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独立を視野に入れ、大手監査法人から中小監査法人に転職|きさらぎ監査法人 公認会計士/税理士 木村直人さんインタビュー[第1回]

独立を視野に入れ、大手監査法人から中小監査法人に転職|きさらぎ監査法人 公認会計士/税理士 木村直人さんインタビュー[第1回]

2012年に公認会計士試験に合格し、大手監査法人に就職した木村直人さんは、当時から独立志向が高く、自由な働き方にあこがれていました。そこで、中小監査法人である”きさらぎ監査法人”に転職。現在は、監査業務を担う一方、個人事業主として税務にも携わっています。

第1回では、会計士を目指した経緯や大手監査法人時代のキャリア、そして中小監査法人への転職を選んだ理由についてお聞きしました。

マイナビ会計士編集部

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目次

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プロフィール

木村 直人きさらぎ監査法人

1985年、新潟県上越市生まれ。千葉大学法経学部経済学科在籍中に公認会計士を志し、2012年に公認会計士試験に合格。2013年2月、有限責任あずさ監査法人に入所し、主に製造・金融・商社の会計監査を担当。2014年2月、きさらぎ監査法人へ転職し、金融・保険業、製造業、運輸業、小売業、サービス業など幅広い業種の会計監査業務に従事。2016年公認会計士登録。翌年の2017年に税理士登録。現在は会計士として大手企業の会計監査を担う一方、税理士として、地元の中小企業及び個人事業主のサポートを行っている。

2012年に会計士試験合格。独立を視野に大手監査法人で経験を積む

2012年に会計士試験合格。独立を視野に大手監査法人で経験を積む

――木村さんが公認会計士を目指すようになったのはいつ頃ですか?

大学3年生の頃です。学生時代の友人が公認会計士を目指していて、彼に影響を受けて自分も受けてみようと思い立ちました。ただ当時は、明確なビジョンもやりたいことも見つかっていなかったので、それなら友人が目指している会計士はどうだろうと、非常にあいまいな動機でした。会計士の仕事についてもほとんど理解できていなかったように思います。

――すぐに公認会計士試験の勉強を始めたのですか?

すぐに勉強をはじめましたが、勉強に専念できるようになったのは大学を卒業してからですね。アルバイトをしながら予備校に通い、ひたすら勉強に打ち込みました。公認会計士試験に合格したのは27歳の頃でした。

――当時、どのようなキャリアビジョンを描いていましたか?

資格を取得してからはキャリアビジョンも描くようになり、いつか独立したいと思っていました。具体的には、「自分自身で仕事を獲得し、クライアントと契約する段階から携わってみたい」といったイメージを持っていました。一方、監査法人で経験を積み、パートナーとして法人経営に携わるキャリアも魅力的に感じていました。

――それで、公認会計士試験に合格後、大手監査法人に就職されたのですね。

はい、大手監査法人への就職は、公認会計士試験合格後の“王道のキャリア”です。大手監査法人ならたいていの経験ができると思っていましたし、そこに迷いは一切なかったですね。ちょうど、あずさ監査法人の横浜事務所で人材を募集していると知り、「地方事務所に配属になれば、大手監査法人に所属しながら中小監査法人と似た経験も同時にできるのでは」という期待もあって、あずさ監査法人に就職しました。

――あずさ監査法人では、どのような経験を積みましたか?

希望通り、横浜事務所に配属になりました。部署によってはIPO支援や内部統制の構築などの業務も経験できますが、私が配属されたのは会計監査に特化した部署でした。クライアントは神奈川県に拠点を構える製造業や金融業、商社など様々でした。これだけ多くの業種を経験できたのは、横浜事務所ならではだと思います。

労働環境や人間関係にいくつもの魅力を感じ”きさらぎ監査法人”に転職

労働環境や人間関係にいくつもの魅力を感じ”きさらぎ監査法人”に転職

――あずさ監査法人で経験を積んでいた木村さんが、転職を考えるようになったきっかけは?

大手監査法人の場合、組織が大きい分、どうしても間接業務に多くの時間を取られてしまいます。間接業務に忙殺されるあまり、監査のスキルがなかなか身につかないことにもどかしさを感じるようになりました。これが、転職を考えるようになった一つのきっかけになっています。もちろん、大手監査法人だからこそ得られたこともたくさんあります。同期を始め、優秀な仲間や先輩と出会えましたし、タスク管理能力も高まりました。

――転職先として、きさらぎ監査法人を検討した理由は?

実は、学生時代に私を会計士の道に引き込んでくれた友人が、中小監査法人の“きさらぎ監査法人”に勤務していたんです。彼に話を聞くたびに、中小監査法人ならではの魅力を感じ、「ぜひここで働きたい」と思うようになりました。

――具体的に、きさらぎ監査法人のどの点に魅力を感じましたか?

労働環境と人間関係の良さ、クライアントとの関係など、魅力を挙げたらきりがないくらいです(笑)。その中で私が最も惹かれたのは、労働環境ですね。残業が比較的少なく、上司との人間関係が良好なことが、友人の話から伝わってきました。その後、きさらぎ監査法人が求人を出したのを機に転職することを決め直接応募しました。

――きさらぎ監査法人以外に、転職先として検討した監査法人はありますか?

いえ、他の法人は検討していません。私が公認会計士に合格した年は、ほとんどが大手監査法人に就職しています。そのため、中小監査法人に関する情報がほとんど入ってこなかったんです。こうやって考えると、中小監査法人の情報が得られないことが理由で、一歩踏み出せずにいる会計士が少なくないかもしれないですね。

監査業務に加えて税務も担うように。自由な働き方を応援してくれた上司に感謝

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――きさらぎ監査法人に転職してから、どのような経験を積んできましたか?

中小監査法人は、法人ごとに特色あるサービスを提供しています。きさらぎ監査法人の場合、会計監査がメインサービスで、転職当初から幅広い業種のクライアントを担当してきました。

――監査以外の業務に携わることはありましたか?

はい、税務の仕事にも携わるようになりました。これは、中小監査法人ならではかもしれません。実際、きさらぎ監査法人には、「これをやってみたい」と手を挙げれば、いくらでも挑戦できる環境があります。私も、入所当初から「いろいろなことに挑戦してみたい」という意思表示をしてきました。

――なぜ、税務を経験したいと思ったのですか?

きさらぎ監査法人の創業者で、先代の代表が「税理士の知見は監査に生かせる。会計と税務は切っても切れない分野だから、ぜひ挑戦してみるといい」という考えを持っていました。代表の考えに共感したこともあって、税務に挑戦してみようと思うようになりました。

――それで、税理士登録をされたのですね?

はい。きさらぎ監査法人には、税理士登録を行って独立した会計士の先輩がたくさんいたんです。いずれ独立をしたいと考えていた私にとって、彼らはまさにロールモデルのような存在でした。そこで、私自身も4年前から法人税の申告業務等を手伝うようになり、3年前に税理士登録を済ませました。きさらぎ監査法人に限らず、中小監査法人はこのようなケースが比較的多いと思います。

――現在は、監査と税務を兼任しているのですか?

きさらぎ監査法人所属の公認会計士として会計監査に携わりながら、副業で税務の案件をいただいています。最初は「どうやってクライアントを探せばいいのだろう」と不安に感じていましたが、実際にやってみると意外と順調でした。家族や親戚、会計士仲間の紹介からスタートし、それらのつながりが広がっていくカタチで徐々にクライアントが増えていきました。

「いずれ独立したい」――高い志を抱き、大手監査法人でキャリアを積んでいた木村さん。中小監査法人に勤務するご友人から話を聞くうちに、大手監査法人にはない“中小監査法人ならではの魅力”を感じ取り、きさらぎ監査法人に転職しました。転職後は、代表の勧めもあって、監査経験を積む一方、税務にも携わるようになりました。 次回は、大手監査法人と中小監査法人の両方で経験を積んできた木村さんに、「担当業務やクライアント」「社風」「人間関係」「ワークライフバランス」など、中小監査法人の魅力について詳しく教えていただきました。

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