内定承諾の判断に迷ったら?【公認会計士の内定から転職成功まで3】
転職活動中は、とにかく内定を勝ち取るために努力します。しかし、実際に内定が出た後に、さまざまな理由で承諾することを迷う場合もあります。例えば、複数社から内定が出たら、自分にとってより良い転職先がどこなのかを見極めたいと思うでしょう。
いずれにせよ、どこに就職するか、慎重に検討したいものです。ここでは、公認会計士の内定から転職成功までの流れのうち、内定承諾を迷うケースや、迷ったときの判断方法をご紹介します。
マイナビ会計士編集部
マイナビ会計士は、公認会計士・試験合格者・USCPAの方の転職サポートを行なう転職エージェント。業界専門のキャリアアドバイザーが最適なキャリアプランをご提案いたします。Webサイト・SNSでは、公認会計士・公認会計士試験合格者・USCPAの転職に役立つ記情報を発信しています。
公認会計士が内定の判断に迷うケース
監査の仕事に誇りを持つ公認会計士とはいえ人間ですから、給料が高いほうが魅力的ですし、ライフワークバランスをとりやすいほうがいいと感じるのは当然です。ですから、せっかくもらった内定でも、不安なことがあれば承諾すべきか判断に迷うこともあります。
まずは、公認会計士が内定の判断に迷うケースをご紹介しましょう。
第一希望からの内定を待ちたい
内定承諾に迷うケースとして、「第一希望からの内定を待ちたい」ということもあるでしょう。しかし、内定承諾には回答期限がありますので、もし第一希望を優先するなら、最悪の場合、内定を見送るしかなくなります。もちろん、回答期限を延長してもらう方法もありますが、個人で転職活動していると、交渉しにくいでしょう。
このような場合は、転職エージェントを利用していれば、キャリアアドバイザーを通して交渉してもらうことができます。
複数の内定をもらって決められない
「複数の内定をもらって決められない」という、贅沢な悩みもあります。仮に、第一希望から内定が出ていたとしても、面接などを行っていくうちに別の会社に魅力を感じていくこともありますし、ほかの企業のほうが好条件ということもあるでしょう。
そこで、自分にとって大事な条件などをリストアップして、比較していく必要があります。この方法については後述しますが、もし、転職エージェントを利用しているのであれば、キャリアアドバイザーに最適な企業を選ぶ手伝いをしてもらうことも可能です。
条件面に不満がある
せっかく内定が出ても、給与面などの条件が折り合わない場合は、「ほかにもっと高い給与をもらえる企業があるのでは?」と悩むことがあるでしょう。しかし、コロナ禍以降、採用の温度感は少なからず落ちていて、転職時に給与面でベースアップできるとは限りません。
そこで、このような状況を避けるためにも、転職エージェントを利用すると便利です。マイナビ会計士のキャリアアドバイザーであれば、求職者の条件に合った企業をご紹介できますし、もし待遇面で交渉が必要であれば、サポートも可能です。
会社に対して疑問がある
採用担当者とじっくりと話すことなく採用プロセスが進み、仕事内容や待遇面での詳細を確認できずに内定を獲得してしまうこともあります。
この場合、ライフワークバランスをとろうと思って転職するのに、本当に実現可能なのかわからない…という状況にもなりかねません。しかし、内定後に採用担当者に確認するのは、少々気が引けるという人もいるのではないでしょうか。
このような場合、転職エージェントを利用していれば、担当のキャリアアドバイザーに相談することで、企業への質問などをサポートしてもらうことができます。
家族の反対がある
内定をもらった企業の規模や待遇面などによっては、家族から反対されるケースもあるでしょう。特に、公認会計士の場合、ファーストキャリアとしてBIG4に在籍している人が多いかもしれません。BIG4から転職する場合、「なぜ大企業から中小に?」など、家族に理解を得られない場合もあります。
このような場合は、どうして転職したいのか、内定先の会社はどういうところなのかを、家族とじっくり話し合うしかありません。
退職手続きが難航している
退職が先か内定が先かといえば、内定が先のほうが、無職である期間が発生するリスクがないので安心です。しかし、内定を得てから退職の意思表示をした場合、引き止めや退職時期の日程などで、うまく調整ができない場合があります。
もちろん、退職する権利は個人にあります。労働基準法では、退職届の提出後2週間で退職できることになっていますが、退職時のトラブルは内定先からもあまり歓迎されないでしょう。
このような場合、転職エージェントを利用していれば、キャリアアドバイザーを通して、転職先の企業に入社時期の調整を依頼することが可能です。
複数の内定をもらったときの判断方法
前述したように、複数の内定をもらった場合、1社に決めるのが難しいことがあります。続いては、複数社から内定をもらったときの判断方法をご紹介します。
重視している要素を書き出して比較する
まず、行いたいことは、転職の際に重視している要素を書き出してみることです。内定を出してくれた企業の中には、「10年に1度、長期のリフレッシュ休暇が取れる」など福利厚生が充実していたり、担当業務がおもしろそうに感じたりする場合もあるでしょう。しかし、退職を決意したときに求めていたことが実現できなければ、後から魅力に感じた要素は付加価値でしかありません。
そこで、初心に返り「ライフワークバランスをとって家族と過ごしたい」「やりがいのある業務をしたい」など、転職に対して重視している要素を書き出し、それを比較してみることが大切です。
メリットとデメリットを比べる
もし、重要な要素をクリアしているようであれば、内定が出た企業のメリットとデメリットを比べてみましょう。
例えば、「通勤時間」「年収」「会社の成長性」など、客観的にデータ化できる項目で比較してみると、どちらがより魅力的かわかるかもしれません。
会社の雰囲気や経営者との相性を考える
内定が出た企業の重視している要素や、メリット・デメリットを比較しても、あまり差が見えてこない場合があります。これは、ある程度は仕方のないことです。なぜなら、自分の条件に合った企業を選んで応募しているからです。
しかし、転職には外からは判断できない要素もあります。例えば、会社の雰囲気や相性も重要な要素です。これらは、実際に面接で話してみないとわかりませんし、面接を受けた時間だけでは判断できないこともあるでしょう。
このような場合も、転職エージェントを利用していれば、どのような雰囲気の会社か、ある程度はつかむことができます。
個人の活動で限界を感じたら、転職エージェントを利用しよう
内定の判断に迷った場合、個人の転職活動では限界を感じることがあるかもしれません。転職エージェントを活用していれば、キャリアアドバイザーに相談することで、解決可能なことが多くあります。
マイナビ会計士では、希望条件にマッチする求人をご紹介することはもちろん、内定先と条件の交渉もサポートいたします。転職活動をスムーズに行い、より良い内定を勝ち取るためにも、ぜひマイナビ会計士をご利用ください。
マイナビ会計士を利用して
転職された方の声
-
進路について適切なアドバイスをしてもらえました!自分の進路について明確な答えが出せていなかったものの、どの業種に進んだら良いかなど適切にアドバイスをしてもらえました。どういったキャリアを積んでいけばより市場価値を高められるのか、候補の会社がどう違うのかを具体的に説明していただけました。(30代/会計士)
-
求人の提案力と面接のフィードバックが良かった!タイムリーな求人の紹介とフィードバックの提供が良かったです。面接前の情報提供では、自分のアピールしたい強みが、面接先企業のどこに符号しており、今後の展開をどう捉えているかの思考の整理をする際に役立ち、安心して面接を迎えることが出来ました。(30代/会計士)
マイナビ会計士とは?
マイナビ会計士は会計士として働く「あなたの可能性」を広げるサポートをいたします。
特集コンテンツ
カテゴリから記事を探す
会計士業界専門転職エージェント
担当のキャリアアドバイザーが
相談~内定後までご支援いたします。
特集コンテンツ
カテゴリから記事を探す
会計士業界専門転職エージェント
担当のキャリアアドバイザーが
相談~内定後までご支援いたします。