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「M&Aアドバイザリーをメインにしたい会計士におすすめ。専門知識をバックボーンに、ほかに一つ強みがあれば、活躍の場はあるはず」
私は大学卒業後、金融機関に就職し、主にバックオフィス業務に従事しました。退職後、公認会計士試験に合格し、1年ほど別の監査法人で監査業務を行った後、2007年12月に現在のPwCアドバイザリー合同会社に入社しました。
現在マネージャーとして携わっているのは、M&Aのアドバイザリー業務です。主に金融機関をクライアントとして、ファイナンシャルアドバイザリー(FA)業務、デューデリジェンスなどのディール関連業務を提供しています。
金融機関のバックオフィスで働いていた時は、事務的な仕事も多かったのですが、M&A関連の業務は「ダイナミズム」のある仕事であり、また監査と比べて、お客様の近くに寄り添い、経営上の課題を解決することができるサービス内容に魅力を感じています。
FA業務は、プロジェクトごとにクライアントのニーズが異なり、求められるスキルが幅広いのが特徴です。法務や税務、案件によってはITや人事コンサルなど、様々な専門家と連携し、チームを取りまとめながら案件をコントロールしていく必要があります。
粘り強く、あちこち動き回るフットワークも必要で「体力勝負」の一面もあります。
M&Aのアドバイザリー業務は、FA業務や財務DD等の実務で、会計士として専門性がより生かせる仕事だと思います。PwCアドバイザリー合同会社はグローバル案件も多いので、国際会計基準の知識も必要です。また、各国の金融規制などもキャッチアップしなくてはならず、勉強することは非常に多いです。
M&Aの仕事は、「ダイナミズム」のある仕事をしたいという希望があった私にとって、案件の規模が大きく、グローバルであること、また様々な分野のプロフェッショナルと一緒に仕事ができることなど、心躍るものがあります。
関与したディールがうまく成立したときに達成感があるのはもちろんですが、自分のした仕事が新聞記事の一面に載ったときや、何よりお客様から感謝された時にやりがいを感じることが多いです。
私は、はじめに入社した監査法人でもアドバイザリーを希望していたのですが、第二希望の監査部門に配属されました。監査の仕事にも興味はあったものの、やはりアドバイザリーをメインにしたいという想いから、思い切って転職を決めたという経緯があります。
当初は「アドバイザリーには特別な能力が必要なのでは」という不安もありました。たしかに、会計以外にも必要なスキルが多いですが、努力さえすればそれは入社してから身に着けることができます。
たとえば、多くの方が不安に感じているのは英語かもしれません。確かに、現在M&Aではクロスボーダー案件が増えており、業務には英語が必ずといってよいほど必要です。しかし、現在は英語が得意といえるほどではなくても、入社後、実務や研修制度の活用などを通じて必要なものから習得していくことができます。
そして、会計士の皆様には、会計というバックボーンがあります。FA業務やDD業務を行う上では、会計知識が大前提です。M&Aのアドバイザリー業務では、組織再編に関する会計処理、ディールの実行による財務諸表へのインパクトの分析、対象企業の会計処理方法の把握など、会計知識を生かした業務が非常に多く、クライアントもそのスキルに期待しています。
会計士であることはアドバイザリーにおいても間違いなく武器になりますので、自信を持ってほしいと思います。PwCアドバイザリー合同会社は、会計士としての経験を活かしてM&Aの領域で活躍したいという会計士の皆様には最適の職場だと思っています。
そしてできれば、小さなことでも、会計以外に何かもう一つ自信がある分野があると更に活躍の場を増やすことができるでしょう。
私の場合は、前職により金融の基礎知識を身につけていたことが、今の仕事で非常に役立っています。もちろん英語でも良いし、ITに強いとか、人と話すことが得意であるとか、パワポ資料を作るのがすごくうまいとか、何でも良いのです。
様々な強みのある人が連携するからこそ、多様なニーズに応えるアドバイザリー業務を提供することができます。これから、いろいろなバックグラウンドの専門性もった人たちと一緒に仕事をすることを楽しみにしています。
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