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三菱東京UFJ銀行がfreee経由で直接振り込み可能に
2017/05/24

三菱東京UFJ銀行は、2018年4月1日付けで商号を「三菱UFJ銀行」に変更することを発表した。理由は親会社の三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が主要事業会社の名称をグループ名に統一するためで、英文商号は「The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ, Ltd.」から「MUFG Bank, Ltd.」 へと変更する。

変化の時期にある同銀行は5月22日からフリー会計ソフト「freee」から直接口座へ振り込みできるサービスをスタートさせた。freeeは帳簿作成や給与計算、確定申告などが可能で、2017年3月にMM総研が行った調査によると、クラウド会計ソフトのうち16.9%の利用率を占める。

今回のサービスでは、企業が三菱東京UFJ銀行のネットバンキングサービスに申し込むと、freeeが入出金明細を取り込み、会計ソフト上で振り込みを申請できるようになるという仕組みだ。

編集部からの一言

MM総研の同調査によると、会計ソフト利用者のうち、PCインストール型会計ソフトの利用率が77.7%に対して、クラウド会計ソフトの利用率は13.2%。freeeやマネーフォワードなどといったクラウド会計ソフトが勢力を伸ばしているが、利用動向に関する質問への回答も「今後利用したい」と「どちらかといえば今後利用したい」が合わせて34.5%と、それほど高くはない数値だった。会計ソフトの行く末はいかに――。

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