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新たな日本語版のグローバル管理会計原則の提供をスタート
2018/03/07

英国の勅許管理会計士協会(CIMA)および米国公認会計士協会(AICPA)の統一された声である国際公認職業会計士協会(Association of International Certified Professional Accountants)は、3月1日に開催されたCPEセミナーで、新たな日本語版のグローバル管理会計原則(Global Management Accounting Principles、GMAP)の提供を開始すると発表した。

この原則は5大陸20カ国の3000人以上の最高経営責任者(CEO)、最高財務責任者(CFO)、学者、監督機関、政府機関およびその他専門家との協議を通じて開発され、179カ国の65万人以上の会員および学生を代表する国際公認職業会計士協会を共同で構成するCIMAおよびAICPAにより作成されたという。

また、原則は管理会計基準PAS 1919の基本原理を構成し、この基準は管理会計に関する優れた実務の指針として作成されており、組織がその財務機能をベンチマークすることが可能となるという。

編集部からの一言

日本管理会計学会(JAMA)常務理事の青木雅明博士は「世界はテクノロジーおよび財務専門家の共通の実務を通じて一層繋がりを深めている。われわれの新時代に会計管理は極めて重要な役割を果たすと考える。(略)財務の専門家および事業の成功を支援するために、この無償のリソースの日本語版をここで入手が可能にすることができてうれしい」とコメントを発表した。「原則」についての詳細はwww.cgma.org/principles を参照し、その内部からダウンロードが可能になっている。

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