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修了考査に向けて、直前だからこそ「やっておくべきこと」とは?【後編】

修了考査に向けて、直前だからこそ「やっておくべきこと」とは?【後編】

修了考査の本番、12月17日(土)、18日(日)まで残りあと数週間。いよいよ「公認会計士への道」もゴールが見えてきましたね。そんな今だからこそやっておくべきこと、考えておくべきことをまとめます。年に一度しかない「修了考査」の受験で後悔しないためにやれることは全てやっておきましょう!

マイナビ会計士編集部

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修了考査の対策

71.8%――。

これは昨年の平成27年度修了考査の「合格率」です。詳しく見てみると、願書提出者は1,954名で受験者は1,811名。合格者数は1,301名と公表されています。このデータを見ると、3割弱の方は残念ながら修了考査に落ちてしまい、昨年は公認会計士になれなかったということがわかります。

「公認会計士試験に合格して、実務経験も積んだのだから、修了考査は落ちないだろう」、そんな油断は禁物です! 最後まで気を緩めずに準備を進めましょう。

修了考査は全体から包括的に出題されるので、「苦手分野を潰しておくこと」が1つのポイントになります。テキストを解くうえでも、間違ったところを繰り返し解き直し、全体的にバランスよく得点できるようにしたいところです。

短答式試験、論文式試験を乗り越えてきた合格者のみなさんは、既に自分の苦手分野を理解しているはずです。計算問題が苦手な方は試験本番までに1問でも多くの例題を解く、理論問題が苦手な方はテキストの覚え込みにかける時間を増やすなど、自分に合った対策をとりましょう。修了考査の「一発合格」を目指すためには、「己を知ること」。これが最大の攻略法と言えるかもしれません。

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修了考査に合格した後は?

修了考査の合格発表は、受験から約4カ月後の平成 29 年4月 10 日(月)に行われる予定です。「公認会計士への道」の全体像を把握するために、合格後の手続きの流れも解説しておきます。

修了考査に合格すると、日本公認会計士協会から「修了考査合格証書」が送られてきます。ですが、この合格証書では公認会計士の登録手続きを行うことはできません。

登録手続きを行うためには、下記3点の書類の写し(コピー)が必要になります。

①公認会計士試験合格証書
②実務補習修了証書
③業務補助等の報告書受理番号通知書

「実務補習修了証書」は修了考査合格通知から2カ月後を目安に実務補習機関・団体から簡易書留で郵送されます。これら3点を用意し、登録手続きでは「履歴書」「住民票」「戸籍謄本」など、さまざまな書類も必要になるので、詳しくは下記サイトをチェックしておいてください。
https://www.hp.jicpa.or.jp/app_kaigyo/kaigyo_tebiki.pdf

登録手続きは「公認会計士への道」のゴール目前のところ。正式に登録が終了すれば、これであなたも晴れて「公認会計士」を名乗ることができます。書類の漏れなどがないように、しっかり手続きを終わらせてくださいね。

就職・転職活動は修了考査の合格発表前と後、どちらが有利?

最後は就職・転職にまつわるお話をして終わりにします。よく聞くのが「転職活動は終了考査に合格する後のほうが有利なの?」という質問です。

これに関しては、以前は「合格後のほうが有利です」という回答が一般的でした。

でも、最近はこの定説が崩れはじめていると言われています。以前は「公認会計士」の肩書がないと即戦力にならないので、採用がためらわれていたケースもありました。

ですが、最近は「人材不足」の影響などで、修了考査合格前でも積極的に採用する企業が増加しています。特に、中堅税理士法人やIPOコンサルティング会社でその傾向が強いようです。

そのため、「修了考査に合格するまでは動かない」と決めつけず、情報収集だけでも今の段階から進めておくとよいかもしれません。

「良い情報」をライバルよりも「早く」得ることができれば、それだけ就職・転職活動は有利に進められる可能性が出てきます。それに就職・転職は、トライしてみてダメであればまた別を探せばいいことなので、情報収集をしておいて損はないでしょう。

現在はAIの出現、コンピュータ化が進んでいることで、情報は日々変化するものです。

もしかしたら、「あなたの常識」はいつの間にか「世界の非常識」になっている可能性も十分にあります。

そのため、頭でっかちになることだけは避けたいですよね。世の中の動きに対して柔軟に動けるように準備だけはしておきましょう。

今回は「前編」「後編」の2回に渡って、「修了考査」の対策やそれにまつわるお話を紹介しました。いかがでしたか?

最後の最後にみなさんへ送るアドバイスとしては、「修了考査ではとにかく答案用紙を埋めること」です。白紙の答案用紙で点数を得られることはありません。

解けない問題でも、自分が気づいたことやヒントになりそうなことを書いておけば、最後に見返したときにパッと閃くかもしれません。

それに答案用紙が白紙よりも何か書いてあるほうが精神的にも安心するものです。修了考査は長丁場の闘いなので、解答用紙を埋め尽くすためにも当日に備えて体力は十分につけておいてください。たくさん食べて、たくさん寝る。それが本番で実力を発揮するための確実な方法です。

それでは、みなさんが終了考査に無事に合格して、晴れて「公認会計士」になる日を楽しみにしています! 体調に気をつけながら、万全の準備を整えてくださいね!

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