平成30年公認会計士試験 第Ⅰ回短答式試験の合格発表
2018/03/23
コラム
平成30年公認会計士試験 第Ⅰ回短答式試験の合格発表

平成最後の年、30年。

今年も公認会計士試験の合格発表がスタートしました。受験したみなさんは、期待どおりの結果を得ることができましたか?

最終ゴールである平成30年公認会計士試験「論文式試験」の合格に向けて、着実に一歩ずつ進んでいきましょう!

第Ⅰ回短答式試験の合格発表

昨年12月10日に行われた平成30年公認会計士試験「第Ⅰ回短答式試験」。1月17日に合格発表が行われました。このコラムの読者の方が無事に合格したことを願ってやみません。

合格発表の概要をみると、次のように公表されています。

(1)願書提出者数

8,373 人
うち 欠席者 1,804 人(注)
(注)受験予定科目全てを欠席した者を指す

(2)答案提出者数

6,569 人

(3)合格者数

1,090 人
・ 総点数の 70%以上を取得した者
・ ただし、試験科目のうち 1 科目につき、その満点の 40%未満のものがある者は不合格

(4)総合平均得点比率・科目別平均得点比率

平均得点比率

総合 49.7%
科目別
財務会計論 45.0%
管理会計論 49.4%
監査論 59.4%
企業法 50.6%

さらに、「平成30年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験の得点階層分布表(総合得点比率)」も見ていきましょう。

これによると100%を達成したのは1人。受験予定者に対する累計人数の割合は、じつに0.01%。満点とはすごいですね! さらに見ていくと、90%以上は25人(累計人数、以下同)、80%以上は293人、70%以上は1,091人、60%以上は2,173人、50%以上は3,219人、40%以上は4,300人、30%以上は5,509人、20%以上は6,322人、10%以上は6,533人という結果でした。

平成30年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験の合格率は13%でした。データを前年と比較すると、出願者数は107%、合格者数は91%。公認会計士・監査審査会による公認会計士の魅力PR活動が実を結んでいるのか、受験者の増加が続いています。

<ココまでのまとめ>

・平成30年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験の合格率は13%。
・公認会計士試験受験者数の増加が続いている。

第Ⅱ回短答式試験 出題範囲の要旨

第Ⅰ回に続いて、第Ⅱ回短答式試験が5月27日(合格発表は6月22日)に実施予定です。

受験願書配布期間は平成30年1月15日~平成30年2月23日、受験願書受付期間はインターネット出願が平成30年2月9日~平成30年3月1日、書面による出願が平成30年2月9日~平成30年2月23日となっています。

今年1月17日、公認会計士・監査審査会のホームページに「平成30年公認会計士試験の出題範囲の要旨について」という項目がアップされました。内容は以下のとおりです。

公認会計士・監査審査会は、平成30年公認会計士試験第II回短答式試験及び論文式試験の実施に当たり、平成29年6月に公表した「出題範囲の要旨」について見直しを行った結果、一部において変更(経営学、民法及び統計学)を行いましたので、別紙のとおりお知らせします。

(注)別紙の出題範囲の要旨は、第II回短答式試験及び論文式試験に係るものであり、平成30年4月1日現在(租税法は、平成30年1月1日現在)施行(適用)の法令基準等によることとしますが、法令基準等の改正等に伴い変更が必要な場合等には、平成30年4月に確定版を公表する予定です。

4月に「確定版」が公表されるとのことなので、こまめにホームページをチェックするようにしましょう。

ちなみに、昨年(平成29年)第Ⅱ回短答式試験の合格発表を振り返ってみると、短答式試験受験者数は6,577人(一般出願者数8,121人から短答式試験免除者1,544人を除いた数)、合格者数は475人、合格率は7.2%でした。前回は第Ⅰ回短答式試験に比べて、第Ⅱ回短答式試験の内容のほうが「難しくなった」といわれましたが、今年はどのような変化がみられるのでしょうか。

ただ、現状ではその点は“予測不可能”なので、試験日までの1日1日を大切に、やれることをすべてやって試験に臨みたいですね!

<ココまでのまとめ>

・第Ⅱ回短答式試験の「出題範囲の要旨」見直しが行われた。確定版は4月公表予定。
・昨年は第Ⅰ回よりも第Ⅱ回短答式試験のほうが内容が難しくなったといわれている。

論文式試験に向けて

8月24~26日には公認会計士試験の本丸、「論文式試験」が控えています。

試験日までラスト半年、あらためてモチベーションを高めて臨みたいと思っている方も多いことでしょう。でも、これまでも一所懸命試験勉強を続けてきた人が、またギアをもう一段アップするのは簡単なことではありません。もう、すでに十分に頑張っているからです。

そんなときには、こんなモチベーションアップ方法をオススメします。

それは「ライバルを思い浮かべること」です。これまでもライバルと共に切磋琢磨しながら試験勉強を頑張ってきた人がいるかもしれません。そんな方は、日々、ライバルの顔を思い浮かべ「あいつはもっと勉強してる。絶対負けない!」と闘志を燃やしましょう。

「ライバルがいない」という方。ライバルをつくってしまいましょう。ライバルは仲の良い友人や身近にいる人でなくても構いません。予備校でいつも成績上位の見知らぬ人でも、ネット上で試験勉強ブログを書いている人でもよいのです。

共に同じ目標に向かって頑張っているライバルがいると思うと、1日1日の「最後のひと踏ん張り」が違います。ぜひ実践してみてください。

<ココまでのまとめ>

・8月24~26日には公認会計士試験の本丸、「論文式試験」が控えている。
・モチベーションをアップするためにライバルをつくろう。

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