% | 57.93% | 61.88% | 56.40% | 58.00% |
| TCP | 82.36% | 75.67% | 72.91% | 72.16% | 73.91% |
参照:Learn more about CPA Exam scoring and pass rates | Resources | AICPA(過去分含む)
なお、USCPA試験の難易度や合格率に関してより詳しくは、以下のページでまとめています。
まとめ
USCPAのスコアリリース(結果発表)は、NASBAの公式サイトから以下の手順で確認できます。
- NASBAにログイン
- 「CPA Portal」を選ぶ
- スコアを確認する
また、スコアリリース発表日は、AICPAの公式サイトより閲覧できますし、NASBAの公式Twitterをフォローしておくとチェックが簡単です。
なお、USCPAの結果を待っている間に資格取得後のキャリアプランが明確に決められない、どのような職種があるのか相談したい、ということでしたらマイナビ会計士へご相談ください。今後のキャリアプランの明確化から内定までサポートいたします。
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