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転職を成功させる!公認会計士の履歴書の書き方

公認会計士の履歴書の書き方 履歴書の書き方で押さえるべきポイント

履歴書は、就職活動や転職活動に欠かせない書類です。職務経歴書と違って、学歴や職歴、資格といった、決められた項目を書き込むだけで書式もある程度決まっているため、書き方に注意する必要はないと思われがちですが、転職では重要な役割を果たします。

そこで、公認会計士が転職を成功させるために必要な履歴書の書き方について、詳しくご紹介します。

マイナビ会計士編集部

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公認会計士の職務経歴書の書き方 業種ごとのポイントも解説 公認会計士の職務経歴書の書き方 業種ごとのポイントも解説
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公認会計士の履歴書はどう見られるのか?

履歴書は職務経歴書と同様に、求人採用をしている企業が応募者の人となりを理解するために参考とする応募書類です。書類選考の段階では、業務に対するスキルや経験を具体的に理解するものが職務経歴書で、履歴書は連絡先や最終学歴、職歴、保有する資格などを簡潔に確認するための書類と位置付けられています。

ある程度の決まった書式があるため、履歴書の書き方で迷うことはそれほどないかもしれませんが、記入の際にはできるだけシンプルに丁寧に書くという点で注意が必要です。特に会計士は、仕事の性質上、正確さや細かな心配りが求められる職種なので、誤字・脱字はもってのほかです。

また、企業の採用担当者は何枚もの履歴書に目を通すため、短時間で内容が理解できるように、読みやすい書き方であることが求められます。転職への熱意を伝えようとするあまり、履歴書にびっしりと内容を書き込むのはNGです。自己PRの部分は職務経歴書に書き込むなど、使い分けを意識することがシンプルな履歴書づくりにつながります。

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公認会計士の履歴書を書く際の基本ルール

それでは、会計士の転職での履歴書の書き方について、具体的にご紹介しましょう。

書式としては、市販の履歴書用紙にあるように、B5(B4二つ折)もしくはA4(A3二つ折)の用紙1枚にまとめるのが基本です。昔は手書きが必須でしたが、現在では手書きを求められるケースはほとんどありません。「手書き」と指定されない限りは、WordやExcelで作成したもので問題ありません。

万が一、「手書き」という指定があった場合は、黒の水性ペンかボールペンで記入するのが基本で、鉛筆やシャープペンシルの使用は厳禁です。また、現在は消せるボールペンが人気ですが、書類を重ねて置かれた際などに、摩擦で文字が消えてしまうリスクがあるので、使用は控えてください。

手書きの場合で一番注意したいのは、記入ミスをした場合です。修正液で訂正するのはNGで、用紙が無駄になったとしても書き直してください。学歴や職歴などは鉛筆やシャープペンシルで下書きをして、その上からペン入れをして、下書きを消しゴムで消すといいでしょう。

もし作成した履歴書に少しでも不安があったり、問題がないかチェックしてほしいなどの場合、是非キャリアアドバイザーへの相談をご検討ください。

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公認会計士の履歴書に書く項目は?

公認会計士の履歴書に書く項目は?

履歴書に入力するおもな項目は、作成日、氏名・連絡先、学歴・職歴、免許・資格、趣味・特技、本人希望欄などになります。以下、サンプルに沿って項目別に履歴書の書き方を解説します。

(1)作成日

意外と見落としがちなのが、履歴書を作成した日付です。WordやExcelなどのデジタルファイルとして作成している場合、一度作成したものを何度も使用するようになります。応募先に応じて微調整し、更新して使用することも多いのですが、作成日が古いままになり、見落としがちです。履歴書を提出する前に、必ずチェックするようにしてください。

なお、年号は西暦と和暦のどちらを使うべきか、迷うかもしれません。どちらが良い悪いということはありませんが、外資系企業などでは和暦は使われていませんし、和暦は元号の変わり目などでカウントを間違えて誤記が生じがちなので、西暦にしておくのがおすすめです。

(2)氏名・連絡先

氏名は、姓と名のあいだを一文字分空けるようにします。また、戸籍上の苗字が旧漢字で、名刺を含めて普段は一般常用漢字を使用している場合は、戸籍上の表記に準拠してください。

連絡先ですが、最近は自宅に固定電話を引いていない場合も増えており、携帯電話の番号だけの記入でも問題ありません。ただし、合否の通知やその後の連絡などではメールが中心になる場合がありますので、メールアドレスは必ず記入してください。

(3)顔写真

撮影時には、相手に清潔感のある印象を持ってもらえるように心掛けます。会計士という仕事柄、極端なヘアカラー、伸ばし放題のひげ、奇抜なメイクなどはNGです。さらに、顔写真を貼る場合は斜めにならないよう、枠内に収まるよう、サイズどおりのものを、きちんと貼ることを心掛けてください。

現在では、スマートフォンなどで自撮りが簡単にできますが、体勢や目線の置き方などから自撮りであることが容易に伝わってしまいます。そうなると、どうしても手抜きの感じが出てしまうので、自撮りの写真は避けたほうがいいでしょう。

なお、デジタルファイルで履歴書を作成し、メールに添付して送る場合などは、顔写真が必須ではない場合があります。ただし、書類選考通過後の面接時には、プリントアウトした履歴書を求められる場合がありますので、顔写真を入れ込んだデータを用意しておくと安心です。

(4)学歴・職歴

学歴は、よほどの名門で中高一貫校などに通っていない限りは、一般的に高校卒業から記入します。留学経験がある場合は、しっかりと学部や専攻なども記入します。なお、短期語学留学などは学歴欄ではなく、資格欄に記入します。

職歴については、入退社の事実と年月日だけを記入し、具体的な職務内容は職務経歴書に細かく記入します。また、学生時代のアルバイト経験を記入する必要はありません。

(5)免許・資格

会計士なので、公認会計士資格は忘れずに記入しますが、公認会計士試験は、年度によって難度や合格者数に違いがあるため、合格年度も誤りがないようにしっかり確認して明記してください。

外国語についてもこの欄に記入します。TOEICスコアなどは、何年前のものであっても受験経験があり、一定のレベル以上のスコアが記録されているなら記入します。理想的なのはTOEIC800点以上ですが、700点以上でもアピールできます。また、600点以上であっても、英語習得への積極的な姿勢が伝わることがありますので、履歴書に書いてもいいでしょう。

なお、資格やスコアはないけれども、日常会話やビジネス英語ができる場合は、特記欄などにその旨を記入します。

(6)趣味・特技

無趣味という場合もあるかと思いますが、空欄のままにしておくと手抜きの印象を与えてしまうので、何かしら記入してください。趣味が合否に直接影響することはほとんどありませんが、稀に採用側の企業が求めるポジションと応募者の趣味が合致して、採用に有利に働いたといったケースもあります。

なお、記入しないほうがいい趣味は特にありませんが、例えば「格闘技」といった趣味は、ケガをした場合、業務に支障が出ると考える採用者もいるので、注意が必要です。

(7)本人希望欄

就業に際して、希望する雇用条件を記入するのが本人希望欄です。ただし、希望年収などについて、具体的な金額を記入するのは避けてください。

また、「子供がいるので残業はできません」といった、ネガティブな要素を最初から履歴書に書くのも避けたほうがいいでしょう。

履歴書を作成する上で重要なのは「伝えるべきこと」をしっかりと伝えることです。そのためにはまず伝えるべきことを知っておく必要があり、それ以外のことは書かずに、シンプルに読みやすく表現することが重要です。
自分ではなかなか気づかない点などもアピールポイントになったりすることも多々ありますので、客観的な意見の参考にキャリアアドバイザーに相談してみてください。

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履歴書の書き方のポイント

ここまで解説してきた履歴書の書き方のポイントをまとめると、以下のようになります。

履歴書は、シンプルかつ丁寧に書く


会計士としての正確さや細かな心配りがチェックされるので、誤字・脱字はもってのほか


作成日、氏名・連絡先、学歴・職歴、免許・資格、本人希望欄など、決められた書式に沿って書く


履歴書の書式は、B5(B4二つ折)もしくはA4(A3二つ折)の用紙1枚にまとめるのが一般的

履歴書サンプルをダウンロード

マイナビ会計士では、転職を検討されている会計士の方の履歴書を無料で添削いたします。下記のリンクより履歴書のサンプルとフォーマット(テンプレート)をダウンロードし、前述した履歴書の見られ方や書き方のポイントを参照しながら、履歴書をまとめてください。

なお、履歴書の書き方の不安や疑問にもお答えしておりますので、お気軽にご相談ください。

※「マイナビ会計士」の履歴書のサンプルです。

「マイナビ会計士」の履歴書のサンプル

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公認会計士の人材市場の概況とトレンド

最後に、会計士業界の転職市場のトレンドについて解説いたします。

監査法人では積極的な採用のトレンドが続いており、監査業務のみの経験しかなくても、若手でバイタリティがあれば、採用される傾向があります。ただし、30代後半になると実務経験の有無と経験の質が重視されるようになり、実務能力だけではなくマネジメント能力が求められるケースも増えてきます。

一方、一般事業会社への転職の場合、財務に携わりたいなら上場企業、やりがいを求めるならベンチャー企業といった具合に、興味と関心に応じて転職先が分かれる傾向が顕著です。ですから、転職活動を始める前に、自分のキャリアパスについてじっくり考えてみましょう。

また、従来では公認会計士として登録した後、まずはBIG4監査法人に入るのが一般的な流れでしたが、近年ではすぐに一般事業会社に就職するケースも増えています。その分、監査法人やFAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)系のコンサルティングファームなどでの人手不足が顕著になり、売り手市場となっています。

マイナビ会計士で転職に成功する履歴書づくりを!

マイナビ会計士では、会計士業界に精通したキャリアアドバイザーが、履歴書づくりに関して的確なアドバイスをしております。希望される方には、転職の成功を目指せる履歴書が完成するまで、添削等のサポートもいたします。

また、マイナビ会計士では、応募者が作成した履歴書や職務経歴書とともに、独自の「推薦状」を合わせて応募先に提出しています。推薦状には、応募者と面談したキャリアアドバイザーの視点から、履歴書や職務経歴書だけでは表しきれないその方の長所や、ご自身では履歴書に書きづらいご要望などを記入しています。そのほか、事前に転勤がない案件に絞り込んで転職先をご紹介したり、年収の希望額などもキャリアアドバイザーが採用先企業にお伝えしたりすることも可能です。

会計士専門の転職エージェントであるマイナビ会計士のサービスを利用して、転職成功を目指しましょう。

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