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会計士試験合格者の「勉強のコツ」から学ぶこと
2017/10/13
コラム
会計士試験合格者の「勉強のコツ」から学ぶこと

会計士試験が終了して2ヵ月が経過しますが、すでに「次の会計士試験」の合格をめざし、勉強を始めているという方もたくさんいるでしょう。
そこで来年の会計士試験合格をめざす方に少しでも「有意義な情報」を……と思い、合格者の体験談やエピソードから、「合格するためのポイント」を探ってみました。
もちろん、これらは他の方の事例ですから、すべてが合うかどうかはわかりませんが、もし、ご自身に合いそうと思ったものがあれば、参考にしたり、取り入れてみたりするのもよいかもしれませんよ!

苦手科目を徹底して潰す

「試験日に合格できるレベルまでもっていくためには、逆算して勉強スケジュールを立てることが大事」。
このような話をよく聞くと思います。でも、逆算ってどうすればよいのかわからないという方もいるでしょう。
逆算するためには、ゴールを設定する必要があります。まず1つめのゴールは会計士試験の合格条件を見れば、自然と出てきます。
公認会計士・監査審査会のホームページには、次のような記述があります。

<短答式試験>
総点数の70%を基準として、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率とする。ただし、1科目につき、その満点の40%に満たないもののある者は、不合格とすることができる。

<論文式試験>
52%の得点比率を基準として、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率とする。ただし、1科目につき、その得点比率が40%に満たないもののある者は、不合格とすることができる。

つまり、40%を切る科目があると、他の科目がどんなにできたとしても「不合格」になってしまうので、まずは全体のレベルを底上げしなければなりません。
すべての科目で40%以上を取るには「苦手科目や苦手な論点を潰すこと」が不可欠です。
試験合格者のなかには、苦手科目や苦手な論点は必ず勉強する時間をもつようにしたという人もいます。苦手を克服することが合格への道ともいえるでしょう。

<ココまでのまとめ>

・会計士試験は40%に満たない科目があると不合格になる。
・そのため、苦手科目や苦手な論点を徹底して潰すことが不可欠。

仲間、ライバルをつくる

人と話す時間は無駄、勉強は孤独な戦い……このように考えて、いつも1人で勉強している方も多いと思います。
実際、勉強するのは自分の頭で、記憶するためには集中して取り組む必要があるので、この方法が間違っているわけではありません。
ただ、勉強仲間をつくっておくとメリットがある場合もあります。
勉強仲間をつくって会計士試験を突破した人は「ライバルを見つけることで、アイツには絶対に負けたくない! とモチベーションを上げることができた。自分にとってライバルは不可欠な存在だった」と話す人もいます。

実際のところ、1人で毎日勉強を続けるのは簡単なことではありません。
人は会話をすることでストレス発散になるので、同じ悩みや目標をもっていると、会話も盛り上がりやすく、リラックスもできるものです。
また、「人に教える」ということも、じつは記憶の定着には効果的です。人に教えるのは時間の無駄で、とにかくインプットしたいという気持ちもよくわかりますが、人に教えるということは自分が完全に理解していなければできないことです。
「それはなぜそうなの?」「ここはちょっと強引じゃない?」と途中でつっこまれて、はじめて自分も完全に理解していないと気づき、復習のきっかけになることもあります。
ずっと独学で息が詰まりぎみという方はライバルをつくるという選択肢を頭の片隅に置いておくとよいでしょう。

<ココまでのまとめ>

・ライバルをつくることでモチベーションアップにつながる場合も。
・人に教えることで自分が完全に理解するきっかけになることもある。

睡眠時間は「削らない」

限られた時間のなかで「合格」をめざすとき、睡眠時間を削ってでも勉強にあてたいと考えがちです。でも、睡眠時間をむやみに削ることはやめたほうがよいでしょう。
その理由は、勉強したことが頭に入らなくなるからです。せっかく必死に勉強したのに知識が頭に入っていかないのでは、何のために勉強しているのかわかりませんよね。
なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?

それは、睡眠の重要な働きの1つに「記憶の固定」があるからです。人の脳は睡眠中、日中に記憶したことを固定したり、新たな記憶と古い記憶を紐づけたりと、記憶にまつわるさまざまな活動を行っています。寝ている間に記憶を整理しておいてくれるなんて、脳はとても働き者なんですね。
でも、逆に考えると、どんなに日中に情報を脳に詰め込んだつもりでいても、しっかりとした睡眠をとらなければ「勉強した」とはいえないのかもしれません。
必要な睡眠時間は人によって差がありますが、日中あまりに強い眠気を感じる場合は、「睡眠不足の証拠」です。一度、睡眠環境を見直してみるとよいでしょう。

<ココまでのまとめ>

・睡眠は日中の記憶を固定させたり、古い記憶と紐づけたりする効果がある。
・睡眠時間の削減は、記憶の固定を妨げることも。

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