PwCあらた有限責任監査法人

「監査経験や経理経験を活かし、自分の強みとなる専門性を磨くために。PwCあらたのMDS-FRAで、新たなスタートを切りました」

MDS FRA シニアアソシエイト 山崎様

PROFILEプロフィール

MDS FRA シニアアソシエイト山崎様

「監査経験や経理経験を活かし、自分の強みとなる専門性を磨くために。PwCあらたのMDS-FRAで、新たなスタートを切りました」

公認会計士試験に合格後、大手監査法人と事業会社でそれぞれ5年、経験を積んできた山崎様。監査経験を通じて得たスキルを転職先の事業会社で発揮し、事業会社時代には決算の早期化や経理業務の効率化などに積極的に携わってきました。そんな山崎様が2度目の転職を考えたのは、2017年の頃。監査法人のアドバイザリー部門で活躍する会計士の姿に将来の自分自身を重ね合わせたことが、転職を考える大きなきっかけとなったそうです。理想のキャリアを求めて、PwCあらた有限責任監査法人(以下、PwCあらた)の製造・流通・サービス 財務報告アドバイザリー(以下、MDS-FRA)に転職を果たした山崎様に、その道のりをお聞きしました。

AI時代を生き抜く公認会計士になるために――

公認会計士試験合格後、監査法人と事業会社で経験を積む

私が公認会計士の試験に合格したのは、2007年のこと。大手監査法人に就職し、約5年間にわたり監査業務に従事してきました。金融機関以外の事業会社――特に国際的に事業展開をしている大手企業や海外企業の日本子会社を中心に担当してきました。

仕事自体は充実していたのですが、長く経験を積むうちに「第三者的な立場」から企業と関わることに「もどかしさ」を抱くようになりました。担当企業と関わる中で、決算業務の効率化をもっと近い場所から提案したいと思うことが多々あったからです。やがて、「事業会社に就職し、組織の一員として業務改善の提案をすればいいのでは」と考えるようになり、情報通信系の事業会社に転職しました。

事業会社に転職後、連結決算や単体決算、税務申告などに携わりました。決算の早期化や部門内の業務効率化など、監査法人時代に「やりたい」と思っていたことにも積極的に取り組んでいき、一定の成果を挙げることができました。

一方、長く勤務することで一通りの課題や論点が整理でき、目新しい課題にぶつかることが少なくなってきました。そのような中、私が着目するようになったのが、監査法人のアドバイザリー部門です。

「自分の強み」を意識して、転職活動を行う

当時、勤務していた事業会社は監査法人のアドバイザリー部門と契約をしていたのですが、経理担当としてアドバイザリー部門とやりとりをするなかで、彼らの「新しい分野に果敢にチャレンジしていく姿勢」を垣間見てきました。何よりも、時代の最先端を走り続ける彼らは非常に頼もしく、一人の社会人として理想的な姿であるように感じられたのです。

また、当時、AIの台頭が盛んに叫ばれ、「経理はAI化の対象になりやすい業務の一つである」と言われていました。今後、公認会計士の有資格者としてキャリアを積んでいくのであれば、自分の強みを発揮できる仕事を見極めていく必要がある。そう考えた私は、「会計分野に特化したアドバイザリー業務に就こう」と決意したのです。

大手監査法人のアドバイザリー部門に絞って転職活動を行い、その中で強く惹かれたのがPwCあらたでした。私の経験を活かせる部門として、金融領域を除く「製造・流通・サービス業」の事業会社にアドバイザリーサービスを提供する「MDS-FRA」を志望するようになりました。国際財務報告基準(以下、IFRS)の支援に強みをもっている聞き、さらに入社への意識が高まりました。今後、IFRS適用を進める企業がさらに増えていくことを考えると、「会計領域の最前線で専門的な経験を積むことができる」という確信を持てたからです。

多種多様な人材が集結。自分の強みを活かし、自分らしく働ける環境がある

前職の経験を活かして、連結決算支援やIFRSの導入支援に携わる

入社後、最初にアサインされたプロジェクトは、「連結決算支援」で、事業会社時代の経験を大いに活かすことができました。その後も、決算支援業務を中心に「IFRSの導入支援」にも携わるように。IFRSの導入支援は前職の経理経験を活かしながら会計基準の知識も吸収もでき、非常に勉強になっています。

PwCあらたには、職員一人にコーチがついて職員の成長やキャリアを支援する制度があります。私も入社以来、定期的なコーチ面談を受けており、現状を理解した上で今後のキャリアプランについて助言を頂いてきました。私はこの面談で「IFRSの導入支援に興味があること」を何度か伝えています。IFRSの導入支援に関するプロジェクトへのアサインが多いのは、私の希望を配慮してくれたからこそだと実感しています。

前職の経験を活かして、連結決算支援やIFRSの導入支援に携わる

会計の専門性を発揮して、クライアントの課題解決に貢献

大手監査法人に勤務していた経験があるので、監査法人のアドバイザリー部門に対するイメージはある程度、できていたと思います。新鮮だったのは、プロジェクト単位で動くこと。事業会社時代は、ほぼ固定のメンバーと仕事をしてきたため、入社当初は「どのようなプロジェクトにアサインされるのだろう」とドキドキしていたことを今もよく覚えています。

実際に、複数のプロジェクトに携わってみての感想は、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーがそろっているということです。監査業務を経験してからアドバイザリーに就いた人や、事業会社の経理職から転職してきた人などもいます。非常に多様性に富んだ環境であり、それぞれ考え方や価値観が異なります。これは、個を尊重するPwCあらたの風土も影響しているかもしれません。一人一人が自分の考えをもち、その考えにのっとって仕事を進めていくことができるからです。

私自身は、PwCあらたのMDS-FRAに転職したことで「クライアント目線」を強く意識するようになりました。例えば、資料を作成するとき、「どのような資料なら、クライアントにとって理解しやすいか。また、役立つ資料になるのか」という視点を常に抱いています。これは、MDS-FRAの諸先輩からのアドバイスによるもの。クライアント目線は、アドバイザリー業務を行う上で最も大切な姿勢であると感じています。

MDS-FRAでは、会計の専門性を発揮しながら、さまざまな業種のクライアントを支援していきます。クライアントが抱えている課題に対して解決策を提示するのはもちろん、時にはクライアントが気付いていない課題を指摘することも少なくありません。これらの課題に対してクライアントと一緒に考え、解決に導いていくことができる点に、アドバイザリーならではのやりがいを感じています。

MDS-FRAで学べることが、まだまだたくさんある

PwCのメンバーファームとの連携により、幅広い知識と経験を積むことができる

PwCあらたの特徴の一つに、メンバーファームとの協業があります。部門を超えた連携はもちろん、専門性の高い複雑な課題を解決するために各メンバーファームの専門家が連携する共同プロジェクトも日常的に発生しています。例えば、PwCコンサルティング合同会社がクライアントへのヒアリングを通じて「会計上の課題」が見いだした際にはPwCあらたのMDS-FRAに声が掛かりますし、もちろんその逆もあります。クライアントのあらゆる課題に対して、PwCのメンバーファームがワンストップでアドバイザリー業務を提供できるのですから、これは大きな強みと言えるでしょう。

このように、さまざまなプロジェクトを担当し、時にはPwCメンバーファーム間の連携も発揮しながら課題解決に貢献していきますが、みんな幅広いスキルや知識を最初から備えているわけではありません。ほとんどの場合、配属後、プロジェクトに携わりながら会計上の問題点について調べ、検討し、時には周囲の諸先輩方のアドバイスも参考にしながらスキルを磨いています。実際、MDS-FRAには豊富な経験を積んできた先輩が多く在籍しているので、先輩方から学ぶことがたくさんあります。課題に向き合う姿勢が高く、知的好奇心旺盛な方なら、MDS-FRAでの経験を通じて大いに専門性を高めていくことができると思います。

PwCのメンバーファームとの連携により、幅広い知識と経験を積むことができる

会計士の皆さんが活躍できるフィールドがここにある

PwCあらたに転職して2年あまり。これまで決算支援やIFRS導入支援を中心に経験を積んできましたが、「まだまだ、この部署で学べることがある」と実感しています。引き続き、決算支援とIFRS導入支援に軸を置きながら、機会があれば新しい領域にも積極的にチャレンジしていき、アドバイザリーとしての幅を広げていきたいと考えています。

社会は目まぐるしく変化し、わずか先の状況も予測が難しい時代が到来しています。PwCあらたは社会の変化にいち早く柔軟に対応し、有益な情報やアドバイスを外部に発信してきました。この姿勢は、今後も変わることはないでしょう。

これから先、引き続きクライアントに貢献していくためにも、さまざまなバックグラウンドを持つ方に当法人の仲間になっていただきたいですね。皆さんのキャリアを活かせるフィールドが必ずここにあります。ぜひ、多くの方に当法人を目指していただけたら嬉しいです。

※役職、記事内容などは取材時のものになります。

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