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振り返れば、そこにキャリアがある。

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キャリアパスというと、「10年後の自分」を見定めたうえで職探しやスキルアップにいそしむイメージが強い。しかし大野氏は「キャリアとは振り返ればそこにあるものだ」という。ノープランで無謀にも見えるが、最低限のセーフティラインをイメージしながら生きている大野さんの姿は、キャリアに悩む公認会計士の方にとって、大いに背中を押すものになるに違いない。
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プロフィール

大野修平 公認会計士・税理士OneWorld税理士法人 パートナー

大学卒業後、有限責任監査法人トーマツへ入所。金融インダストリーグループにて、主に銀行、証券、保険会社の監査に従事。トーマツ退所後は、OneWorldグループにて税務顧問、創業支援、資金調達支援、資金繰り指導などの業務を行う。また、スタートアップ企業の育成にも力をいれており、東京都における女性・若者・シニア創業サポート事業の講師のほか、アクセラレーションプログラムでのメンタリング、ピッチイベントへの協賛などにも精力的に関わっている。

東京って本当にあるのか?

生い立ち

岡山県の倉敷市というところで生まれました。田舎で生まれ育った私にとって、東京というところは「本当に存在するの?」というくらい遠い場所だったのです。それを確かめたくて東京に来た…というのが私のキャリアの始まりです。

というわけで、現地の進学校から東京の大学に進学しようと思ったのですが、それほど裕福ではない家庭だったので、親からは東京にある大学に行くなら国公立にしてくれと言われました。それで見つけたのが東京商船大学(現・東京海洋大学)です。ここなら行けると思って勉強し、合格しました。ただ、あくまで東京に行きたかっただけで船乗りになりたいわけではなかったので、アルバイトでお金を稼いでは飲食やファッションにつぎ込んで…というように、ひたすら東京を謳歌しました。

フリーターから、経営コンサルタントを志す

東京を謳歌しているうちに、気づけば就職活動時期を逃し、そのまま卒業して、フリーターになっていました。

夜はパチンコ店で、昼間はレコード店で働いているうちに、だんだんと同級生と疎遠になってしまいます。しかし、そんなある日、とある方が開く飲食店に、店舗立ち上げから参画させてもらえることになりました。それと同時に、アルバイトを辞め、飲食店の正社員になりました。

その後、さらにもう一店舗の立ち上げにかかわっていく中、売上やメニュー、アルバイト採用などについて考える経験をすることを通じて「経営」というものに興味を持つようになりました。そこで経営コンサルタントになろうと思ったのですが、そもそも自分のキャリアなんてちゃんと考えたことがなかったので、どうやってなれば良いのか分かりません。とりあえず何か資格でもあるのだろうと思い、水道橋の資格専門学校をはしごしました。

今ならわかりますが、経営コンサルタントは実力勝負の世界ですので、資格は不要です。それでもその時は本気で経営コンサルタントの資格を取ろうと思っていました。某専門学校の「非常識合格法」というポスターに惹かれて窓口に行ったら「それなら公認会計士がぴったりです!」と勧誘され、誘われるままに簿記検定3,2級コースと公認会計士コースを同時に申し込みました。簿記のボの字も知らなかったわけですから、今思えば無謀な挑戦です。むしろ、公認会計士試験の難しさを知っていたら、そもそもチャレンジすらしなかったかもしれません。

はじめて触れる簿記・会計の世界は手ごわかったですが、勉強に専念し30歳になる年に何とか合格。貯金がなくなって専門学校でアルバイトしながらの合格でした。

監査法人で5年、その後ノープランで独立

合格後、監査法人トーマツに入社しました。金融部門に配属されて銀行・保険・証券業の監査等に従事して、5年くらい働いたのですが、大企業の中で働くとなるとどうしてものびのびできないと思い、独立します。あれっ、と思うかもしれませんが、全くのノープランで独立しました。

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ハッタリは、いずれハッタリでなくなる

ハッタリは、いずれハッタリでなくなる

人のつながりで広がる仕事、そして組織

もちろん不安はありましたが、思いのほか気にかけてくれる人がいたのです。まずはトーマツ時代のパートナーが知り合いを紹介してくださって、保険会社の経理のお手伝いを外注という立場ですることになりました。いわゆるUS-GAAP(米国会計基準)対応の仕事でした。2年くらい手伝いをさせてもらいながら、学生時代の伝手で友人の申告の手伝いなどもやっていました。

その後、知り合いの会計事務所に「一緒に仕事をやりたい」と打診し、個人事務所に合流しました。2018年4月にパートナーを4人加えて法人化しました。それが今いる「OneWorld税理士法人」です。同時にコンサルティング会社を設立して、自分がそちらの代表に就任しました。

若いころに何かやりたいことを持っていたわけではないのですが、東京に出てきたことで色々な人と出会い、色々な仕事を経験でき、会社も立ち上げられた。東京ってすごく良いところだな、と思いました。チャンスも無限にあるし、出会いもたくさんある。自分よりすごい人にも出会えるんですよ。

先輩方に立ち向かうには、ハッタリしかなかった

OneWorldの特徴は、公認会計士が経営している税理士法人であることを活かして、経営戦略等のコンサルティング業務+税務顧問でバリューを出している点です。会社としてはそうした点が強みなのですが、その中で自分なりのバリューをどのように発揮しようかというのは、独立当初から考えています。

当初は、トーマツ時代に金融部門にいたこともあって「金融、っていうか融資が得意です」と言うことにしました。ハッキリ言ってはったりでした。だって、監査をしていたからと言って融資のことがわかるかというと、正直そんなことはないですから。

でも、やりたい業務があるとして、そこにはすでに先輩方がたくさんいるわけです。それこそ税務業務であれば数万人規模です。だから、何かを打ち出すしかなかったんですよ。そしてそれは、1年2年するうちに、はったりじゃなくなりました。最近は融資の支援について当社ならではのノウハウもだいぶ溜まり、ようやく会社っぽい形になりました。

監査法人の出身ということで、ピンからキリまでいるコンサルタントの中で差別化ができたことも大きかったと思います。

向こう見ずでも良いから、チャレンジを

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今後の展望

今後はスタートアップへの融資の支援も積極的にやっていきたいです。シード期(新しいビジネスの構想段階)に必要になるファイナンスについては何となく形が見えてきたかなー、と思うのですが、その先のアーリー期(サービスをリリースして認知を図る段階)のデットファイナンス(銀行などからの融資を受けること)も手伝いたいと思っています。

シード期やアーリー期というと、ハイリスク・ハイリターンですよね。だからこそエクイティファイナンス(ファンドなどからの投資を受けること)を目指すことがセオリーとされているのですが、実は融資と全く相いれないかと言えば、そうでもないではないか?と感じるようになってきました。スタートアップの生態系の中にデットファイナンスが組み込まれることで、日本のスタートアップの競争力が増すと思っています。大きな意味では、そういった融資の文化を作ることにも貢献したいです。

…と、偉そうなことを言い続けてきましたが、融資のことが「わかるようになった」かと言われると、いまだに全然わからないこともあります。金融機関の思惑、金融庁の動向、景気、色々な要素が絡まりあっている中で、分からないものに日々気づかされているような気がします。

キャリアに悩む会計士の皆さんへ

私は、基本的にずっとノープランでキャリアを積んできました。敢えてそれを勧めるつもりはありませんが、そもそも自分のキャリアを完全にコントロールできるわけではないのも事実。その場その場で目の前の相手にいかに貢献するかを考え、最大限のパフォーマンスを発揮していけば、振り返ったときにキャリアができているものなんじゃないかと思います。

トーマツを出るときには、「野垂れ死にするかもしれないけど、倒れるときはトーマツのビルの前にしよう」と決めていました。そうすれば誰かが助けてくれるから(笑)。目の前の業務に真摯に向き合っているなら、そういったエイヤーという飛び込み方も可能になるんじゃないかと思います。

※記事内容などは取材時のものになります。

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眞山徳人

眞山 徳人

合同会社フォルケCEO

2005年12月公認会計士第2次試験合格後、大手監査法人にて国内監査業務、各種コンサルティング業務等に従事。2016年3月に退職、独立。現在は公認会計士としてコンサルティング、執筆、講演等を行いつつ、人材育成企業のCEOとして小中学生から経営者層までを対象に様々な教育コンテンツを開発・提供している。2019年4月にはフリースクール「フォルケ学園」を開校予定。著書に「江戸商人勘助と学ぶ 一番やさしい儲けと会計の基本」「スピーチ・ツリー どんな場面でもブレずに話せる技術」などがある。

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