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8~9月は会計業界の採用活動が最も活性化するシーズン!
2017/8/25
コラム
8~9月は会計業界の採用活動が最も活性化するシーズン!

平成29年公認会計士試験の「論文式」試験は8月25~27日に実施されます。
この時期は「転職を考えている会計士または会計士の卵」にとっては非常に重要な意味をもっています。8~9月にどのような動きをするかで未来が本当に変わるかもしれません。
それはいったいどういうことなのか? 本編で詳しく説明していきます。

会計士試験後の転職市場

公認会計士試験は8月末、税理士試験は8月8~10日に実施されます。
じつは、税理士試験終了後の8月中旬から9月は最も会計士や税理士の採用マーケットが活発になる時期といわれています。
試験に集中していた未来の会計士や税理士が試験勉強から解き放たれて、就職・転職に力を割くことができるからです。
採用マーケットには年間の流れがある――このことを頭にしっかりと入れて、転職活動を行うことが成功するための1つのポイントになります。

おおまかですが、毎年2月中旬から確定申告がスタートするので、その前の12~1月にも求人・採用数が増えます。
次の波は3~4月です。確定申告がひと段落する3月末は退職者が増えるので、補充のための採用が行われます。そして、最もビッグウェーブがやってくるのが8~9月というわけです。

会計士の資格をまだもっていない会計士の卵、会計事務所での就労未経験者などは、この時期には「未経験者も採用」という案件が増えるので、間違いなく「チャンス」といえる時期です。
「資格も経験もない自分を雇ってくれるだろうか」と悩んでいる方は、ぜひこの時期に求人を毎日チェックするようにしてください。
忙しい時期は会計事務所もベテランだけではなく、多くの人の力を借りたいシーズンなので、入社したい資格や経験のない会計士の卵ともニーズがマッチするというわけです。
このWin-Winの状況をつくり出すことが転職活動を成功させるカギになるのです。

<ココまでのまとめ>

・8~9月は会計士や税理士の採用活動が最も活発になるシーズン。
・未経験や資格をまだ持っていない会計士の卵にもチャンスが生まれる。

未経験者にもチャンスあり

8~9月は「未経験者にもチャンスが増えるシーズン」ですが、とにかく履歴書を送れば合格するというわけではありません。
雇用する側にも未経験者を雇うだけでの意義(メリット)がなければ、転職活動はうまくいかないものです。
未経験者または資格をまだ保有していない会計士の卵の方は、8~9月の採用ビッグウェーブに向けて、ぜひ次のポイントを頭に入れて実践してください。

①相手(会計事務所)をよく研究する
「転職活動は恋愛にも似ている」といわれますが、それはあながち間違いではありません。
自分のことばかり話す人はモテないように、転職活動でも自分のアピールばかりする人は採用されにくいようです。
「なぜ、その事務所に入りたいのか」「他の事務所との違いはどこだと考えているのか」など、研究できる範囲で研究して、自分なりの分析を加えて、志望動機を考えましょう。
ハウツー本に書いてあるとおりの志望動機よりも、自分の考えを明確に書いてある履歴書のほうがポイントが高いのはいうまでもありません。

②自分の強みをアピールする
会計事務所を研究・分析すると同時に自分自身も客観的に研究・分析しましょう。
「これまで何を積み上げてきたか」「他の人よりも何が得意なのか、秀でているのか」「将来どのようなキャリアを描きたいと思っているのか」、自分自身のことがわかっていない人は他人にも説明することはできません。
ポイントは、自分の強みや長所を話すときは「思い(感情)」をできるだけ入れずに「論理的」に話すことです。たとえば、「強みは粘り強さです」というのならば、その根拠となる経験や行動について具体的に例をあげて説明しましょう。

③未経験だからこそ熱い思いを!
最後は「思い」です。多くの会計事務所は未経験者や資格をもっていない会計士の卵に実績や経験はそこまで求めていません(それを考えて、伝える努力は求めています)。
大きなポイントは、「入社したい、働きたい、貢献したい」という熱い思いでしょう。熱い思いを伝えるためには、面接で興奮状態になるということではなく、時間を割いてリサーチすること、考えつづけることが不可欠です。本気の思いは必ず伝わるものです。

<ココまでのまとめ>

・未経験者は雇う側の会計事務所に自分を採用するメリットを与えなければならない。
・研究と分析に時間を割くことが成功への近道。

自分に合った事務所を探す!

8~9月は入社しやすいシーズンだからこそ、「自分に合った会計事務所」を探してください。
「何となく履歴書を送る → 面接に呼ばれる → 何となく話をする → 入社決定」
この流れは転職活動に労力を割いていないので、「楽できていいや」と考える人もいるかもしれませんが、多くの場合、残念な事態を招くものです。それはお互いの要望をすり合わせていないからです。

たとえば、会計士試験の勉強をしながら会計事務所で働きたいと考えているAさん(28歳)。
8~9月は採用が増えるのでスムーズに会計事務所に入社しましたが、毎日のように残業があり、帰宅した頃にはヘトヘトで勉強の時間がまったく取れなかったというケースも珍しいものではありません。
自分と相手の研究・分析をして、それを伝える努力をしないと、このようなミスマッチを生むかもしれません。
8~9月は採用マーケットが活発だからと、簡単に転職活動を済ませずにチャンスだからこそ慎重な行動をするべきです。
ただ、会計事務所の内情などはネットだけではなかなかわかりづらい部分があることも事実です。
そんなときは転職アドバイザーに相談してみるのも1つの手です。使えるものは何でも使って、実りある転職活動を実現してくださいね!

<ココまでのまとめ>

・入社しやすいからと軽く考えて転職活動をすると、ミスマッチを生む原因に。
・会計事務所の内情を知るためには転職アドバイザーに相談するのも1つの手。

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