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ベンチャー企業へ転職する公認会計士は
“勝ち組”か?
2016/04/08
コラム
ベンチャー企業へ転職する公認会計士は“勝ち組”か?
ベンチャー企業の魅力とは?

今回、注目するのは大手監査法人からベンチャー企業へと転職する公認会計士。彼らはなぜ、“豪華客船”のような安定した場所から“ボート”のような小舟に乗り換えて、荒れ狂う大海原へ出て行こうとするのでしょうか?

彼らの気持ちを理解するためには、まず「ベンチャー企業がどのような組織か」ということを知る必要があります。ベンチャー企業は新興企業、少人数の企業という意味で使われていますが、中には数百億円クラスの年商をあげる会社もあります。

つまり、ベンチャー企業=零細企業ではないということ。IT業界はまさにその良い例で、20代の若手社長がつくった会社のサービスが大手企業に採用されて、一瞬で億万長者になるという話も、最近の日本でも珍しいものではありませんよね。

そんなベンチャー企業の良い点としてあげられるのが、大手と比べて社員一人ひとりに多くの権限が与えられるので、やりがいがあるというところ。ただ、これは自由という意味ではなく、大きな責任がついてまわることを意味します。

大手監査法人から転職した公認会計士Aさん

論より証拠。実際に、大手監査法人からベンチャー企業へと転職した人のケースを見てみましょう。40代のAさんは大手監査法人で10年以上働き、転職を考え始めた頃は「シニアマネージャー」の肩書きになっていました。

Aさんが転職を考えた理由は、「新たなステージで活躍したかった」「成長性のある分野で自分の力を活かしたかった」など、いくつかあるようです。Aさんは転職エージェントのアドバイザーと相談しながら、転職活動を進め、最終的に経営者が同世代であるIT系ベンチャー企業へ入社することが決まりました。

転職先でのAさんの新たな役職は「最高財務責任者」。つまり、「CFO(Chief Financial Officer)」です。この転職が成功か、失敗か、はたまた、同じ会計士から見て羨ましいものか、そうでないかは当然ながら意見が分かれるところでしょう。

ただ、間違いなく言えることはAさんの希望である「新たなステージで活躍したかった」「成長性のある分野で自分の力を活かしたかった」の準備は整ったということ。あとはAさんの頑張り次第ですが、それだけでも意義のあることではないでしょうか。

経営企画に参加したければベンチャー企業?

Aさんの転職ケースは、ベンチャー企業へ移る会計士にとって学びの多い好例だと思います。実際のところ、大手監査法人で役員になって、経営に携わることは誰もができることではないでしょう。はっきり言えば、そのイスは限られたごく一部の人間しか座れないものです。

しかし、大手監査法人内での昇進は厳しくても、ベンチャー企業であれば役員(例えばCFOなど)として迎え入れられる可能性がグッと高まります。もちろん、会計士としての実力・実績がなければ話になりませんが、ベンチャー企業は一人ひとりに求められる力と役割が大きいので、優秀な人間であれば良いポジションに就ける可能性があるのです。

冒頭で書いた通り、大手監査法人からベンチャー企業への転職は、豪華客船からボートへ乗り移るようなものなので、多大なリスクは付き物ですが、「どちらが幸せな人生か」は自分にしかわからないものです。

どちらにせよ、実現するかはさておき、「このような選択肢がある」というのは会計士にとって明るい話題だと思います。

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