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日本公認会計士協会千葉会が小中学生を対象に「出前授業」をスタート
2017/02/01

日本公認会計士協会千葉会は、県内で会計に関する「出前授業」をスタートした。3月末までは小学6年生を対象にして4か所、4月以降は小学4年生以上と中学生以上を対象にして授業を行う。通常、小学校や中学校では習うことのない会計学に早い段階から触れてもらうために、身近な素材を使うなどの工夫をして学んでもらうという。日本公認会計士協会は千葉会に限らず、以前から「ハロー!会計」と題して、小中学生を対象に無料の会計講座を開催してきた実績がある。

内容は、第1部 会計ってなに?やってみよう原価計算、第2部 会社って? 監査って? 公認会計士の役割、の2部構成で、全国で子どもが会計に触れる機会を設けてきた。千葉会が小学6年生に行った出前授業では「原価計算」を教えるため、生徒が各自でケーキの原価を電卓で計算。千葉会の泉副会長は「子どもたちが会計を身近に感じるきっかけになってほしい」と、出前授業に期待を寄せている。

編集部からの一言

日本公認会計士協会は、「ハロー!会計」をスタートしてから、「公認会計士という職業が何をしている仕事か、子どもにほとんど知られていない」と痛感したという。今年は公認会計士試験の受験者数・合格者数ともに久しぶりに増加したが、前年までは減少が続き、「若者に人気のない会計士」というイメージが世間に伝わってしまった部分もあったため、子どものときから「会計の魅力」をわかりやすく伝えることは有意義な活動だろう。

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