監査法人から財務系コンサルティングファームへの転職は可能？

コンサルティングファーム転職への不安

監査法人に5年勤務し、業界問わずさまざまな上場企業の監査業務を担当してきました。１年前に退職しましたが、そろそろ転職活動を始めようと思っています。財務系コンサルティングファームへの転職を希望しているのですが、コンサルティング未経験でも転職は可能でしょうか。また、１年間のブランクは不利にならないでしょうか。（30代　男性）

会計士専任キャリアアドバイザーの回答

監査の経験が5年あって、さまざまなクライアントの企業会計を見て来られたとのこと。会計基準に関する十分な知識もお持ちでしょうから、その知識と経験を活かして財務系コンサルティングファームへ転職することは十分に可能です。監査法人から財務系コンサルティングファームへの転職は、決して高いハードルではないことをご理解いただければと思います。

１年間のブランクを気にされているようですが、同じ期間、仕事を休んでいたご登録者様を財務系コンサルティングファームにご紹介したケースもあります。１年程度のブランクでしたら、それほど気になさらなくても大丈夫です。

財務系コンサルティングファームへの転職を考えている方から、「語学など、監査法人以外のスキルを磨いてから転職した方が良いでしょうか」というご質問をいただいたこともありますが、このようなご相談には「１日でも早く転職をして、実務経験を積むべきでしょう」とお答えしています。必要なスキルは、勤務しながら身につければいいのです。

なお、財務系コンサルティングファームでの業務のうち、監査業務と最も親和性が高いのは「財務デューデリジェンス」です。ご転職後は財務デューデリジェンスの経験を積みながら、他のプロセスにも携わっていくことで、総合的なスキルを磨くことができます。

マイナビ会計士では、会計業界専任のキャリアアドバイザーが調べることが難しい業界情報・企業情報をお伝えすることができます。各財務系コンサルティングファーム毎の志望理由の考え方を、あなたの今後のキャリアを鑑みた上でご支援致しますので、まずはお気軽にご相談下さい。