会計事務所向け監査機能を追加した「Microsoft Dynamics NAV 2018」
2017/12/14
PBCは2018年4月からMicrosoft Dynamics NAVの最新版「Microsoft Dynamics NAV 2018」の日本版、中国版、香港版、タイ版、ベトナム版を販売開始すると発表した。同製品はマイクロソフトの中堅・中小企業向け主力ERPパッケージで、最新版の特長は、会計業務の一部を外注している顧客のニーズに応え、社外の税理士/会計事務所向け監査機能を追加し、さらにPower BIやOutlook連携など基幹業務を強化した点だ。
具体的には、税理士/会計士事務所など、社外の担当者が監査を行うための専用画面が新たに提供され、月次処理や決算整理手続きの進捗状況を可視化・共有することで、決算業務および会計監査を大幅に効率化するという。他にもMicrosoft Azure Cognitive Servicesによる画像解析機能といった新機能が追加されたことで、多様なデバイスやシステムとの幅広い連携や運用を可能にし、IoT時代の顧客が抱えるさまざまなニーズに対応していく狙いがある。
編集部からの一言
最近、当たり前のように使われるようになった言葉の1つに「IoT」がある。「Internet of Things」の略であるIoTは、日本語では「モノのインターネット化」と訳されることが多い。現在は自動車、冷蔵庫、エアコンなど、さまざまなものがインターネットに繋がっている状態で、一昔前では考えられなかった光景が当たり前のように広がっている。
会計もIoT化を含む、時代の変化に対応していくことが、今も、そしてこれからも求められている。
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