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「平成 29 年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験」の合格発表
2017/01/25

1月16日に「平成 29 年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験」の合格発表が行われた。公認会計士・監査審査会の資料によると、願書提出者数は7,818人(受験予定科目全てを欠席した人数は1,773人)、答案提出者数6,045人、総点数の71%以上を獲得した合格者数1,194人という結果だった。平均得点率は、財務会計論44.1%、管理会計論51.1%、監査論54.7%、企業法60.7%で、総合すると51.6%。合格者数は前年と比べると331人増えていて、最近5年間では最も多かった。

また、あわせて、「平成29年公認会計士試験の出題範囲の要旨」、「平成29年論文式試験で配付する法令基準等」、「平成29年公認会計士試験受験案内<第 II 回短答式試験及び短答式試験免除者等用>等」、「平成29年公認会計士試験受験願書<第 II 回短答式試験及び短答式試験免除者等用>の配付及び受付」も公表されている。

編集部からの一言

一昔前に「会計士浪人」という言葉をニュースでよく見たが、今は逆に「会計士不足」が声高に叫ばれるほど、大手監査法人、大手会計士事務所を中心に採用が活発化している。最近5年間で合格者数が最多となったことからも、会計に“転換期”が来ていると指摘する声もある。「AIやコンピュータに奪われやすい職種」と言われることもある会計士だが、ITに詳しい若者は独自の視点で会計士に明るい未来を見出しているのだろう。

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