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新日鉄住金が2019年3月期から国際会計基準(IFRS)へ
2018/01/24

新日鉄住金は国際会計基準(IFRS)を2019年3月から適用すると発表した。 国際会計基準とは、民間機関の国際会計基準審議会(IASB)によって定められている国際的な標準となる会計基準のこと。 日本では2010から企業がIFRS適用を判断できるようになっていたが、新日鉄住金は見極める必要があるとして、適用に対して慎重な姿勢を見せていた。 だが、同社が2019年から海外の鉄鋼事業を伸ばす予定を新中期経営計画に盛り込んでおり、現地企業のM&Aの数が増え、海外投資家の関心も高まるため、IFRSを採用し、投資家に海外の同業他社と比較しやすい財務情報を提供する狙いがある。

3年間の経営計画では、粗鋼生産量約4800万トンに対して、海外の生産能力が現在より1割増加の5割を上回る可能性があるという。 同社の2017年の粗鋼生産量は世界3位。 グローバルで鉄鋼業界は上昇傾向にあるなかで、同社はIFRSに変更することで、国際投資マネーを呼び込むことができるか。

編集部からの一言

2017年の粗鋼生産量は、トップが欧州アルセロール・ミタルで既にIFRSを適用している。 近年、新日鉄住金は海外投資家とのミーティングの場で「他国の鉄鋼大手と比較できる情報を充実してほしい」という要望を受けるようになったという。 IFRSに対して慎重な姿勢をとっていた同社だが、世界トップの企業がIFRSを適用しており、2019年から海外の鉄鋼事業を活発化することからもIFRS導入は必須のタイミングになったということだろう。

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