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会計士は副業できるのか?副業する場合のやり方と、副業するメリット・注意点

会計士は副業できるのか?副業する場合のやり方と、副業するメリット・注意点

働き方改革が始まっている中、長時間労働の是正が進められ、多様な働き方の実現が求められています。そんな中、長時間労働も多かった公認会計士においても、働き方改革が進み、残業時間の削減が取り組まれ、時間に余裕ができる会計士が副業を行うことも考えてきています。ここでは会計士が副業する場合のやり方やメリット、注意点などを紹介していきます。

マイナビ会計士編集部

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会計士が副業する目的は

一般的に副業する目的は収入を増やすことですが、会計士の場合、それ以外に得られる効果を考えて副業に取り組むことがあります。ここで、会計士が副業する際の目的についてご紹介しましょう。

収入を増やすこと

長時間労働の是正によって残業時間が削減され、収入が減少している場合などに収入を補填することを目的に副業をすることが多いですが、それは会計士でも同様です。一般事業会社で働いている会計士などは残業時間が削減されて収入が減少しているケースもありますが、その分、余裕ができた時間で副業することにより収入を増やすことができます。会計士の資格を活かせる副業であれば、他の副業よりも高い単価の収入を得ることが可能です。

独立への準備

会計士を保有している人には、独立を考えている人も多数います。いきなり開業して独立することも可能ですが、副業として業務を受けてみて、そもそも独立することで当初の目的と合致しているのか、どのような業務が可能なのかなど、事前のリサーチとして副業を利用することも可能です。また、副業することで独立のための資金を貯めたり本業を補完する経験を積んだりすることができ、独立の準備にもなります。

スキルアップ・人脈づくり

副業を通じて本業とは異なる経験ができ、そこから新しいスキルや人脈を得ることができます。それまでの経験を活かし、その延長線上で副業した場合であっても、環境が異なれば同様に本業は違った人脈を作ることができるはずです。社外の人と関わることで異なったさまざまな考え方などを知ることができ、これが本業に対してもプラスに活かされるでしょう。

会計士の副業の種類は

会計士が副業しようとした場合に、どのような業務ができるのか具体的にご紹介します。副業できる業務は幅広くありますが、ここでは主となる7つの業務にスポットを当てました。

【予備校講師】

会計士のスキルを活かす副業として、予備校講師があります。ご自身の持つ会計士試験合格という経験を活かし、会計士の受験生をサポートするのです。主な業務は予備校での講義や採点、またはセミナーでの登壇など。予備校講師は会計士のスキルをそのまま活かすことができ、ハードルも高くありません。

【執筆活動】

会計士には専門性の高いスキルやノウハウがあるので、会計や税務に関する執筆も副業としての選択肢となります。専門学校や会計事務所、コンサルティングファームなどのホームページに掲載される記事の作成が対象となり、これまでの経験や知識などを専門領域として活かすことができるでしょう。なお、報酬は文字のボリュームや媒体、内容などによってさまざまです。

【補助金などの事業計画の作成】

会計士は数字に強く、事業計画の作成などもできるので、補助金などの申請に使う事業計画の作成業務を副業とすることも可能です。また、金融機関から融資を受ける際も事業計画の作成は必須で、損益の計画はもちろんのこと、資金繰りなども作成することになります。場合によっては、財務三表の計画も求められるでしょう。これらは、会計を勉強してきた会計士にとって得意分野の副業。これまでのスキルなどを十分に活かすことができます。

【財務DD】

財務デューデリジェンスに関してはM&Aファームなどの経験が必要となりますが、会計士の副業の選択肢となります。個人で受けることになるので小規模な案件にはなりますが、単価は高く、需要は少なくありません。その際は財務DDだけでなく、株式価値評価や税務DDをセットでできるとチャンスが増えるでしょう。昨今は事業承継案件など規模の小さい案件が増えてきているので、チャンスがある分野です。

【経理などのアウトソーシング】

個人で事業に取り組んでいる人などにとって、経理は大変な業務となります。そのため、経理業務を外部に委託しているケースも多く、それらを副業として受けることも可能です。また、独立を考えている人であれば、税務申告などとともに経理周りを一括で受けることも多いでしょう。その前段階の準備として、副業で経験しておくのも一つの選択肢です。受けてみることで、今後の業務に活かすこともできます。

【内部統制構築支援】

内部統制構築支援も、これまでの監査経験などを活かすことができる業務の一つです。業務としてはなかなか少ないですが、上場準備会社などが内部統制の構築に困っているケースもあり、本業と時間調整ができるのであれば受けること可能な業務です。まさに会計士の得意分野なので、会計士の副業の選択肢となるでしょう。

【経営助言】

会計士は会社の数字を見ることができます。なかなか少ないですが、数字面で助言してほしいという需要があります。また、その延長線上で社外役員ということのも一つの選択肢です。特に近年、ベンチャー企業を中心に社外役員の需要が高まっており、外部の視点で助言が重要視されています。これまでの経験を活かしつつ、こした業務を経験することで、会計士としてさらなる成長につながるでしょう。

副業するメリット

会計士が副業するメリットは多数あります。さまざまな観点から、具体的なメリットをご紹介しましょう。

収入が増える

本業の業務の隙間時間に副業を行うことで、時間をうまく活用しながら収入を得ることができます。会計士の知見を活かせるものであれば単価も高く、他の副業と比較して効率的に収入を増やすことが可能です。

人脈ができる

本業だけであれば、人との繋がりはそのコミュニティー内だけになってしまいます。しかし、副業することによって、副業においても人脈を作ることができます。たとえ自分の業務のみと淡々とこなす副業でも、周囲とやり取りしていく中で、新たな人脈を構築していけるでしょう。また、同じように副業している人と知り合いになれば、同じような考え方の人と関わることができ、今後業務を進めていく上でもプラスになります。

経営者などと直接やりとりができる

小規模な会社が外部に業務を委託しているケースが多く、副業すると自然と経営者とのやり取りが生じます。規模が小さいとはいえ、経営者の考えることに触れることはその後の業務にプラスになります。本業においても少し引いた目で見ることができるようになり、副業することもメリットと言えるでしょう。

新たなスキルを身につけることができる

本業とは異なった業務をすることで、本業では得ることができないスキルを身につけることができます。たとえ本業と似た業務であったとしても、違う環境で業務することで新たな観点を身につけられるでしょう。そこで得たスキルや観点は、本業にも存分に活かすことができます。

副業する上での注意点

ここまで副業の良い面を解説してきましたが、副業することはメリットだけではありません。副業する上で、注意すべき点について解説していきます。

本業の勤務先の就業規則を確認する

まず、本業の勤務先の就業規則を確認しましょう。勤務先の就業規則で副業が禁止されていたり、事前に届出だったりと、副業の可否は会社によって異なります。これらの確認が漏れた場合、懲戒処分など処分の対象になる可能性も出てくるため注意が必要です。また、可能であったとしても、会計士は機密情報を扱っているケースも多く、情報の取り扱いには注意が求められます。

体調管理に気をつける

副業は本業の合間をぬって取り組むこととなるため、夜や週末などに作業が生じやすいでしょう。その結果、睡眠不足や疲労の蓄積により、体調不良など本業に支障をきたさないように気をつけてください。副業が原因となって、本来の職業を失ってしまったのでは本末転倒です。

副業に向いている人・向いてない人

副業を進めていくにあたっては、十分な時間を確保でき、ちゃんと時間を自己マネジメントできることが必要になります。また、セルフマネジメントも重要で、メンタル面でちゃんと調整を行い、本業にも支障がきたさないようにしないといけません。これらのことができる人であれば、副業に向いているといえます。逆にできない、あるいは苦手だと感じるのであれば、副業には向いていないでしょう。

まとめ

会計士という資格を活かせば幅広く副業ができ、単価も他の副業と比較して高めです。また、独立前にスキルアップや人脈構成、資金確保などの準備を目的として副業するのも一つの方法と言えます。一方、体調を崩すなど、副業が本業に支障きたさないよう注意しましょう。時間やメンタルを自分でしっかりマネジメントし、充実した生活を送れるように整えます。そのうえで、ご自身のキャリアに副業を活用してみてはいかがでしょうか。

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