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トーマツが「トーマツ監査イノベーション&デリバリーセンター」を設立予定
2017/10/18

有限責任監査法人トーマツは、監査品質の向上と監査業務における働き方改革の促進を目指し、2017年12月に監査業務の標準化と集中化を行う「トーマツ監査イノベーション&デリバリーセンター」(Tohmatsu Audit Innovation & Delivery Center : AIDC)を千葉県・幕張新都心に開所すると発表した。AIDCの主な機能は以下の4つ。

(1)業務標準化(基礎的な入力や機械的な作業を標準化し、効率化を図る)、(2)人材ミックス(多様な人材を採用しセンターの規模を確保するとともに、専従の公認会計士チームが常駐し、監査業務の品質を担保する)、(3)デジタル化(Robotic Process Automationや人工知能の活用を推進し、監査現場をサポートする)、(4)監査資源(2021年5月までに、トーマツの公認会計士が関与する年間業務時間の10%を補完できる支援体制と手法を確立する)。

編集部からの一言

トーマツはAICD開設にあわせて、「有資格者以外の人材を新たに採用し、2018年末までに150席体制、2019年末までに250席体制を構築」するという。

ポイントは、「多様な働き方と勤務体系」だ。AIDCのみに適用される人事制度を採用することで、社員がライフスタイルに合わせた働き方を選択できるようにし、さらに就業条件を年2回見直しが可能な制度も合わせて運用するという。“働き方改革”は、はじまっている。

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