専門特化事務所|会計事務所

専門特化事務所の市場動向
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日本においては、顧客となる企業数も減少し、円熟期といわれている会計事務所・税理士事務所業界。顧客獲得のための競争が激化するなか、業界では、差別化と生き残りをかけて、ある専門分野に特化した案件だけを扱うという専門特化事務所が増えてきています。

専門特化事務所の種類は大きく分けて2つ。医療、飲食、ITなどある1種類の業種に特化した案件だけを専門に扱う業種特化事務所と相続税や資産税などある種の税目に特化した案件を扱う業務事務所です。専門特化事務所の市場動向としては、2015年の相続税法改正を受けて、不動産会社からの投資や税金対策に関する案件、金融機関からの証券化税務サービス案件、地主や個人事業主による相続対策、事業継続対策のための資産税専門の案件が増加傾向をたどっています。

また、大手企業の海外進出や外資系企業の日本進出に伴い、国際税務に強い専門特化事務所や語学力に優れ、海外勤務のできる人材などのニーズも高まっています。そのほか、今後もさらに成長市場となるであろう医療、福祉関係やIT分野などの専門的な知識が求められる業種に特化した専門特化事務所の仕事も増えており、専門特化事務所に関しては飽和状態といわれる会計事務所・税理士事務所業界の中でもかなりの売り手市場といえます。

専門特化事務所の採用ニーズ
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このように拡大傾向にある専門特化事務所においての採用ニーズをみていきましょう。もともと専門的な分野の知識や資格のある公認会計士・税理士はもちろんのこと、会計士・税理士の有資格者で一般的な会計事務所・税理士事務所に勤めていて、これからその分野を勉強したい、知識を深めたいという専門特化未経験の方まで幅広い人材が求められています。

まだまだ人材不足の専門特化事務所においては、有資格者でも会計事務所や税理士事務所での実務経験がない未経験者や、資格はなくとも財務・会計などの分野で実務実績がある経験者の採用も積極的に行い、その後の人材育成に力を入れています。

さらに公認会計士の資格を保有しているのであれば、REIT(不動産投資信託)、SPC(特定目的会社)、IPO(新規公開株式)などを扱う専門特化事務所もおすすめです。これらの案件は、公認会計士にしか取り扱いが認められていないため、採用ニーズが高まっています。

また専門特化事務所の業務は決算や税務申告にとどまらず、クライアントの経営の問題点を掘り起こし課題解決に導くコンサルティングや資産運用のアドバイスなど多岐にわたっています。そのため、金融機関や不動産会社で営業などの実務経験のある方も採用に有利となります。さらにグローバル化の波に乗り英語をはじめとする語学力があると活躍の場がさらに広がります。

専門特化事務所で求められるスキル・能力・経験
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専門特化事務所に勤務するにあたり、求められるスキルにはどのようなものがあるのでしょうか?まず欲しいのは、一般的な財務・会計の知識。税理士試験3科目以上は必須という事務所が多いようです。またその専門特化事務所が取り扱う分野における高い知識があれば大きなアピールポイントになります。

不動産関係や相続、資産、国際税務などの個人や企業を相手とする業務特化の専門特化事務所では、知識以上にクライアントとのコミュニケーション力が重要になってきます。顧客のニーズや問題点を引き出し、協力して解決に導くというビジネスマンとしての資質や人間力が問われますので、営業経験者の方などにとっては、いままで培ってきた営業力や提案力が生かせる場となります。

さらに外資系企業に特化した専門特化事務所や海外との交渉も多い国際税務では、英語をはじめとした語学力のある人材が求められています。いずれにしても財務・会計の知識に加えて、豊富な実務経験や社会人としての資質や人間力が求められるのが専門特化事務所なのです。

専門特化事務所の給与水準専門特化事務所|会計事務所

一般的な会計事務所・税理士事務所に比べ専門的な知識を必要とする専門特化事務所においての収益は高く、そこで働くスタッフも高収入になる傾向があります。一般的に事務所の大きさに関わらず、会計士・税理士の資格を持ち5年ほど継続して勤務した場合の年収は700万円から800万円が平均といわれています。

なかでも富裕層へ向けた資産税コンサルティングを行ったり、外資系企業へ英語を使った税務サービスを行ったり、といった業務を行う事務所の収益はたとえ小規模事務所でも高く、スタッフの給与水準も高くなります。さらに超富裕層や企業オーナーなどに向けて、税務サービスからコンサルタントまでの業務をフルサービスで行うことで年収1,000万円以上稼ぐ会計士もいるようです。そのため、専門分野の知識を深めて高収入を得たいと考える人にはぴったりの職種といえるのではないでしょうか。

専門特化事務所のキャリアステップ
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一つの分野における高い専門知識と深い経験値を積むことができるのが、専門特化事務所の特徴です。たとえば、業種特化型の専門特化事務所であれば、その分野のスペシャリストとして顧客からの信頼を得れば、同業者の口コミやネットワークでさらなる顧客獲得につながり、専門特化の会計士・税理士としてのステップアップや独立も可能です。

そして高齢化が進む現代社会で求められているのが、相続税に強い会計士や税理士です。個人相手の相続関係の案件は今後無数に増える可能性があり、独立の際などにも強みとなります。また国際税務や外資系特化型の専門特化事務所であれば、高い語学力を身につけてグローバルな活躍も可能です。さらに外資系企業の経理、財務への転職など新たなキャリアの発掘にもつながります。

専門特化事務所の業務内容と特徴
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専門特化事務所の業務は、一般的な会計業務や決算業務に加えて資産運用相談や経営に関わるコンサルティング業務まで、クライアントのニーズに応じたフルコンテンツのサービスを提供することです。一般的な会計事務所・税理士事務所に比べ、より専門的な知識が求められるため、報酬が高い分拘束時間も長く、残業は当たり前というところも多いようです。

また資格取得を目指している場合、日々の業務が忙しくて勉強をする時間がないというのが実情のようです。離職率もほかの会計事務所に比べて高くはなりますが、一定の知識と資格を身につければ高収入が期待できます。

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