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公認会計士に合格するまでの必要年数と勉強時間は?

公認会計士に合格するまでの必要年数と勉強時間は?

資格試験の合格を目指すなら、計画的な勉強が必要です。一般的にどれくらいの勉強時間が必要なのか分かれば、逆算して効率的に勉強を進められるでしょう。

ここでは公認会計士について、合格までに要する年数や勉強時間を解説します。実際にどれだけの期間で合格できるかは人によって異なりますが、参考にご覧ください。

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中田ゆい(ペンネーム)

公認会計士、税理士の資格を保有

公認会計士、税理士の資格を保有。大手監査法人で約10年勤務後、一般事業会社2社で13年勤務。現在は会計事務所にて税務に取り組みながら、中小監査法人で非常勤としても勤務する。

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公認会計士に合格するまでの必要年数

公認会計士の試験に合格するまでに必要な年数は、平均して2~4年程度となるでしょう。ざっくりとですが、合格者の割合は2年間が20%、3年間が50%、4年以上が25%と言われています。もちろん中には1年で合格する方もいますが、これはごく僅かなケースです。通常、公認会計士試験の合格には、少なくとも2年は必要だと覚悟する必要があります。

公認会計士に合格するまでの必要時間

1日の勉強時間には、当然ながら個人差があります。恐らく一日8時間から10時間を勉強に費やしている方が多いでしょう。中には睡眠と食事、トイレ、お風呂以外の時間はすべて勉強という強者もいます。

例えば1日8時間勉強して合格までに2年間かかった場合、合計の勉強時間は8時間×2年×365日=5,840時間です。ただ、この中で週に1日は完全に勉強を休むといった方もいれば、稀に1年で合格する方もいらっしゃいます。

ちなみに1年で合格した場合、勉強時間は5,840時間の半分で約3,000時間です。その一方、合格に丸3年かかった場合は9,000時間近くかけていることになりますし、4年以上の場合は10,000時間以上かけていることになります。公認会計士に合格するまでの年数で勉強時間は大きく変わり、相当な個人差があることが分かるでしょう。

公認会計士に早く合格するには

公認会計士を目指すうえでは、誰もができるだけ短い年数で早く合格したいというのが本音でしょう。苦しい時間は短い方が良いですし、より年数をかけず若くして効率的に合格した人の方が、監査法人などへの就職も有利です。さらには働くのが早ければ、生涯年収という点からより多くの収入を稼ぐことができるでしょう。

本格的に公認会計士の受験勉強を始める前に日商簿記1級または2級の検定試験、あるいは税理士試験の勉強を行って事前に会計・税務に関する知識を蓄えておくと、有利かつ効率的に受験勉強を進めていくことが可能です。

また、独学での受験勉強は明らかに効率が悪いため、公認会計士の受験学校に行くのが通常。受験学校は、公認会計士の試験合格者である講師が毎年の出題傾向や試験委員の専門分野などを分析し、テキストに織り込んでいきます。そのため、より試験の際に点数に繋がる知識を獲得できるでしょう。こうした背景から、公認会計士に合格するためには受験学校に通うのが王道です。

独学での道のりはかなり厳しいもの。費用はかかりますが、2年~4年など早く合格したい方は受験学校に行くことを検討してください。

公認会計士に合格するには、とにかく集中すること

公認会計士の受験生は、受験のため勉強に集中する人がほとんどです。働きながら合格を目指すのは、とても難しい資格だと言えるでしょう。例えば働きながら合計6,000時間の勉強を一日2時間ずつ行うと、単純計算で8年が必要となります。

とはいえ、ただ時間をかければ合格するものでもありません。8年も経てば最初の頃に勉強した内容は忘れ去ってしまい、勉強効率はかなり効率が落ちてしまうでしょう。まして受験のライバルは、その多くが若くて記憶力の高い20歳過ぎなどの学生が中心です。一日8時間以上、仕事しながら公認会計士の試験に合格するのは、かなり困難だと考えてください。

中には、働きながらでも公認会計士試験の合格を目指せると謳う受験学校もあります。ただ、本当にそれで合格を果たせるのは、よほど飛び抜けて学習能力が高いか、睡眠時間が短くても良いという体力自慢の方ではないでしょうか。

実際に働きながら公認会計士の受験学校に行っている人はたくさんいますが、途中で勉強についていけなくなるケースが少なくありません。1年間の受験学校の授業料を前払いしておきながら、3か月~半年程度でドロップアウトされていく方が多いのです。

すでに社会人で公認会計士の合格を本気で目指すのであれば、腹をくくって仕事を辞め、勉強に集中した方が良いでしょう。逆に遊びたい盛りの学生も、やはり遊びと両立して公認会計士の合格を果たすのは困難です。遊びたければ思いっきり遊んでから、公認会計士の受験に向けて勉強だけに取り組むことをおススメします。公認会計士の受験生の間は、できる限り勉強漬けの状態になるのが最短で合格する方法です。

公認会計士受験の試験科目

なぜ、公認会計士の受験には多くの勉強が必要なのでしょうか。公認会計士試験には短答式で4科目、論文式で5科目の試験科目があります。もちろん各科目の試験範囲も広いので、多くの勉強時間が必要です。

これは、公認会計士になると企業の経理・経営全般を見て判断する力が求められるため、多岐にわたる知識が必要になるから。例えば企業の経営者と議論になっても、負けないだけの知識を蓄えておかなければいけません。机上だけでなく、合格した後の実務でも相当な知識が欠かせないため、しっかり勉強しておく必要があるのです。公認会計士試験に合格してからは、監査法人での会計監査業務に追われるでしょう。そのため、受験時代いかに勉強したかが、公認会計士として将来の活躍を左右するとも言えます。

試験内容には、短答式試験と論文式試験の2つがあります。短答式試験はマークシート方式で年2回の実施。この短答式試験に合格しないと、論文式試験を受験することができません。短答式では合計5時間の試験を1日で実施しますが、試験の内容は以下で合計500点。300点を会計学が占めていますので、会計学に重点を置いた勉強をする必要があります。

・企業法(配点100点)
・管理会計論(配点100点)
・監査論(配点100点)
・財務会計論(配点200点)

この短答式試験に合格すると、以後2年間にわたって短答式試験が免除されます。そのため、短答式試験1回の合格で、年に1回実施される論文式試験を2回受験できることになるわけです。この論文式試験に合格して、ようやく公認会計士試験に合格したことになります。

論文式試験は、短答式と異なり記述形式です。合計13時間の試験を3日間で実施する、非常に体力と精神力を使う試験になります。なお、試験内容と配点は以下の通りです。

・監査論(配点100点)
・租税法(配点100点)
・会計学(配点300点)
・企業法(配点100点)
・選択科目(経営学、経済学、民法、統計学の中から1科目を選択。配点100点)

短答式試験も論文式試験も合格点は変動し、一律で決まっているわけではありません。また、論文式試験としては不合格でも、ある科目のみ合格するというケースもあります。その場合、それ以後2年間にわたってその科目の試験が免除されます。

まずは短答式試験に合格しないと始まりませんので、短答式試験に向けて勉強する必要があります。しかし、当然ながら最終的には論文式試験にも合格しなくてはならず、そのための勉強を疎かにはできません。論文式試験は問いに対し、論理的に筋の通った回答を明瞭に記載することが大切です。生半可な勉強では追いつくことができませんので、覚悟しておきましょう。こうした内容を踏まえると、やはり公認会計士に合格するには、2年間で6,000時間程度という勉強時間が必須と言えそうです。

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