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第Ⅱ回短答式試験の合格発表。合格率は7.2%
2017/06/28

平成29年公認会計士試験第II回短答式試験の合格発表が、6月23日に行われた。資料によると、願書提出者数は8,214人、答案提出者数は4,916人、合格者数は475人だった。願書提出者数と答案提出者数の差については、欠席者数が1,661人(第II回短答式試験の受験予定科目の全てを欠席した人)、短答式試験免除者数1,637人。合格基準は「総点数の 64%以上を取得した者」で、合格率は7.2%だった。

総合平均得点比率は43.7%、科目別平均得点率は
財務会計論:33.2%
管理会計論:47.4%
監査論:50.4%
企業法:52.4%
だった。第I回及び第II回短答式試験を合算した合格者は1,669人で、昨年と比べると11.2%増加(3年連続増加)している。短答式試験合格者は、2017年8月25日~8月27日に行われる論文式試験に臨むことになる。論文式試験の合格発表は11月17日に予定されている。

編集部からの一言

「会計士不足」と言われている現在、短答式試験の合格者が3年連続で増加したのはうれしいニュースだ。短答式試験を無事に突破した方は「公認会計士・監査審査会」のホームページ上にある「平成29年論文式試験で配付する法令基準等について(確定版)」などの情報をよくチェックして、これから試験勉強の追い込みに励んでほしい。昨年は会計士試験の合格者数が9年ぶりに増加となったので、この流れが続くことをぜひ期待したい。

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