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「平成30年 公認会計士試験」の合格発表が行われる
2018/11/21

「平成30年 公認会計士試験」の合格発表が11月16日に行われた。

公認会計士・監査審査会が発表した資料によると、今年の願書出願者数は11,742 人(そのうち短答式試験の受験者等 11,666 人)で、論文式試験の受験者数は3,678 人(そのうち答案提出者数 3,312 人)だった。

論文式試験の合格者数は1,305人で前年比74人増、合格率は11.1%で前年比0.1ポイント減になった。

合格ラインは52.0%以上の得点比率を取得した者(ただし、試験科目のうち1科目につき得点比率が 40%未満のものがある場合は不合格)。

概要をさらに見ると、「合格者の平均年齢」は25.0 歳、最高年齢は 55 歳、最低年齢は 18 歳、「合格者の性別」は男性 1,039 人、女性 266 人、「合格者に占める女性の比率」は20.4%、「合格者の学歴」は大学卒業(短大含む)以上が 622 人(構成比 47.7%)、「合格者の職業」は学生及び専修学校・各種学校受講生が 940 人(構成比 72.0%)、会社員が86 人(構成比 6.6%)だった。

編集部からの一言

前年と合わせて願書出願者数を見ると、「平成30年試験:11,742人/平成29年:11,032人」だったことから、前年比710人増(6.4ポイント増)となった。

監査法人の不祥事が相次ぎ、公認会計士および会計業界全体に対して世の中の厳しい目線が向けられている中で、願書出願者が増加したことはポジティブなニュースと言ってよいだろう。

また、合格者数1,305人が2012年以来の高水準となっていることも会計士希望者を増やすきっかけになるかもしれない。

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