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INTERVIEW01 IPO支援とシステムコンサルティング。監査法人時代に培った二つのスキル。木戸 正典氏グローバルブリッジ株式会社代表取締役(公認会計士・税理士) INTERVIEW01 IPO支援とシステムコンサルティング。監査法人時代に培った二つのスキル。木戸 正典氏グローバルブリッジ株式会社代表取締役(公認会計士・税理士)

木戸氏が公認会計士の資格取得を目指したのは、大学卒業した年の夏。サンワ・等松青木監査法人(現 有限責任監査法人トーマツ)で研鑽を積み、その後もベンチャーキャピタルやSIer、ERP パッケージベンダーなどでその手腕を発揮してきました。大きな転機を迎えたのは、2000年より9年間にわたって勤務したソフトバンク時代。公認会計士の知識と経験を活かしてビジネスモデルの変更に携わり、見事、赤字経営を黒字転換させました。大学卒業から現在に至るキャリアを振り返りながら、木戸さんの仕事観や若手会計士の皆さんに向けたメッセージをご紹介する本インタビュー。第1回は、監査法人時代を取り上げます。

卒業後のビジョンが全くなかった学生時代。親の言葉を機に一念発起。

私は経営学科の出身で、在学中に簿記や会計の科目を履修し、簿記検定2級を取得しました。当時は特に将来の目標もなく、漠然とした思いを抱えながらのんびりと生活していましたね。就職活動らしいことも一切していなくて、大学卒業後も仕事せず、フラフラ生活していた私を心配したのでしょう。親が「せめて就職して欲しい」と言い出して。それで、成り行きで「公認会計士の資格を取るために学校に通うから、その資金を援助して欲しい」と交渉したんです。

実家は都内にあって、当時、両親は仕事の関係で関西に住んでいました。私は実家で一人暮らし。今思えば、深く考えずに発言したことでしたが、親はおおらかに受け止めてくれました。両親には本当に感謝しています。

会計士の学校に通っていた1年間は、私の人生で最も勉強した時期。大学を卒業した年の夏に入学し、朝8時から夕方の6時まで勉強する生活を休むことなく続けました。そして翌年の7月、1度目のチャレンジで本試験に合格。サンワ・等松青木監査法人(現 有限責任監査法人トーマツ)に入社しました。

入社後、最初に配属されたのがIPO支援を専門に手がけるトータル・サービス2部です。株式上場を考えている企業に対して、監査や経理部門への指導など、上場準備に必要なコンサルティングに携わることとなりました。通常、監査法人に入社した新人会計士は、監査業務を担うのが一般的です。トーマツは当時から大手上場企業を数多くクライアントを持っていましたから、私も上場企業の担当になるだろうと思っていました。しかし、蓋を開けるとIPO支援。実際、約50名ほどいた同期の中で、トータル・サービス2部に配属となったのは、ごくわずかしかいませんでした。

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上場を目指す若い企業を支える喜びを日々、実感

トータル・サービス2部のクライアントは未上場企業であり、上場企業に比べると規模も小さく、場合によっては決算書の作成にあたって指導する必要もあります。決算書から元帳を確認したり、決算が正しくなるような仕組みを作ったり、いっそのこと、会計システムを導入してはどうかと提案したり――。こうした取り組みが思いのほか楽しく、のびのびと仕事をさせてもらったと感じています。何よりも、上場を目指す若い企業には、独特の活気がありました。

こうして、IPO支援に3年ほど携わった後、トーマツの子会社に出向し、コンサルティング業務を兼務するようになりました。IPO支援の経験を積むうちに、会計システムの“開発業務”に高い関心を抱くようになり、費用はトーマツ持ちでプログラムの学校に通わせてもらったんです。今は四半期決算ですが、私がトーマツに勤めていた頃はまだ半期決算で、今ほど忙しくなかったんですね。通常の業務を終えてからプログラムの学校に通う生活も、それほど負担にはなりませんでした。

出向先は、現アビームコンサルティングである等松トウシュロスコンサルティング。システムコンサルティングを中心に手がける会社です。初めて携わった案件のことは良く覚えています。リース会社のシステム刷新プロジェクトに参加し、借入金システムの設計・開発を担当しました。その後、会計システムのパッケージ開発プロジェクトに参加。ちょうどこの頃、公認会計士の3次試験に合格し、会計士登録をしました。

これにより、公認会計士の資格を名刺に書けるように。自社開発のパッケージを企業の経理担当者に紹介すると、「会計士さんなんですね」と信頼されることが多かったですね。会計士の資格をもった人間が担当となり、クライアントのニーズに沿ってパッケージをカスタマイズしていく。もちろん、パッケージのインストールやデバッグも私が行ったのですが、そのたびに、クライアントから感謝の言葉をいただきました。公認会計士の資格を持つことで、社会的評価が高まる経験を、この時期にしたのです。

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【次回】監査法人時代の経験とスキルが評価され、スカウトによりベンチャーキャピタルに転職。

木戸 正典氏グローバルブリッジ株式会社代表取締役(公認会計士・税理士)

木戸 正典氏

グローバルブリッジ株式会社代表取締役
(公認会計士・税理士)

福岡県北九州市出身。1988年、サンワ・等松青木監査法人(現有限責任監査法人トーマツ)に入社。IPO支援業務とシステムコンサルティングを兼務する。その後、ジャフコ株式会社、電通国際システム株式会社、ピープルソフトジャパン株式会社を経て、2000年ソフトバンク株式会社に入社。通信事業の証券化による資金調達を始め、事業計画や財務計画の策定、M&Aなどに携わる。2008年8月、グローバルブリッジ株式会社を設立。現在、パートナーと協力しながらシステム開発やM&A、経理財務に関連するコンサルティングを実施。趣味はお酒とウォーキング。月に500キロメートル以上歩くとのこと。

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