西日本シティ銀行が弥生と業務提携
2018/10/31
西日本シティ銀行は会計ソフト「弥生会計」を開発・提供する弥生と創業支援分野で業務提携をしたと発表した。
弥生が金融機関と業務提携を行うのは初めてのこと。
提携内容は、(1)「弥生会計 オンライン」「やよいの青色申告 オンライン」の西日本シティ銀行特別プランの提供、(2)セミナーの共同開催、(3)創業支援に関する情報交換の3点。
法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計オンライン」(通常プラン30,000円/税抜)および個人事業主向けクラウドソフト「やよいの青色申告オンライン」(通常プラン12,000円/税抜)を初年度最大14カ月、無償で提供するという。
起業家支援に力を入れている西日本シティ銀行は専門窓口への問い合わせ件数が4千件を超えている状況で、それに対して弥生マーケティング部の片山聖氏は「福岡は起業熱が高く、注目されている。その中でも、西日本シティ銀行の姿勢は、わが社の方向性と一致していた」とコメントしている。
編集部からの一言
創業する際、起業は早く事業を乗せるため本業に専念したいものだが、企業経営にとって「経理」は不可欠だ。
少ないマンパワーで本業にかける時間と力を割いて、経理もしっかりと進めなければならない。
弥生は創業時のその負担を軽減するため、西日本シティ銀行と提携し、サービスの無償提供と、必要に応じて税理士の紹介も行うという。
今後、西日本シティ銀行は社内外の有識者を集めて起業家に対して必要なセミナーも行っていくとしている。
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