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USCPAの試験科目のREGについて全体像と攻略法を徹底解説!

USCPAの試験科目のREGについて全体像と攻略法を徹底解説!

USCPA試験を受ける上で、避けて通れないのがREGです。REGは米国の税法やビジネス法、職業倫理などを中心とする科目で、実務に直結する知識が多く問われます。受験者にとっては馴染みの薄い分野も多く、難しく感じるかもしれません。しかし、出題範囲は比較的明確であり、正しく学習すれば得点源にもなり得る科目です。REGの試験概要から新制度における位置づけ、具体的な勉強方法などを解説します。

後田 一輝(ペンネーム)

公認会計士

2008年より大手監査法人(BIG 4)にて、会計監査に従事。主に上場企業の会計監査、内部統制監査、金融機関の監査、米国基準の子会社の監査など幅広く従事。その後、2014年より同系列のM&Aコンサルファームにて、財務デューデリジェンス、株式価値算定などM&A業務に従事。 2018年には事業会社に転職、事業会社側でM&Aを推進。案件のコーディネートからPMIまで一通りの業務を推進。また、2021年には別会社に転職。事業推進に向け、事業計画の策定、事業戦略の策定、また、管理指標の管理などを行なっている。

目次

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REGの試験概要

まずはREGの出題形式や時間、内容の構成について詳しく見ていきましょう。試験の全体像を把握することが、効率的な学習への第一歩となります。

出題形式(試験形式、時間)

REGはUSCPA試験の中で、税法やビジネス法を中心にする専門性の高い科目です。試験時間は4時間で、形式は選択式のMC(Multiple Choice Questions)と総合問題のTBS(Task-Based Simulations)の2パターンで構成されています。MCでは知識の正確さ、TBSでは実務的な応用力が問われます。

試験内容(出題領域と内容)

REGの出題領域は主に3つに分かれています。第1に個人所得税や法人課税、S Corporation、パートナーシップなどの連邦税法。第2に契約法、担保付き取引、破産法などのビジネス法。そして、第3に税務や会計士の職業倫理で構成されています。これらの分野は互いに関連しながらも、それぞれ異なる法体系や考え方をベースにしているため、体系的な理解が必要です。

試験日や出題構成、配分

試験日については四半期に1度試験を受験できるチャンスがあり、1年に同じ科目で4回受験することができます。また、USCPAでは科目合格制をとっており、一科目ずつ取得ができますが、有効期間は18ヶ月間であるため注意が必要です。
全体の70%程度が連邦税法に関する問題で構成されており、ここがREGの出題の主な部分になります。残りの30%は、ビジネス法と職業関連にした問題です。税務では具体的な計算問題や適用判定などの実務的な知識が、ビジネス法では概念的な理解や法的判断力が問われます。

2024年からの試験制度とREGの位置付け

2024年からUSCPA試験制度が改正され、従来の4科目必須制から「必須3科目+選択1科目(3科目から1科目)」という制度に移行しました。この新制度の移行でもREGについては必須科目とされ、今後も中核的な科目という位置付けは変わりません。
REGが必須科目に残った背景には、米国において会計士が税務などに携わる場面が非常に多いという、実務上の事情があります。USCPAとしての基礎的な専門性を担保する上で、REGの重要性は揺るぎないものになっています。

REGの勉強時間とスケジュールの立て方

REGの合格に必要な学習時間は、一般的に250時間〜350時間と言われています。USCPA全体の学習時間(1,200〜1,500時間)の中でも比較的多い部類に入り、税法や法律に慣れない初学者にとっては多くの時間を要する可能性があるでしょう。
平日は通勤時間や早朝・夜間に1〜2時間を確保し、週末に5〜8時間をまとめて学習するというのが一般的なやり方です。計画を立てる際に出題分野を分割し、理解と演習を交互に進める形が効果的な方法となります。また、復習も知識の定着にとっては重要なので、意識的に設定することも大切です。

USCPA REGの勉強を始める前に知っておくこと

日本とアメリカでは異なる点が多いため、税法の考え方や英語特有の用語には、早めに慣れることが学習の進行を大きく左右します。

米国税法と日本税法の違い

REGで問われる税法は、アメリカの連邦税法を中心とした内容です。そのため、当然ながら日本の税制とは根本的に異なります。課税所得の考え方、クレジット・控除の仕組み、法人課税の方法など、馴染みのない概念が多く含まれています。特に、S Corporationやパススルー課税といった概念は日本の制度に存在しません。そのため、基礎からの理解が必要になりますので、早い段階で違いなどを整理しておきましょう。

専門用語や文脈に慣れる

アメリカ税制で使用される専門用語や法律文書の英語表現は、日本語訳では伝わりにくいニュアンスが少なくありません。また、通常の英語学習などでは触れにくいため、原語での理解が求められます
初めは馴染みにくい表現が多いので、まずは専門用語集やIRSサイトなどで、そうした表現に慣れていきましょう。そうすれば、スムーズに学習が進みます。慣れるまで、繰り返し触れることが大切です。

英語による法律文書や規定の読解対策

IRSの公式文書や専門学校のテキストなどを活用して、英文での法的記述に慣れておくことが重要です。法律や税法特有の表現、そして長文構造に、最初は苦労するかもしれませんが、段階的に取り組むことで確実に対応力が高まっていきます。
英語特有の表現やアメリカ税制の特有の言い方、考え方などがあるため、試験日をゴールに設定して、そこからの逆算で勉強していくことも大切です。その中で、読解対策をどのタイミングでするのか、専門用語はどこから慣れていくのかなども重要になってきます。

USCPA REGのおすすめの勉強方法

REGは出題範囲が広く、法律や税法に慣れていない人にとっては難しいかもしれません。しかし、学習のコツを押さえれば、効率的に得点源になります。ここでは、初学者向けの進め方と、試験直前期の効果的な対策方法を紹介します。

初学者向け

学習を始める段階では、まず各分野の概要を理解しましょう。REGは「個人税」「法人税」「ビジネス法」「職業倫理」などテーマごとに出題範囲が明確に分かれているため、順を追って体系的に学ぶと効率的です。
インプットの段階では、テキストや講義動画で基本知識を身につけながら、重要なポイントはノートにまとめておくと効率的です。そして、一通り学習したら、MC問題に取り組みましょう。間違えた問題は必ず解説を確認し、なぜ誤答だったかを理解することが大切です。

直前期対策

試験直前期は、苦手分野を中心に効率よく復習を進めるフェーズです。過去に間違えた問題や理解が曖昧だった論点に集中し、得点力を上げましょう。
また、模試形式で時間を計って演習することも重要です。本番と同じような環境で取り組めば、ペース感覚を養うことができます。また、試験前に最新情報にも目を通しておきましょう。試験直前の1ヶ月前には知識の定着を優先し、本番で力を発揮できるようにしておいてください。

まとめ

USCPA試験における、REGの試験概要や勉強のやり方などについて紹介してきました。REGはUSCPA試験の中でも専門性が高く、学習負荷も重い科目です。しかし、試験範囲が比較的明確なため、計画的に学習を進めれば十分に合格可能な科目です。税法と法律という2つの領域を横断的に学ぶことで、実務に活かせる幅広い知識も身につけることができるでしょう。着実な学習の積み重ねと、過去問・模試を通じた実践力の向上によって、REGの合格を目指してください。

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