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監査法人や会計事務所の「面接」はココがポイントになる!
2017/7/14
コラム
監査法人や会計事務所の「面接」はココがポイントになる!

雇用側と転職希望者の「お見合い」のようなもの――。
採用の面接はこのように表現されることもあります。事実、男女のお見合いのように印象や会話の内容、立ち居振る舞いが合否を大きく左右することがあるものです。
面接がお見合いと大きく違うところは、「合格率を上げるポイントがある」という点です。
転職で成功を掴みたい人は、ぜひこのポイントをチェックして、身につけておきましょう!

事前の準備をしよう

面接の合格率をアップするために不可欠なことは「事前の準備」を徹底することです。
面接は会社に行って、採用担当者にお話をするものではありません。むしろ、相手のニーズを読み取り、それにマッチした自分の魅力をわかりやすく伝えることです。
ここを勘違いして、「素直に話をすれば合格する」と考えている人が少なくありません。

新卒の採用であれば“人柄”を重視するケースもあるかもしれませんが、経験者を採用する場合、雇用側は「すぐに活躍してくれるか」「今後伸びそうか」など、即戦力や将来性をチェックしています。
そのため、面接に準備をせず、ただ話をしにいこうとしてはいけません。それは戦場に武器を持たずに丸腰で出かけるようなものです。
「相手のニーズを読み取り、それにマッチした自分の魅力をわかりやすく伝える」ためには、まずは情報収集を徹底して行いましょう。
企業はどんな人材を求めているのか、ビジョンやミッションは何かなど、ホームページを見ればわかることはたくさんあります。
そこに無理に寄せて答える必要はありませんが(入社しても辛い思いをする可能性があります)、どうしても入りたい企業であれば、自身の職務経歴を整理して、どのように伝えればニーズにマッチするかを事前に考えるようにしましょう。
簡単にいえば、「イメージトレーニングをする」ということです。
これをするだけでも当日の緊張は軽減されますし、事前準備をやりきったという感覚があれば、残念な結果になったとしても気持ちの切り替えをすることができるはずです。

<ココまでのまとめ>

・経験者の転職面接は「人柄」よりも「即戦力、将来性」が重視される。
・相手のニーズにマッチした回答ができるように事前に準備を徹底する。

求められる「コミュニケーション力」

即戦力になり、将来性もある人ならば、全員が希望の監査法人や会計事務所に入社できるかといえば、「そうではありません」。
その理由は、監査法人や会計事務所の仕事は1人きりでするものではなく、チームで取り組むケースが多いからです。
どんなに優秀な国家資格所有者でも、周囲とうまく連携できない人、我が強くトラブルを起こしそうな人と思われると、採用担当者も二の足を踏むものです。
つまり、監査法人や会計事務所は「コミュニケーション能力が備わっているか」も重視しているのです。
1人で仕事をするほうが得意な人は独立開業やフリーランスなど、就職とは違う道があるので、「コミュニケーション能力がなければダメ」と言っているわけではありません。あくまでニーズとマッチングの話です。

では、面接官はどうやって面接の短い時間でコミュニケーション能力をチェックしているのでしょうか?
テランになると、会話や目線である程度見分けられるといいますが、多くの面接官は「過去の経験談」を聞くことで、その人のコミュニケーション能力をチェックしています。
たとえば、数人から数十人でチームを組んでチーフのポジションに立って仕事をけん引したという経験のある人と、チームでの仕事の経験がなく、ほとんど1人で仕事をしてきたという人では、前者のほうが「コミュニケーション能力がある」と判断されるでしょう。
実際のところは、面接の時間では見極められないかもしれませんが、逆にいえば「過去の実績」でしか判断することができない部分です。
みなさんも転職の面接を受ける際は、「個人としての優秀度」だけをアピールするのではなく、「チーム内での成功体験」もあわせてアピールするようにしましょう。

<ココまでのまとめ>

・監査法人や会計事務所の仕事はチームで取り組むので、転職者には「コミュニケーション能力」も求められる。
・面接官は「過去の実績」から判断することが多いので、面接では「チームで活躍した経験談」をアピールする。

知っておきたい「面接のタブー」

最後に、面接でやらないほうがいい「タブー」を紹介します。
しっかり準備をして面接に臨んでも、これをやってしまったために不合格になったのでは残念すぎるので、このポイントもぜひチェックしておいてください。

<丸暗記の答えをそのまま言わない>

「事前の準備が必要と言っておいて逆説的」と思われるかもしれませんが、イメージトレーニングをすることと、丸暗記の答えをそのまま言うのは全く意味が異なります。
そもそも、自分が勝手に想定した質問がそのままされるわけではないのに事前に丸暗記して回答すると、必ず面接官との間に微妙なズレが生じるものです。
「聞いている質問と、答えが微妙に違う」、こう思われてしまうと減点対象になってしまいます。
一生懸命暗記して答えている姿は真面目でプラスの面もあるかもしれませんが、相手の言っている内容を理解して答えを返す「会話のキャッチボール」は、コミュニケーション能力をチェックするうえでも重要なポイントです。
事前の準備で「自分の軸」をしっかりと持ち、当日は柔軟に対応できるようにしましょう。

<清潔感を大切にする>

これはシンプルなことですが、とても大切なことです。
繰り返しになりますが、監査法人や会計事務所の仕事はチームでするもので、なおかつクライアントがいるものです。
不潔な人間と働きたいと思う人はいませんし、クライアントに会わせようとも思いません。
髪、爪、シャツの襟や袖、ジャケットのシワ、ネクタイのシミ、メガネの汚れ、靴の汚れなど、前日に明るいライトの下で必ず服装をチェックするようにしてください。
ここで落とされるのは、本当にもったいないことです。

<ココまでのまとめ>

・丸暗記した回答ばかりする人は、会話のキャッチボールができない=コミュニケーション能力がない人と判断される。
・清潔感のない人と働きたい人はいない。前日に服装の徹底チェックを!

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