技術事務員｜地歴調査・土壌調査補助業務等【名古屋】

【業務内容】
土壌調査の部署にて、主に以下の業務に従事していただきます。
【1】地歴調査業務
地歴調査：土壌調査を実施する前の状況調査。土地の経歴・土地の歴史について、登記簿を取り寄せたり、地権者や、元地権者などから直接話しを聞いて、主に土壌汚染の可能性がないか等、調べる業務。以前の土地履歴・土地使用状況が、ガソリンスタンドや、クリーニング店、その他薬品を使用する工場であったときには、次のフローの土壌調査をする前段階で、土壌汚染の可能性が浮かび上がる。
【2】土壌調査補助業務
土壌調査員が採取し、分析専門部署(他部署)で分析した結果における速報対応、結果書送付、報告図表作成、報告書作成補業等。
【3】土壌ガス分析
お客様が持ち込んだ「土壌ガス」を簡易分析する作業(未経験者歓迎。ただし、薬品等危険物を扱う(触らない)ので、薬品に拒否感の無い者であることが求められる)。
【4】現場調査補助
当日の現場データ整理(現場から送られてくる計測値・現場写真などを現場調査員が帰社する前に処理対応する)。
なお、会社全体でのお客様の割合は、4 割が官公庁、6 割が民間企業です。当求人は、一般事務職の領域を超えて、現場調査補助に外出すること、登記簿を読み解くこと、地権者からヒアリングすること、室内で簡易分析をすることなど、特殊な技術的要素のある内勤メインの職となります。未経験者歓迎です。

【アピールポイント】
同社は 1985 年の創業以来、水質、土壌、大気調査や、食品分析をはじめ、幅広いフィールドで活躍している、環境調査・理化学分析のエキスパートです。また、「創業以来一度も赤字になったことがなく、安定した黒字経営を続け、強い事業基盤を誇っています。」
終身で一つの会社に安定して勤めることを希望される方は、同社が適しています。土壌汚染対策法指定調査機関、水道水質検査優良試験所、食品衛生登録検査機関などにも認定されています。最新の分析設備と、経験豊富な技術者の配置により、地域環境を守り、住
みよい社会づくりに貢献しています。転勤がないので、名古屋市北区に通勤できる範囲において定住したい方には最適の職場です。

【必須要件】
・普通自動車第一種運転免許（AT限定可）
▽下記いずれかの経験がある方（いずれもかじる程度の経歴でも良い）
・化学分析系の学部出身者か、職業として化学分析系の経歴がある方
・不動産業等の登記簿を読み解く「土地取引系の経歴」がある方

【歓迎要件】
・理化学系出身者(農学部、理工学部、工学部、応用化学科など)

【募集背景】
地盤調査課は、「土壌調査員」による「土壌調査・土壌分析用試料採取・地歴調査」が主たる業務である。しかし、現状、土壌調査員は以下 2 点の課題を抱えている。
課題1:早朝から 18 時くらいまで現場でボーリング(穴掘り)・及び分析用試料の採取を実施した後、帰社して 18 時から深夜まで、「内業」(当日の調査の整理等)をしなくてはならないことで、調査員の負担が大きい。
課題2:内業にウエイトがある「地歴調査」の業務が、土壌調査をする上で必須なので、現場業務の対応をしながらも、必ず内業で「地歴調査」を帰社後に行わなければならない。「課題1」の内業に加えて行う、地歴調査内業が調査員の負担をさらに増している。したがって、「課題1」「課題2」の、従来土壌調査員が担当して来た、「内業にウエイトのある一連の業務」を専任的に行う、「技術事務員」を 1 名増員することとなった。ただし、「一般事務職」とは異なり、現場に出向いて、写真を撮ったり、地権者の話を聞いたりと(土壌調査員のような重量物を扱う肉体労働ではないが)、「現場でのフィールドワーク」にも対応する。