EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社

「ストラテジー・アンド・トランザクション(以下SaT)に転職して3年。仕事も職場の風土も働きやすさも、全てにおいて理想の環境があると実感しています」

シニアコンサルタント 赤石様

PROFILEプロフィール

シニアコンサルタント赤石様

「ストラテジー・アンド・トランザクション(以下SaT)に転職して3年。仕事も職場の風土も働きやすさも、全てにおいて理想の環境があると実感しています」

事業会社に勤務していた赤石様が、よりダイナミックでグローバルな仕事を求めて、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(以下EYSC)のストラテジー・アンド・トランザクション(以下SaT)に転職したのは、今から3年前のこと。以来、日本企業が海外企業を買収する際に行う「イン・アウト」の財務デューディリジェンス(以下DD)を中心に経験を積んできました。仕事はもちろん、職場の風土や働きやすさに関しても、心から満足しているとのこと。赤石様に、SaTでキャリアを積む魅力について教えていただきました。

事業会社での経験を活かせるフィールドを求めて

よりダイナミックでグローバルな仕事を求めて、転職を決意

高校時代に簿記の勉強をスタートし、大学時代にUSCPAの資格試験に合格。海外に関心があったことから卒業後は総合商社に就職し、自ら希望して経理部に配属となりました。商社時代には海外実習で2年間、シンガポールの現地法人で経理業務に携わったほか、帰国後は連結決算業務に1年半従事。当時も充実した日々を送っていたのですが、よりダイナミックでグローバルな仕事に就きたいと思うようになり、転職を決意しました。

転職先としてSaTを選んだのは、商社時代からM&Aに興味があったことに加えて、EYのグローバルネットワークに惹かれたからです。各国のメンバーファーム との連携が非常に強いと聞き、私のキャリアを活かすという意味でも、最もフィットする転職先だと思ったのです。

日本企業が海外企業を買収する「イン・アウト」の案件を中心に担当

SaTに入社以来、日本企業が海外の企業を買収先として検討する際に行う「イン・アウト」の財務DDを中心に担当してきました。イン・アウトの案件は、私たち日本チームが海外企業の財務DDを直接行うケースと、EYの海外チームが財務DDを行い、日本チームがコーディネーションやデューディリジェンス結果のレビューを担当するケースがあり、私がこれまで担当した海外案件のうち、3分の2程度が前者になります。

買収検討先企業の財務DD以外にも、「PMI」といってM&A成立後の経営統合に関わる支援にも携わりました。たとえば、日本企業が海外企業を買収した案件では、海外のEYチームと協業してPMIに従事。このように、SaTには、財務DD後のプロセスも含めて、M&Aのプロセス全体について広く学ぶ機会があります。

財務DDを通じて得られるやりがいと成長

クライアント目線を抱き、付加価値あるサービスを提供する

案件によっても異なりますが、財務DDにかかる期間は1~2か月程度のことが多く、比較的短いスパンで、さまざまな企業の財務を分析していける点に私たちの仕事の特徴があると思います。そして、案件ごとにチームのメンバーが変わるで、論点へのアプローチの仕方や、クライアントへの説明の仕方など、さまざまなパートナーやマネージャー、同僚から学びを得ることができます。

たとえば、海外チームが主体となる案件で海外から上がってきたレポートの日本語版を作成するにあたり、マネージャーが、海外チームとディスカッションを重ね内容を精査した上で、説明内容からレイアウトまで大幅に変更しました。出来上がった日本語版のレポートはクライアントが必要とする情報がよりわかりやすくまとめられていました。

マネージャーの「クライアントにとって最大限付加価値の高い内容にする」ことを突き詰める姿勢を私は学びました。単に日本語訳のレポートを作るだけなら、財務の専門家がマネージメントに関わる必要はないでしょう。私たち財務のプロが海外チームのマネージメントをした上でレポートを提出するのですから、クライアントが求めるレポートにブラッシュアップしていくのは、当然のことです。

クライアント目線を抱き、付加価値あるサービスを提供する

経営者と直接向き合い、財務上の疑問点について投げかける

財務DDを行う際、私たちは財務分析によって生じた論点や疑問について、インタビューという形で、買収対象先の経営者や財務担当者に質問を投げかけていき、回答を得ます。「企業の経営者や財務担当者の意見を直接聞く」という体験は非常に刺激的で、良い意味でのプレッシャーもあり、私が財務DDに携わるようになって感じるようになった「やりがい」の一つになっています。

また、SaTは今のところセクターごとに担当を分けておりません。そのため、あらゆる業種のクライアントを担当しながら知見を深めていくことができます。「財務DDのスキルを磨きたい」という方はもちろん、知的好奇心旺盛な方にとっても向いた職場だと思います。

新たなキャリアを築く場として、SaTを検討してほしい

「転職して良かった」と心から思える環境が、ここにある

SaTに転職して2年。改めて、「転職して良かった」と実感しています。仕事の内容も職場の風土も、そして働きやすさに関しても、私にとって理想の環境があるからです。働きやすさに関しては、フレックス制度があるので勤務時間の調整が効きやすいですし、在宅勤務もできます。有給休暇も取りやすく、私も年に2回、5日連続の有給を取得しています。そして、SaTにはオープンでフラットな風土があり、若いコンサルタントでも、職位にとらわれることなく自分の意見を言うことができます。

もちろん、このような環境に甘んじるのではなく、SaTならではの環境を上手に活用しながら、成果を出していくことが大切です。逆に言えば、アウトプットさえすれば自由な働き方ができるのが、SaTの最大の特徴と言えるでしょう。

「転職して良かった」と心から思える環境が、ここにある

より大局的な視点からクライアントに提言するスキルを磨きたい

昨年秋、コンサルタントからシニアコンサルタントに昇格しました。これまでは、他の担当者と業務を分担して財務DDを行うことが多かったのですが、今後は一社の財務DDを自分一人で担えるようになりたいと思っています。買収先企業の財務をより大局的に分析し、クライアントに対してもより良い提言ができるようになれたら嬉しいです。そして、機会があればぜひ海外のEY で経験を積んでみたいですね。

私が在籍しているチームには、監査法人出身のメンバーもいれば、私のように事業会社出身の者もいます。特に近年は積極的に人員を増やしており、メンバーの数もかなり増えてきました。前述の通り、オープンな風土があるので、新しいメンバーもまたたく間に溶け込んでいます。楽しくのびのびと働けますし、「新しいキャリア」を築く場所としても、SaTは最高の環境があると思います。

※役職、記事内容などは取材時のものになります。

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