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成功の陰に多数の失敗あり! みんなの「転職失敗談」まとめ
2017/5/26
コラム
成功の陰に多数の失敗あり! みんなの「転職失敗談」まとめ

転職をしたら今よりも「明るい未来」が待っている――。
これから転職をする人の多くがこのように考え、次のステップへと進んでいくのではないでしょうか? 実際に、この通りの未来予想図を実現する人がいる一方で、残念ながら予想とは全く違う未来になってしまう人もいます。
この違いは一体どこにあるのか?転職失敗談から、その原因を探ってみたいと思います!

残業地獄にハマって・・・

最初に紹介するケースは、「事前に確認した情報と入社後の環境で大きな差があった」という、Aさんの転職失敗談です。
Aさんはアルバイトをしながら税理士試験の勉強をしている25歳の男性です。現在は5科目中3科目に合格していて、ゴールが少し見えてきたことから税理士事務所で実務経験を積みながら、残りの科目の勉強をしようと考えました。

そこでAさんは早速、家から3駅隣の税理士事務所が人材募集をしていたので面接を受けることにしました。
面接では、「税理士試験の勉強をしたいので、定時であがりたい」と、自分の置かれている状況と要望を口頭で伝えていました。面接官からは「仕事と税理士試験勉強の両立は可能。他にも同じような状況の社員がいる」と伝えられ、安心したAさんは他の事務所と比較することなく、最初に面接を受けたその事務所で働くことにしました。

ところが・・・です。
入社してみると、事務所は若いスタッフが大半で、Aさんに丁寧に仕事を教えてくれる人はいませんでした。
与えられた主な仕事は会計ソフトに入力するというシンプルなものでしたが、適切な指導がないため、ミスをする→やり直す→またミスをするという悪循環に陥ってしまったのです。
結果、Aさんは当初の要望が叶わず、毎日残業をすることになってしまいました。当然ながら、税理士試験の勉強をする時間などありません。その後、Aさんが税理士試験に合格したという話は残念ながら聞いていません。

<ココまでのまとめ>

・事前に確認した情報と入社後の環境で大きな差があるケースもある。
・Aさんのように面接官の言うことを鵜呑みにするのは危険な場合も。

気持ちの整理がつかず・・・

続いてのケースは、「転職活動をはじめたものの気持ちが定まらず中途半端な気持ちのまま断念した」という、Bさんの転職失敗談です。
Bさんは中堅税理士事務所で働く33歳の女性です。よくネットなどで目にする「転職をするのであれば35歳まで」という“転職35歳限界説”を何となく気にしながら働いていたBさんは、帰宅後に転職サイトをチェックするようになりました。
特に今の事務所に不満があったわけではありません。ただ、「今を逃したら、もう転職のチャンスはないのではないか?」という実体のない不安から、転職活動をはじめたBさん。転職してチャレンジしたいことも定まらないまま、働きながら他社の面接を受けはじめました。

Bさんはキャリアをコツコツと積みあげていたため、面接まではスムーズに進みました。ただ、面接では「志望動機」を聞かれます。これが難関でした。なぜなら、Bさんには“明確な志望動機”なんてなかったからです。
結果、面接官にどのような仕事をしたいか問われても、「今までのキャリアを活かして御社に貢献できれば」などという曖昧な回答しかできず、半年の間転職活動を続けましたが、内定をもらうことなく断念することになってしまいました。
今もBさんは「今の事務所でいいのだろうか」と、モヤモヤした気持ちを抱えながら働いているそうです。

<ココまでのまとめ>

・「転職35歳限界説」などの根拠のない情報に踊らされて転職をはじめても、うまくいかない可能性がある。
・志望動機が不明確だったBさんは今もモヤモヤしながら働き続けている。

転職に失敗する人の共通点とは?

それでは最後に、AさんとBさんが「なぜ転職活動で失敗したのか」を振り返りながら、分析してみましょう。
まずはAさんのケース。
一見すると、「面接のときにちゃんと自分の状況を伝えていて、相手からも了承を得ているのだから、事務所側が悪い」ように思います。確かに、それも否定できませんが、Aさんが大きな過ちをおかしていることも事実です。
それは転職に関する知識がほぼないにもかかわらず、他の事務所と比較することなく、最初に面接を受けた事務所に何の疑いもなく入社を決めてしまったことです。
転職の経験があったり、転職活動を続けていたりすると、「求人情報」や「会社の雰囲気」、「面接官の対応」など、さまざまなところにアンテナを張り、違和感を見つけ出すことができるようになります。事務所は良いことしか言わないものなので、できれば複数を比較してから選んだほうが失敗する確率は低くなるでしょう。

続いてBさんのケース。
Bさんは税理士事務所でキャリアを積んできた人なので、「転職をしよう」という強い意志があればできる人です。でも、採用する側も「なぜ転職したいのか」「転職して何をしたいのか」が明確になっていない人を採ることはまずありません。
なぜなら、転職してきてからの働く姿をイメージすることができないからです。
転職は、採用する側とされる側の両方がハッピーになる、Win-Winが前提の活動です。「自分がしたいから」だけでなく、面接では相手が欲しいと思う情報を提供することが大切です。転職を考える際は、転職の動機や転職先に与えるメリットを必ず明確にするようにしましょう。

<ココまでのまとめ>

・転職の際は、複数の事務所を比較・検討してから入社を決定する!
・相手が採用したくなるような情報を事前に明確にしておく!

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