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<公認会計士 特別インタビュー>数字に強い、という王道

<公認会計士 特別インタビュー>数字に強い、という王道

公認会計士=数字に強いというイメージは確かにある一方で、多くの公認会計士の方は「数字に強いだけが会計士じゃない」と思うことだろう。しかし、中には、数字に強いというその強みを、前面に出している公認会計士もいる。一つのことを磨き続ける小塚さんのプロフェッショナリズムに触れてみた。

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プロフィール

小塚 稔(仮名)40代男性 公認会計士

小学校時代から暗算の才能を開花させ、大学卒業後に公認会計士を志す。合格後は、地元にある大手監査法人の地方事務所に就職。地方銀行や地域ベンチャー企業など、幅広い規模・業種の監査業務に携わりながら、地域企業の活性化のためにセミナーなどにも積極的に登壇している。

そろばん塾で才能を開花

眞山:小塚さんは、暗算がとても得意なんですよね。いつ頃からですか?

小塚(敬称略):小学1年生の時に、両親に勧められてそろばん塾に通い始めて、暗算1級をすぐに取りました。地元でニュースにも取り上げられたりしました。大学に入ったころに、今でいう「フラッシュ暗算検定」というマニアックなものができたので、それで九段をとりました。

眞山:九段…すごいということは分かりますが、どんなことができるんですか?

小塚:たまにテレビで見る、3桁の数字が次々に画面に出てきて、それを暗算するやつですね。ああいうのはできます。

眞山:へぇ…だから、会計士になろうと思った感じですか?

小塚:まさにそうです。計算能力を必要とする資格というと、やはり簿記検定と公認会計士試験だと思っていたので。本試験でも、電卓はいちおう持っていましたが、ほとんど使いませんでした(笑)ただ、公認会計士試験は法律科目もあれば理論科目もあって、そういったものを覚えるのは非常に苦労しました。だから、大学を出てしばらくしてようやく、合格できたという感じです。

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地元に貢献したいという思いで地方事務所に就職1

眞山:合格後はどのようなキャリアを積んでいらっしゃるのでしょうか?

小塚:地元に貢献したいという気持ちがあって、大手監査法人の地方事務所に就職しました。やはり計算が得意ということを見込まれたのか、地方銀行の監査チームに配属してもらいました。金融商品の複雑な計算とか、あるいは自己査定の後追い評価とかは純粋に楽しくて、しかも融資先の色々なビジネスに触れることができたのは面白かったです。地元だから聞き覚えのある会社もありましたし、「意外と儲かってんな~」とか、もちろんその逆のこととかも、ひそかに思ってました(笑)

眞山:そこでは、計算能力をいかんなく発揮できたと言う手ごたえはありますか?

小塚:意外とそうでもないですね…もちろん頭の中で計算がさっとできるのでイチイチ電卓をたたかなくていいのはあるのですが、頭の中でとっくに計算が終わっているものを、監査調書に残すためにExcelに打ち込むような二度手間が多くて、正直まどろっこしさを感じることもありました。

だから、計算が出来るだけの人って、実は価値がないんじゃないか?という自己否定の気持ちが芽生えたことも少なくなかったですね。英語が抜群にできる人がアメリカに行ったときの気持ちと同じかもしれません。Excelですべて事足りる世界に、僕は必要ないんじゃないか…と、大げさに言えば思ってました。

眞山:なるほど…でも逆に、計算得意でクライアントに喜んでもらえたこともあったんじゃないですか?

小塚:はい、よく覚えているエピソードがありまして。配当可能限度額(※1)ってあるじゃないですか。うっかり配当をし過ぎると会社法違反になってしまうのですが、株主総会の議案を見ていて「あれっ?」と思うことができて、すんでのところで蛸配当(※2)を防ぐことができたことがありました。

※1 会社法では、株主に対する配当を無制限に可能にすると、会社の資金が株主に還流されて銀行等の債権者が困る可能性があることから、会社法では配当の上限額を細かく定めている
※2 配当可能限度額を超えた過剰な配当をすること。飢餓時のタコが自分の足を食べてしまうことから来ている

眞山:へぇ。もちろん監査のプロセスを踏んでいたら見つけられる内容ではありますが、かなりレアなケースですし、ひと目で気づけるのは凄いですね。発行済株式数も頭に入っていないといけないし…すごいですね。

小塚:その経験をしてから、自分の強みに自信を持っても良いんだ、と思うようになりました。上司も自分のアサインの仕方を見直してくれて、計算=金融商品という短絡的な話ではなくて、精算表で単純な計算ミスをしそうな会社だとか、言っちゃ悪いけど不正のリスクの高い会社だとか、そういうところを優先的にあててくれるようになりました。

眞山:そうなるとやはり、小塚さんの強みは「計算力」ということに尽きるのでしょうか。

小塚:そう思います。もちろん、会計士に必要な素養ってほかにもたくさんあります。いわゆる懐疑心とか、あるいはコミュニケーション力とか。僕はもともとコミュニケーションはそれほど得意ではなかったですが、計算力という強みがあるからこそ皆が認めてくれて一段上の土俵に立つことができたり、強みを持っていることが自分の支えになっているおかげで自信を持って会話ができるようになったり、といったメリットは少なくないです。

だから、自分の強みは何かといわれると、確かに計算力という答えになると思います。

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地元に貢献したいという思いで地方事務所に就職2

眞山:小塚さんは今も同じ監査法人で勤務を続けられているんですよね?

小塚:はい。転勤も経験して、他の地方事務所でも修行させてもらいましたが、結局もとの事務所にまた戻ってきています。M&Aやデューデリジェンスといった、本当の意味で計算能力を求められる仕事も増えてきました。

眞山:今後はどういったキャリアを志向されているのでしょうか?

小塚:このまま、この地域の役に立てる会計士として生きていきたいですね。実はもともとは、ある程度キャリアを積んだら、地元でそろばん塾を開こうと思っていたんですが、今の仕事は非常にやりがいを感じているし、むしろ「そろばんなんて習ってどうするの?」という答えの一つがこの職場にあるという気もしています。

最近になってまたそろばんや暗算の効能みたいなものが見直されて、そろばん塾のブームが再燃しているようですが、子どもたちの良いロールモデルになってあげられたらという思いです。

眞山:なるほど…とても面白いお話をありがとうございました。最後にひとことメッセージをお願いします。

小塚:公認会計士の監査の仕事は、AIに奪われるという話もありますが、私が習っていたそろばんや暗算は、コンピューターに奪われる能力だと、私が子どものころから言われていました。確かに私たちは自力で難しい計算をする必要は無くなったけど、それでもそろばんや暗算はこの世から消えてなくなってはいません。

変わり続ける世の中にあって、新しいものに常にアンテナを張り続ける考え方は私もアリだと思う一方で、古くなっていくものを大事にすること…とりわけ、自分が好きになったものについてはこだわりぬくことを私はお勧めしたいと思います。

時代が変わって人に求められるものが変わったときに、自分が強みを築き上げた経験が、自分を支えてくれることは間違いないからです。

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