株式会社KPMG FAS

「KPMG FASの大阪事務所は少数精鋭。共に事務所の未来を築いていく仲間を求めています!」

パートナー/所長 佐藤 奈緒様(大阪事務所)

PROFILEプロフィール

パートナー/所長(大阪事務所)佐藤 奈緒様

「KPMG FASの大阪事務所は少数精鋭。共に事務所の未来を築いていく仲間を求めています!」

M&Aや事業再生の支援からフォレンジック(企業の不正調査・危機対応)まで、顧客企業の経営課題と向き合ってきた当社は、東京・大阪・名古屋・福岡など複数の拠点を持ち、それぞれが特色ある活動を行っています。中でも大阪事務所は、トランザクションサービスとコーポレートファイナンスの二つのサービスラインをもっており、クロスボーダー案件も含めて、M&AのオリジネーションからポストM&Aまで対応できる点に大きな特徴があります。大阪事務所の所長を務める佐藤様に、大阪事務所ならではの風土や今後の展望、求める人物像など広くお聞きしました。

少数精鋭の大阪事務所。優秀な人材が集結し、企業の経営課題と向き合う

2007年、大阪事務所設立。徐々に業務を拡大し、現在の組織編成に

当社の大阪事務所は今から14年前、2007年に開設されました。当初は今ほど規模が大きくなく、メンバーは私も含めて3名のみ。その後も数年間はごく少数のメンバーで事務所を運営してきました。

当時、私たちは戦略的に業務拡大を図るというよりは、KPMGのメンバーファームであるあずさ監査法人から紹介される関西エリアのお客さまの経営課題に応える形での業務の提供を行っていました。

その後、当社の方針で大阪事務所の業務拡大を推進することになり、採用を強化。今から2年前の2019年、現在の組織編成になりました。

オリジネーションからポストM&Aまで、広く対応できる体制を持つ

現在、大阪事務所は「トランザクションサービス」と「コーポレートファイナンス」の2つのサービスラインを持っています。

トランザクションサービスは、会計士の専門性を活かせる財務デューデリジェンスを中心にセルサイドサポート、ポストM&Aに至るまで、幅広い領域に対応しています。一方、コーポレートファイナンスは、オリジネーション(案件の発掘)からバイサイドとセルサイド双方のM&Aアドバイザリー、バリュエーションサービスを中心に提供しています。

これまで、大阪事務所ではディールそのものにフォーカスするような案件を多く手がけてきました。特に近年多いのが、カーブアウト案件です。具体的には、特定の事業のカーブアウトを検討している大手企業に対して、どのようなイシューがあるか整理し、カーブアウト財務諸表の作成支援を行っています。

東京事務所と同等のサービスラインを持っており、ミドルマーケット(中堅企業)に限らず、大型M&Aやクロスボーダーも含めて、あらゆるM&Aのニーズに応えていること。これは、大阪事務所の大きな強みであり、同業他社との違いともいえるでしょう。

公認会計士を中心に、さまざまなバックグラウンドをもったメンバーが集結

大阪事務所は少数精鋭で、現在、メンバーは23人。公認会計士を中心に、さまざまなバックグラウンドを持った優秀な人材がそろっています。

公認会計士は全体の4割程度で、そのほかのバックグラウンドとしては、メガバンクや商社出身者、事業会社の経理部門で経験を積んできたメンバーもいます。また、税務の経験を積んできたメンバーや、コンサルティングファームでの経験があるメンバーもいます。年代は30代が最も多く、20代の若手スタッフも活躍しています。

コミュニケーションとチームワークを重視しており、非常にフレンドリーな社風が根付いていると感じています。これは、東京事務所と比べて規模が小さいことも関係しているかもしれません。パートナーと各マネージャー、スタッフとの距離も近く、気軽に声をかけあうことができます。

また、当社は教育・研修が非常に充実しており、独自のトレーニングプログラムを構築しています。M&Aの基礎を学ぶ研修や転職者用のプログラムを用意しているほか、eラーニングでも必要な知識を習得することができます。

加えて、私たちはOJTも重視しています。大阪事務所には、M&Aアドバイザリーの経験がなく入社した若手スタッフも数多く在籍していますので、彼らが必要な知識を学び、成長していけるような案件を意識的にアサインし、実務を通じて多くの知識を学んでもらっています。

公認会計士を中心に、さまざまなバックグラウンドをもったメンバーが集結

クライアントが成長戦略として掲げたM&Aを成功に導く醍醐味

優秀な人材が多く集まってくれたからこそ、彼らの成長をしっかりと支えていく

私自身は学生時代に公認会計士試験に合格し、卒業後は四大監査法人の一社で経験を積んできました。当時、監査法人はアドバイザリー部門を別法人化していなかったため、監査法人内でアドバイザリーに関する経験を積むことが可能でした。私も、監査に加えて財務デューデリジェンスを担当。シンクタンクやコンサルティングファームに転職してからは、一貫して財務戦略やM&Aに関するコンサルティングを担ってきました。

その後、夫のアメリカ駐在のタイミングで退職し、しばらくの間、子育てに専念。2006年に帰国し、翌年の2007年、大阪事務所の開設にあたってお声がけをいただき、当社に転職しました。

当時、M&Aアドバイザリーを専門に担う会計士は今ほど多くなく、私自身も新しい案件を担当するたびにクライアントとの関係を築き、その繰り返しの中で信頼関係を構築してきました。

今、大阪事務所の若手マネージャーや若手スタッフと接して感じるのは、皆さんとても優秀だということです。当社に入社してくれた若手スタッフには、まずは様々な案件に携わりながら、自分自身の強みとなる領域を見つけてもらいたいと思っています。

クライアントと心を一つにし、M&Aを成功に導いていける点に醍醐味がある

特に大阪事務所の場合、ファンドよりも事業会社のご依頼が多く、M&Aをあまり経験されていないクライアントも少なくありません。それでも、会社として重要な判断を行い、一定の資金を投入して企業の買収や売却を行うのですから、私たちもこれまでの経験を通じて得たノウハウを最大限発揮して、クライアントと一体となってM&Aの支援を行っていきます。

クライアントと同じ目標に向かって突き進み、無事にM&Aの契約が締結できたときの喜びは格別です。つまり、M&Aアドバイザーとして会計や財務の専門性を発揮し、会社の成長戦略として掲げたM&Aを成功に導くことにこそ、私たちの存在意義があります。しかも、クライアントから感謝の言葉を頂戴する機会も非常に多く、他の仕事では味わえないような「やりがい」や「達成感」があるように思います。

クライアントと心を一つにし、M&Aを成功に導いていける点に醍醐味がある

3年後の2024年には現在の2倍の人員に。共に大阪事務所の未来を築いていく仲間を求める

東京事務所と同等のラインナップをそろえ、規模拡大を図っていく

大阪事務所が2年前に今の体制になり、トランザクションサービスとコーポレートファイナンスの二つのサービスラインを持っていることは、冒頭でお話した通りですが、今後はサービス内容を一層拡充し、東京事務所と同等のラインナップを揃えていく予定です。これは当社の方針によるもので、これに伴い、大阪事務所はより一層、採用を強化してまいります。

関西エリアのM&A案件を手がけてきた大阪事務所は、これからも引き続き、関西マーケットにおけるM&Aアドバイザーとして存在感を増していきたいと願っています。そのため、大阪事務所の強みである大型のM&Aやクロスボーダー案件も含めて、M&Aに関するあらゆるご相談に応じられる体制を引き続き活かしつつ、規模の拡大に取り組む予定です。

規模感としては、3年後の2024年までに現在の2倍近い40名体制にすることを目標に掲げています。そのためにも、M&Aに興味を持っている多くの優秀な人材を求めています。

これから入社する皆さんと一緒に、大阪事務所の未来を築いていきたい

公認会計士の皆さんが備えている「会計・財務」の知識は、M&Aアドバイザリーのベースとなるものです。監査経験のある方はもちろん、公認会計士試験に合格し、これから実務を積もうとしている方も、きっと大阪事務所でその力を発揮できるでしょう。

加えて、「アドバイザリー」という業務の性格上、クライアントとのコミュニケーション力や物事を多面的に見る力も求められます。

マインドとしては、指示を待つ受け身の姿勢ではなく、プロアクティブに業務に取り組み、将来のビジョンを前向きに考えていける方を求めています。

2007年に開設した大阪事務所は、これからさらに発展を遂げ、より多くの企業のM&Aをサポートしていきたいと願っています。これから入社する皆さんは、大阪事務所の未来を支えていく「新たな仲間」です。「こうすれば、業務がもっと効率化できる」「新規顧客の獲得のため、こういうことを進めてみてはどうか」など、若手の皆さんならではのフレッシュな意見があればぜひ提案していただきたいですね。そして、M&Aという企業の成長戦略をサポートする醍醐味を共に味わっていきましょう。皆さんのご応募を心よりお待ちしています。

これから入社する皆さんと一緒に、大阪事務所の未来を築いていきたい

※役職、記事内容などは取材時のものになります。

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